初めて本格的なコンクリート型枠を組んだ。
先ず大変だったのが、資材と道具を揃える事。資材も、ホームセンターで購入すれば
大抵のものは揃うが、問題は、一回しか使わないという事。なので、一からホームセンターで
材料をそろえては、コストに無駄が生じる。という訳で、手持ちの材料と道具を
駆使して型枠を作らなければならない。
しかも、ばらした型枠を捨てるにもコストがかかるから、型枠をさらに合板まで戻して、
小屋の床板下地等として仕える状態にできるよう、色々考えた。
その工夫の一つとして、型の、コンクリートに接する部分には、不要な養生合板を張ったり、端面に
透明テープを巻くなど、コンクリートの水分による悪影響を避ける工夫をした。
スロープ部分には、鉄筋、ワイヤーメッシュ、昔買ったソファーの骨組みなど、
鉄系のものを色々仕込んでしまう。これでもクラック予防になると思う。
カーポート側からは、コンクリートを流し込む穴と、アンカーボルトを施工した。
アンカーボルトは、鉄筋に軽く番線で縛っただけなので、斜めになっているが、
コンクリートを流し込んだ後に、正しい位置に修正する。
コンクリートを流し込む穴
ここから多量のコンクリートを流し込み、なおかつ、スロープ部分も同時に施工するという
少々難題な工事を行う。
コンクリート施工時に、型枠にかかる力は相当なものである。型枠がずれないように、各部に補強を
行う。例えば水色の鉄棒と自動車用のジャッキ。これでコンクリートが型を押し広げようとする力に対抗する。
これで十分かどうかは、実のところわからない。
打ち込みは来週の予定。
型枠作成は、予想以上に大変で、型枠大工さんは一日こんな仕事をしているのかと、神妙に思った次第。
高層ビル建設現場なんて、想像を絶する過酷さだろう。
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