いよいよ実習船やいづでの生活が始まります。
これから出航までは停泊した船での実習となります。
さっそく、カッパの収納。
続いて、乗船式です。
船長、水産高校の指導教員からのお話しがあり、生徒の自己紹介が行われました。
船長からは「自分の身は自分で守る」と言う一番基本の話しがありました。
生徒の様子はこのブログだけなく、実習船やいづのフェイスブックで見ることが来ますよ!
実習船やいづのフェイスブックは停泊中のみ更新のようです。
https://www.facebook.com/pages/category/School/%E5%AE%9F%E7%BF%92%E8%88%B9-%E3%82%84%E3%81%84%E3%81%A5-112368329580266/
そして、新しくなった県漁連の運営の給油船、その名も「漁連丸」が初仕事。
実習船やいづに給油を行っていました。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
園長のつぶやき
ポンコツの私ですが、私の周辺にはすごい人がたくさんいます。
県庁・水産業局のYさん。
長年、水産部署で勤務され、水産技師よりも水産に堪能(たんのう)です。
もっと堪能なのがお祭りでの笛。
地元で笛の師匠ですが、その腕前のために出張演奏もあるそうです。
その筋では有名人です。
そして現在は水産技術研究所にいるUさん。
私とは大学の同級生です。
柔道で九州の大学生チャンピオンです。
オリンピック選手の指導もしてました。
同じく研究所の若手Yさん。
サッカーの名手で、中学時代は多くの強豪高校からスカウトがあったそうです。
でも、魚が好きで県内一の進学校へ通常入試で進学。
今は加工品の研究ですが、毎年北海道に釣りに行きます。
さて、この方々は県の職員にならずとも、その才能を活かした別の道がありました。
ちょっと、もったいない気もしますが自分が決めた道を選び今があります。
大事なのは、自分の価値観を通したこと。
サッカーのプロ選手、カッコイイですよね。
Yさんに、どうしてサッカーのプロを目指さなかったかを聞いたことがあります。
当時の彼の周りには、プロ選手になった人もいるんですが
「プロ選手になるのは、自分にはちょっと違うと思った」
そうです。
大学を出て、何年か働いてから学園に来る人がいます。
やっていた仕事に
「自分にはちょっと違う」
と感じ、漁師になることを決めたんです。
Yさんがプロ選手を目指した方が良かったのは誰にも分かりません。
でも、彼には後悔がありません。
それは自分のやりたいことを、自分の意志で決めてきたからだと思います。