静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

カッター訓練2

2016年05月23日 14時27分49秒 | 実習
ご紹介しているように、5月はカッター訓練を行っています。
連日やっているので、徐々に息が合ってきました。

訓練前は、指導教員が直前の海の状況を確認して、実施の判断をしています。
学園は海が近いし、頻繁にカッター訓練ができます。
さらに、少人数なので「天気が悪いから、ロープワークに変更!」と言うことも臨機応変に対応出来ます。
しっかり漕げるようになってきたので、今回は港の外まで行ってみましたよ。


【少人数教育】
私の出身高校は1クラスが48人のでした。
当時の学校側の説明は「教師の目の届く最大数」だったと思います。
クラスの人数が増えるほど、成績や理解力の差が大きくなります。教員は平均レベルを狙って教えることになるので、簡単すぎたり、難しいと思う生徒増えます。ですから、生徒にとってはクラスの人数が少ない方が良いと思います。
漁船員になりたい、あなた!!
ここは贅沢な環境だと思いますよ。

「教員も生徒が少ない方が楽だろ?」
と思われるかもしれませんが、そう簡単ではありません。
中学や高校では「学校事務職員」が配置されていて、授業以外の事務処理をしてくれます。
学園では、総務職員は研究所と兼務のため、1日に何時間か来てくれる感じです。
そんな状況ですから、カッター訓練などの校外実習では私が留守番です。
私以外の教務職員も、普通なら事務職員がやってくれるような多くの雑用を抱えています。
教員側からすると、小さい学校が良いことばかりではありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする