静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

水産関係の講義「しらす

2021年05月20日 20時31分46秒 | 授業・講演

静岡県水産・海洋技術研究所の水産技師を招いて行った講義、今回のテーマは「しらす」です。

先日、「しらす」が大きくなると何になる?という質問をしたら、「しらす」という答えをした生徒がいました。
「しらすとは?」というところから勉強しました。

今回は、イワシの稚仔漁の「しらす」についての講義です。
そのイワシの「しらす」と言っても、魚種によって特徴があります。
その見分け方、漁法や漁場のできる場所、生態などの基礎知識を学びました。

また、「しらす」の加工品の一つの「ちりめん干し」の中に時々見られる、甲殻類の幼生や他魚種の稚仔魚など、いわゆる「チリメンモンスター」探しも行いました。
資料を基に、どんな魚の稚仔魚なのか、調べました。

 

シラスは大変なじみのある水産物ですが、こんなモンスターがいることなど、まだまだ知らないことが多いことに気付かされます。
魚を捕る技術はもちろん大切ですが、いろいろなことに興味を持って学んでほしいものです。

 

※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
  漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
  「Zoom」による説明も可能です。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
  をご覧ください。


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