バンコク日記１

はじめてのバンコク一人旅です。ホテル代を１０００円ケチって旧館を選んだらロビーは超豪華なのに部屋はスーパークラッシックです。部屋の中央にあるテレビもまったく映る気配がありません。いきなりブルーです。まあ、落ち込んでいても仕方がないのでホテル周りを探検に出かけました。タイは大通り以外すべて袋小路が基本です。ホテルの周囲をぐるっとするだけでも文字通り探検になってしまう可能性があります。ちょうど一周したあたりにあったオープンカフェで早い夕食をとることにしました。タイ風焼きそば（パッタイ）とオレンジジュースを注文しました。「ここ涼しくないでしょ」お店のお姉さんが自分が涼んでいたテーブルに手招きでわたしを招待してくれました。店中でオリンピック観戦をしています。日本もタイも出ていない男子体操ですが、ちょうどいい暇つぶしになります。お姉さんが時々話しかけてくれます。少し気力を取り戻してからホテルに戻りました。フロントで「テレビが壊れています！」と（翻訳機を使って）言うと「ＯＫ！」とすぐにスタッフを寄越してくれました。テレビは壊れていたんじゃなくて調整不良だったようです。すぐにクリアーな画像になりました。タイ語でクレヨンしんちゃんを放映していました。少々メディアリテラシーをかじっていますが、タイのテレビは単純に見ていて飽きないです。これで楽しいホテルライフになりそうです。

２５周年

しばらくぶりのディズニーシーです。生憎の雨です。タワー・オブ・テラーを初体験しました。連れは建物を出るとすぐに「つぎ来たらまた乗りたい！」と言いましたが、わたしは「……」でした。なかなか怖いアトラクションですね。

聖橋

飯田橋でＮＰＯ法人授業づくりネットワークの事務局会議がありました。先日終わったばかりの夏集会の総括と来年度の開催地を相談しました。ちなみに、この夏の集会は２００人近い参加者を仙台に集め大盛り上がりでした。いま仙台には約３０名の東北青年塾という精鋭集団がいて、夏集会を裏と表の両面からサポートしてくれました。内容面では新しい試みである若手教師の授業コンクール「ｍｉｎｉ‐１グランプリ」、お笑いコミュニケーションの教育技術としての可能性をナマ提案した「お笑い教師祭り」が集会参加者の目を釘付けにしました。集会の冒頭と締めの２人のゲストスピーカーによる講演も従来の授業づくりを見直す強い刺激を与えてくれました。授業づくりネットワークはいつも新しい試みに挑戦し、そのため時には誤解を招くこともありますが、従来の教育にない新しい方法を提案し続けている点が自慢です。一つの見方に囚われない多様性が授業づくりネットワークの魅力かなと思います。

聴解

あたらしいタイ語の先生の初レッスンがありました。「ニットが市場に行って、バーゲンでたくさんマンゴーを買った」という聴解問題を中心に３時間のレッスンです。声調や発音記号も一つずつていねいに教えてもらいました。あっという間の３時間でした。

仙台集会

昨日、一昨日と福祉大で授業づくりネットワーク２００８in仙台がありました。全部のプログラムが終わった後の連れの一言が「最後に講演した先生の話し方、塚地に似ていたね」でした。感想はトホホでしたが、チョー楽しい集会だったということで意見が一致しました。

討論技術

名古屋で討論技術をテーマにした集中講義をしました。学生たちは砂が水を吸い込むように討論技術の土台となる発想とスキルを学んでくれました。ある学生はレポートの終わりに次のように書きました。「今まで私は表面上の意見でしか人の話を聞けていなかったし、自分自身も考えが薄かったことに気づかされる講義だった。もっと人の内面的な意見をしっかり聞き、自分の考え方もしっかりしたものになるように心がけようと思った。遊びのような内容もたくさんあったが、１つ１つにちゃんと意味があり、人とちゃんと向き合うことを教えられる講義だった」。感激のコメントです。講義中のアクティヴィティーを考えながら体験してくれていることがわかります。徹底したアクティヴィティー中心のプログラムです。３年がかりで完成させたプログラムです。都合で来年は講義がなくなるそうです。これ、どこかの大学でそのまま使ってくれないかなあ。めっちゃお買い得だと思います。

夏研修ツアー

夏研修ツアーが始まりました。いまは東京の女子大で集中講義の真っ最中です。１日４コマの授業は体力的には少ししんどいですが、学生が笑い声で応援してくれるので楽しくやれています。馴染みのタイ料理屋で食べるタイ料理も楽しみです。まだしばらくツアーが続きます。