前回の続き、伊豆地区の水産関係施設等の見学です。
伊豆地域の下田には、船舶の安全航行を見守る、石廊崎灯台があります。
昔から、石廊崎は航海の難所で、この沖の岩礁で座礁、難破する船も多かったことから、明治4年に灯台が設置されたとのことです。
当日は天候も良く、ここからはるか沖まで見通すことが出来ました。
次に訪れたのは、下田市田牛(とうじ)地区にある、「龍宮洞」と呼ばれる景勝地です。
直径50メートルほどの天窓が広がる洞窟です。
この洞窟は、地層の弱い部分が波で削られたことによりできた海食洞だそうです。
駐車場から階段を降りると、波打ち際まで行くことが出来ます。
自然の雄大さを感じることが出来ました。
最後に、水産・海洋技術研究所 伊豆分場です。
ここでは研究員の方から、伊豆周辺の漁業や金目鯛の人工生産についてのお話を聞かせていただきました。
また、研究施設と併設されている展示施設の見学、施設で飼育している魚への餌やりを体験させていただきました。
さらに、近くの漁港に移動して、イセエビの資源状況などを推定するすることを目的に調査が行われている、イセエビの稚エビコレクターという装置を引き上げて得られた生物を観察させていただきました。
今回はタイミング良く、稚エビが採集されたので、じっくりと見せていただきました。
透明感があって、普段目にしているイセエビとは全く様子が違います。
資源を把握して管理に生かしていくための研究が垣間見れたことと思います。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。
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