静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

静岡県地震防災センター見学

2024年09月02日 11時53分10秒 | 研修・見学
8月28日

インストラクターさんの案内で、静岡県地震防災センターの施設を見学しました。
地震防災センターは、地震がおこる仕組みや揺れの体験装置、津波の発生原理や速度・高さなどのほか、これらの災害に対する備えについてわかりやすく学べる施設です。


最初に、大規模地震が起こる原因とされる地球にあるプレートの状況を学びました。
日本付近には、北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピンプレート及び太平洋プレートの4つのプレートがあることを学びました。
また、年月をかけてプレート同士がぶつかり合うことで蓄積されたエネルギーが一気に解放されることで大規模地震が発生することを学びました。
さらに、大規模地震はプレートの境界付近で数多く発生していることも学びました。


大規模地震が発生した場合の揺れかたを体験しました。
生徒諸君は、揺れに対応した動きをとっていました。若いですね。
体験した機械よりも大きく揺れる場合もありえるので、大丈夫だと思わずに、揺れた場合の対処を想定してくださいね。


津波について学びました。
津波は、想像以上に早い速度で、その力はとても大きなものです。
津波の襲来が想定される地域では、地震の揺れがおさまったら安全を確保しつつ、安全な場所に迅速に避難することが重要です。

当学園の宿泊棟は、想定される大規模地震に耐える構造と津波よりも高いフロアがある津波避難ビルとなっています。
もしも大規模地震が発生した場合には、宿泊棟の4階に逃げてください。
食料や水の備蓄も準備してありますので、その時は落ち着いて行動しましょう。
普段からイメージトレーニングをしておきましょう。

南海トラフ地震についての講義を受けました。
地震がいつ来るのかについて正確に予知する技術はありません。
しかし、いつかは発生すると考えられています。
そこで、常日頃から、万が一の際の備えが重要となります。
自分の事として考えてくださいね。

コメント
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