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静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

ショーバイの始まり!?

2018年12月04日 09時00分00秒 | 実習

待ちに待った、ショーバイ(カツオの一本釣り操業実習)です。
見張りの写真を見ると、まだ船酔い中の生徒もいるようです。


しかし!船酔いも忘れてしまうのが一本釣りです。
写真は水産高校の生徒ですが、学園生も元気にやったはず!
・・・と思ったら、まだ釣り台に立っただけでした。
でも、すぐに操業写真が送られてくるでしょう。
虹も出たようだし!

水産高校引率職員の日誌です。
航海10日目。南下しながら調査中。午前中は凪が悪かったが、午後より風が落ちて良くなってきた。南方の青空と風が心地良い。学園実習生は朝から日没まで探魚見張りを頑張っていた。静岡から南に約1000海里付近、実習生の体調と怪我には十分注意を払う。
航海11日目。貿易風が強く吹く中、昨日の南方を調査した。良い群の反応はなかった。日没後は進路を東に向け航海中。漁業学園実習生は今日初めて釣台に立つことができ、期待を膨らませているに違いない。僚船の三重県の実習船「しろちどり」は本船の北方を調査中。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
この遠洋航海実習ですが、学園職員も2名が同行しています。
もちろん、帰港するまで休日なしです。
さらに明るいうちは生徒の実習指導ですが、夜も仕事があります。
主なことは生徒の進路指導です。
この実習が終わると、すぐに二学期の終業式となり、三者面談があります。
面談では、保護者に対して就職先の説明を行います。
ですから、遠洋航海実習に行っている期間中に何度も生徒と面談し、就職先の希望を確認します。

実際には乗船の前に、就職先の希望はほぼ固めてあります。
でも、実際に船の生活を経験すると考えが変わることも少なからずあります。
また、職員から見て適性に問題があることが分かることもあります。

そんな訳で、引率職員はずーと仕事です。
私も頭が下がります。