上條晴夫ブログ日記

日常性の教育学

討論技術

2008-08-07 19:11:02 | Weblog
名古屋で討論技術をテーマにした集中講義をしました。学生たちは砂が水を吸い込むように討論技術の土台となる発想とスキルを学んでくれました。ある学生はレポートの終わりに次のように書きました。「今まで私は表面上の意見でしか人の話を聞けていなかったし、自分自身も考えが薄かったことに気づかされる講義だった。もっと人の内面的な意見をしっかり聞き、自分の考え方もしっかりしたものになるように心がけようと思った。遊びのような内容もたくさんあったが、1つ1つにちゃんと意味があり、人とちゃんと向き合うことを教えられる講義だった」。感激のコメントです。講義中のアクティヴィティーを考えながら体験してくれていることがわかります。徹底したアクティヴィティー中心のプログラムです。3年がかりで完成させたプログラムです。都合で来年は講義がなくなるそうです。これ、どこかの大学でそのまま使ってくれないかなあ。めっちゃお買い得だと思います。