静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

名言

2016年05月09日 13時53分46秒 | 実習
連休明けで、また学園もスタートですが、実は今日までお休み。
夕方までに生徒が寮に戻ってきて、明日からの授業に備えます。

さて、ここのところご紹介しているロープワークですが、すぐにできる人と、なかなか習得できない人がいます。
その苦労している生徒の話です。
自分が不器用であることを気にしているようなので、声をかけました。
すると、
「僕は不器用ですが、頑張れる不器用です」
と言ってました。

これには、私を含め教務職員も感銘しました。

ロープワークの動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=A7_jm_daeow


【水産業の役割】
漁業や水産加工業(漁業と水産加工業を合わせて水産業と言います)は、食料を提供する重要な役割があります。
しかし、それだけではありません。
連休中は、県下各地が賑わいました。それには、水産業が大きく貢献しています。
伊豆のキンメダイは有名になり、多くの方がキンメダイを食べるために伊豆に訪れます。伊東、稲取(東伊豆町)、下田では「地キンメ」と呼ばれる近海産の高鮮度のキンメダイが水揚げされます。そのようなプレミア・キンメダイは重要な観光資源でもあるのです。つまり、観光の一翼を担っているのです。
シラスやサクラエビも同様です。加工品でも「沼津のひもの」など。
漁協がやっている食堂も増え、地元水産物の魅力を紹介しています。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-420/guide/eat.html
http://matome.naver.jp/odai/2136678741027412801

もちろん、漁師の役割も、これからは魚を捕るだけではありません。
海を一番知っているのは漁師です。
海の魅力を紹介する伝道師としての活躍が期待されます。
コメント
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