はんしん 木ここちの家 長期優良住宅

　長期優良住宅で有り、地域ブランド化住宅事業で採択された家が完成を迎えています。


　２４年度に採択されましたが、第１期で採択されたので、完成物件としては早い方だと思います。


　この家の仕様ですが、阪神間の気候、風土を考えてグループで討論しながら作り上げたのですが、出来上がってみると、当社の標準仕様から余り変わっていなかったんです。


　他のグループの中にはこのブランド化住宅の為に、従来の仕様から大幅な仕様変更をして国の採択を受けたようです。

　お客様には当社の仕様から大幅な変更を強いる事無く、補助金を受ける事が出来ました。これはお客様にとっても良い事で、ブランド化住宅の為に多くの出費をする必要が無かった事に成ります。


　メーカーの営業さんなどに聞くと、グループを組んで採択されたけれど、この為に作った仕様の住宅が売れずに困っていると聞きました。


　余りにも採択を受ける為に作ったのでお客様に受け入れられなかったのか？


　
　メーカーや建材販売店などが主導して、この事業の為に仕様を決定して採択されたグループが多いようです。


　採択された後で、実際に販売する工務店に仕様を説明して、売ってくださいとお願いしているケースが殆どなんですね。


　本末転倒な話じゃないかと？　採択される為に作った家がエンドユーザーに受け入れられるのか？


　メーカーさんや建材店が売りたい為の家？


　地場の工務店で建てるお施主様は、そのような家を望んではいないはずです。


　採択され田グループは棟数分の補助金を受ける事が出来ますが、殆ど消化できないグループが幾つも有るんじゃないでしょうか？


　私の所属したグループは殆ど消化できたようです。　


　私の会社では後１棟しか出来ません、　１社に付き５棟までの制限が付いています。


　今ならまだ間に合いそうですね。

　

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