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静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

移住情報誌の取材を受けました。

2020年11月10日 23時32分31秒 | その他

静岡県では、首都圏を中心として県外各地からの移住やUターン就職など、県内企業等への就業支援に積極的に取り組んでいます。

今回、移住に伴って、特に農林水産業に就業をめざす方の参考となるフリーペーパー情報誌「iju info」の取材がありました。

「iju info」のホームページによると、「iju info」とは、農林漁業分野の人材募集、定住者募集、都市と農山漁村交流関連情報の都市住民への提供に特化したフリーマガジンです。
同時に、その情報を専用WEBサイトにも掲載し、人材の募集、参加者の募集、都市住民と田舎(農山漁村)の出会いの機会づくりを応援します(原文のまま)。
と、あります。

当学園には、県外出身の園生が学んでいますが、彼らが卒業して就業するのは、静岡県内の漁業です。

結果として、彼らは県外からの移住者ということになります。
遠洋漁業に就業した場合は、移住先は漁船の中じゃないの・・・という指摘はさておいて、住民票は県内になるはずです。

というわけで、県外出身生徒の代表として、岐阜県出身の加木屋君が取材を受けました。

実際の情報誌の発行は、冬号となる12月を予定しているとのこと。
発行され次第、またこのブログで紹介したいと思います。

どこかで見かけることがありましたら、ぜひ手に取って御覧ください。

 

※ 学園の見学説明会の申し込みをお待ちしております。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
  をご覧ください。

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飛沫防止パネルの作成・設置

2020年08月25日 22時17分31秒 | その他

昨日の8月24日から2学期が始まりました。

夏休み期間中、事故やけがもなく、全員が無事に学園に戻ってきました。

しかし、依然としてコロナ感染状況は、全国的に収束する見込みがありません。

そこで、新たなコロナ感染防止対策として、講師と生徒との間を隔てるクリアパネルを作成しました。
市販品は小型で心細いため、職員が手作りしました。

大きさは、畳1畳分あります。

感染防止対策として、完璧ではありませんが、これからもできる限りの対策に取組んでいきます。

 

※ 学園の見学説明会の申し込みをお待ちしております。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
  をご覧ください。

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マラソン練習初日

2020年01月23日 09時02分23秒 | その他

マラソンの練習が始まると、生徒の卒業が迫ったのを感じます。
学園では季節によって体力アップが行われます。
初夏はカッター、夏は水泳など。
そして冬は走ります。
生徒が楽しみにしているクラブ活動(球技を自主的にやります)の時間を使います。

学園の生徒は体を動かすのは大好き。
しかし、マラソンは気が進まない・・・と言う人も毎年います。
すこしイヤなことでもチャレンジ。
これも大事な経験です。

静岡県立漁業学園
漁師になりたいと思った方は、まずは電話、Eメールでご相談ください。
私がどんな質問にもお答えしますよ!
もちろん、ムリに入学をお勧めすることもありませんので、ご安心を!
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ gyogaku.com

学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
詳しくは学園ホームページをこちらをご覧ください。
できれば授業や実習の見学できる、平日の見学がおすすめです。
平日の見学は園長にご相談ください。新しいホームページから申し込みできますよ!
https://gyogaku.com/recruitment/
3月12日に実施する後期入学試験もご案内しています。

 園長のつぶやき
漁師は体を使う仕事ですが、仕事によって事情がちがいます。
カツオの一本釣りならパワーがないと大型魚を釣りあげることができません。
マグロはえ縄なら12時間にもなる揚(あ)げ縄に耐えるスタミナが求められます。
体格が良いことに越したことはありませんが、小柄な人でもやっていける仕事もたくさんあります。

これは頭を使うことでも、同じです。
海技士資格をとるためには、学力がある方が断然有利です。
しかし、海技士資格をとるほどの学力がなくても現場作業がすごく優秀なら道が開けます。
魚を捕る作業の指揮をする人を甲板長と呼びますが、これは海技士の資格がなくてもできる役職です。
資格ではなく、現場作業で優秀な人しかなれません。

もとの才能がどうであれ、優れた漁師になれるかは、その人の努力次第なんでしょうね。

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平成30年度(第49期生)をふり返って 11(研修生)

2019年04月03日 09時13分44秒 | その他

今回はちょっと番外。
昨年度の研修生です。

水産庁の研修生は3年目。
今回は女性3名を含む5名の研修生でした。
残念だったのは研修期間が短かったこと。
それでも、短期間に生徒と交流を深めてくれた人もいました。



そして学園初の外国人研修生。
ミクロネシア連邦から4人のナイスガイ!がやってきました。
カツオの一本釣り船に乗るため内容に特化して実習を行いました。
彼らは、すっかり生徒と仲良くなってくれました。


今年はどんな研修生が来てくれるのか?
楽しみです。

Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
今年度の見学会の日程をご紹介しています。

 園長のつぶやき
漁師.jpに「新規漁業就業知恵袋」のコーナーがあります。
一ヶ月に2件くらい質問があります。
漁業で働くために、どこに質問して良いか分からない人のために使えます。
ところが!
質問をしても、回答がないことが多いんですよ。

これは理由があって、まずYahoo!知恵袋ほど存在が知られていません。
そして登録して、パスワードを取得しないと回答できないシステムです。
加えて、漁業就業支援フェアの開催についてなど、漁師.jpの事務局で回答できる質問も放置状態。
やれやれです。

そこで、私も回答者に登録しました。
最近の質問には回答をしています。

とは言っても...
回答は400字までの制限があります。
質問してくるのは漁業や漁師のことを何も知らない人たち。
せいぜい、「答えのヒント」しか書けません。

例えば、最新の質問は
「漁師になるためには、何から始めれば良いですか」
と言うもの。
本来は、漁師.jpを運営する「全国漁業就業者確保育成センター」が詳しく答えるはずの内容です。
もう知恵袋使うより、「全国漁業就業者確保育成センター」に電話して聞くことをお勧めします。
漁師.jpに電話番号が書いてあります。

もちろん、私にお問い合わせいただければご質問にお答えします。
メールでも電話でもOK!
お待ちしています。
電話(054-627-0219)の場合は園長を指名してください。

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近海カツオ漁船と遠洋カツオ漁船

2019年03月15日 09時06分02秒 | その他

宮崎県高等水産研修所のブログに、近海カツオ一本釣り漁船の出港がアップされていました。
https://blogs.yahoo.co.jp/kotosuisan_kenshujo/69008435.html
https://blogs.yahoo.co.jp/kotosuisan_kenshujo/69009525.html
宮崎は近海カツオの水揚げが多く、このクラス(119トン)の漁船が多いみたいです。
どのくらいの大きさかというと119トンです。

一方、静岡では近海のカツオ船は激減しました。
今は御前崎に一隻しかありません。
かつてはたくさんあって、卒業生も多く就職しました
現在の学園卒業生は遠洋の大型一本釣り漁船に就業します。
500トン前後ある遠洋カツオ漁船はこんな感じです。


同じカツオ船でも、近海と遠洋では違いはたくさんあります。
カツオを釣り上げることは、小型船の方が適しています。
船が小さいと、甲板が海面に近いので釣りあげるのが楽だからです。
その代わり、船が小さいので居住区は窮屈(きゅうくつ)になりがち。
他にも航海日数や、漁場(魚を捕る場所)、給料など違いはたくさん。

就職する人は、事前にどう違うか確認するのをお勧めします。
もちろん、学園生には学校で教えます。

でも、カツオ漁船に就職するなら大型船の幹部を目指しませんか?
あなたには、その適性があるかも知れませんよ!

Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

3月16日に朝日テレビ系列で放送のごはんジャパン。
学園の47期卒業生(21才)が乗るサバ漁船が登場です。
こちらは全国放送です!
https://www.tv-asahi.co.jp/gohan-japan/

 園長のつぶやき
漁業就業支援フェアでは、漁師になりたい人とお会いします。
そこで思うのは、
「漁師という仕事をあまりに知らない」
ことです。
  知らないからフェアに来た・・・
ってことなんでしょう。

ただし、漁師の仕事がわかり、各漁業会社のブースを廻れば、自分に合う漁業が見つかるか?
・・・と言えば、難しいと思います。
一番の問題は、「自分の適性は自分ではわからない」と言うことです。

上で書いたカツオ漁もそうですが、例えば「まき網」。
近海で行う10トン以下のものから、500トン以上の「海外まき」もあります。
魚を網でまいて捕るのは同じ。
でも、日数も、給料も、必要な資格も大違いです。
なので給料だけで選んでも、適性が悪ければ続きません。
学園では、それを職員がアドバイスするとできます。

どんな仕事でも、就職するまで詳細は分かりません。
でも、漁師の仕事は一般に知られていないだけに、想像と現実のギャップが大きいんです。
それだけにアドバイザーの重要なんですよ。

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