おはようございます。ミケランジェロです。
先月29日に新型コロナウィルスによる肺炎で亡くなった志村けんさん、、、
実は子どもの頃から大好きで、訃報を聞いた時は、しばらくショックで放心状態でした。
心にぽっかり穴があいたような感じで、追悼番組を見るたび、笑って泣いてしまいます。
私のような、知人でも親戚でもない一般人がこれだけショックを受けているので、同じように思う方が世界中にたくさんいることと思います。
思えば、志村けんさんの笑いは、誰も傷つけることなく、幅広い方に笑いを提供する、そんな姿勢は、医療にも通ずるところがあると思います。
私が看護師としての原点になったもう一つに、パッチアダムスという映画があります。笑いを治療に取り入れた実在した医師の話です。
笑いとは、自律神経のバランスを整えて、ガン細胞や細菌に感染した細胞を死滅させる力をもつNK細胞を活性化するという免疫力の向上も言われていますが、最近では、リウマチ患者さんの痛みが減少したり、糖尿病患者さんの血糖値が改善したりとよい効果があることがわかっています。
さらに、ユーモアとは、心と心の触れ合いから生まれ、相手に対する思いやりが原点と言われています。志村けんさんの笑いは、笑いに対する情熱に加えて、相手を傷つけることない、人に対する思いやりの心があるからこそ、これだけ多くの方を魅了したのではないかと思います。
看護師として、現在の医療では改善が厳しい方にお会いすることもあります。また、辛く、ストレスを抱える方も多くいらっしゃいます。
そんな方に、少しでも楽になれるような、一瞬でも痛みや辛さを忘れられるような声かけや接し方を、ユーモアのセンスを磨いて精進していきたいと思います。
連日、世界中で感染者が拡大している緊急事態に直面していますが、命を大切に、今できる最善のことを考えて行動していきたいと思います。
きづきリハビリ訪問看護ステーションホームページも見て下さいね!