静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

カッター実習に向けて

2016年05月12日 15時00分39秒 | 実習
4月の実習はロープワークでしたが、5月からはカッター訓練が始まります。(カッターって何?って方には、下に説明があります)

海上で練習する前に、まずは講義です。

図でボートの構造や用語を説明です。

実際のオールを使って、ボート上でどのように漕ぐのかを理解してもらいました。

海上での訓練の様子も、お知らせしていきます。

【カッター】
カッターボート(cutter boat)は、船舶に搭載される救命用ボートです。省略して「カッター」と呼ばれます。
端艇や短艇とも言い、5~10mくらいのボートです。
大型船にあるカッターは動力付きが多くなったようです。
当学園に限らず、水産高校、大学の水産学部など、海に関係する学校ではカッター訓練を行います。大学では正規の授業と言うより、夏休みの特別講習的な行事でやる場合が多いと思います。
カッターで競争する全国的な大会も有り、多くの水産系の大学では「カッター部」があって、日々、カッターを漕ぐ練習をしています。カッター部の連中は「尻の皮がむけて痛い」って言ってましたよ。僕の行っていた学校では、カッター部が一番偉かったような雰囲気がありました。水産を代表する部活ってことですね。
コメント
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