大型定置網の漁業実習、残りの生徒が行ってきました。
さて、やった内容は先週同様なので、写真で紹介しますね。
この日の入網は、アジ、サバ、シイラ、カマスなど。
定置網にはざっと、200種類以上の銘柄が入網します。
ちなみに、銘柄というのは同じ魚種でも、大きさにより細かく分けたもの。
例えば、
スルメイカでも小さいのは「ムギイカ」
アジの幼魚は「ジンダ」
などですが、出世魚のブリは
ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリ
と4銘柄になります。
同じ場所にあるのに、たくさんの魚が捕れる定置網。
たまに「あっと驚く」魚も入りますよ!
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
7月の見学会は27,28日です。
8/17、18はオープンキャンパスもありますよ!
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html
園長のつぶやき
漁業現場を見学して、生徒が思うのはベテラン漁師の手際(てぎわ)の良さです。
自分との違いを知るだけでも、見学した価値があります。
「一人前の漁師になるのに10年かかる」
と言われます。
いくら学園で技術を身につけても、ベテラン漁師とはぜんぜん違います。
それでも、少しでも差を減らして、現場で役に立つ人に育つことが大事です。
ちなみに、定置網は免許があって、決められた場所に網を設置します。
その中で、微妙(びみょう)に位置を変えます。
これで入網漁が格段(かくだん)に違うことがあるんですよ。
位置を決めるのは船頭(漁労長)です。
海の中で、魚がどう行動するのか読める人が、優秀な船頭です。