今回は写真多数ですよ。
昨日、猛暑の中で遠泳を行い47期生の水泳訓練が無事終了しました。
場所は、潜水実習をやった場所に近い、沼津市は戸田港です。
近くの海水浴場では、監視用のボートが使えないのでやむを得ず遠征です。
峠の展望台から見た戸田の様子。どうです、この絶景。
さて、戸田の港に着くと、さっそく準備体操して海に入ります。
水泳が得意でない黄色帽子が先行スタートです。
20分後に、水泳が得意な白帽子組が追いかけます。動画もご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=t86D0w5ATTY
1時間以上かけて、港内を往復。途中で、アジの群れがいたようで興奮してました。
https://www.youtube.com/watch?v=4Zvno1mVCcI
学園の生徒は魚が好きです。
猛暑でしたが、海水は冷たかったようで「冷たいのに耐えて泳いだ」そうです。
白帽子組は泳ぐより、冷たい方が辛かったみたいですね。
ゴール寸前で白帽子組が追いつき、ほとんど同時に全員が無事に明るくフィニッシュでした。
黄色組には、25mしか泳げなかった生徒もいましたが、短い訓練期間に遠泳をこなせるまでになりました。
これは、本人が一番喜んでいました。
頑張ったことは、自分に帰ってきます。
さて、砂浜に上がると熱烈歓迎がありました。
戸田出身の生徒のご家族です。
味噌汁、お汁粉、スイカなどでおもてなしをいただきました!
これはサプライズだったので、生徒も大喜び。(職員はびっくり)
海の家も使わせてもらいました。
結果、食べ過ぎになったのが数名...
せっかく戸田まで来たので、戸田造船郷土資料博物館に行きました。
ここには深海魚生物館もあり、続けてみることが出来ます。
沼津港の深海魚水族館は生きた深海魚を展示していますが、ここは剥製なのがちょっと残念。
しかし、戸田は世界一大きい甲殻類であるタカアシガニの産地なので、大きなタカアシガニの標本がありますよ。
【戸田の造船業】
漁業が盛んで、港も深かった戸田では、木造船の造船業が盛んでした。
ロシアから来たディアナ号が下田に停泊中に津波で破損。
戸田で修理をしようとしましたが、天候不良で戸田に入れず、駿河湾に沈没しました。
船員は漁船に助けられましたが、船がなくロシアに帰ることが出来ません。
そこで、戸田に船大工が集めれ、3ヶ月で100トンの帆船を作ったそうです。
これと同じ船がさらに6隻建造され、佐渡や函館に配備されました。
さらに、この船大工が各地に散り、各地の造船業に寄与したそうです。