感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

THE 酔芙蓉

2007年10月04日 | 月見のおわら

酔芙蓉という花があることを、小説風の盆恋歌で初めて知った方も多くいらっしゃいますが、それ以来、この花の知名度は本人の知らぬところで、八尾町と関連付けられて有名になってきました。酔芙蓉は一日花で咲き始めは白く、徐々にピンクに変化して行きます。薄い花びらは楚々として優雅。町屋の黒い格子戸の玄関先に咲く姿は八尾の象徴的風景となっています。酔芙蓉の魅力は花ばかりでなく、蕾や葉にもありますが、なんといっても上へ上へとすっと伸びている茎もまた芸事が大成して行く様を象徴しているがごとき風情となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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4 コメント

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夏芙蓉 (胸の振り子)
2007-10-04 23:27:50
中上健次の「千年の愉悦」という連作に、和歌山県新宮の「路地」に咲く夏芙蓉が繰り返しモチーフとして印象深く描かれているのに気づきました。
酔芙蓉と同じものかどうか分からないのですが。
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夏芙蓉 (ガイ)
2007-10-04 23:59:31
芙蓉はアオイ科の植物で9月から10月にかけて咲きます。夏芙蓉というのは聞いたことがありませんでしたので、検索したら、夏咲き(こちらでは6月頃から~)のタチアオイの事を中上健次は夏芙蓉と呼んだようです。
アオイ科ですので、むくげやアオイ(ホリホック)などと花や葉など良く似ています。酔芙蓉は暖かいところが原産らしく、寒さにはまったく弱い植物で、八尾でも地植へは、ほとんど枯れるようです。一部なぜか元気に冬越しをするものもあるようですが、うちの方ではまずダメでした。芙蓉は中国では蓮の花のことを指すそうで、やはり仏教系統に好まれる花です。
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Unknown (minami)
2007-10-06 18:11:11
ガイさん、こんばんは。

この頃ばたばたしていて、しばらくPCも眺めるくらいでご無沙汰しておりました。

こちらでも少し前からいろんな種類の芙蓉を見ます。八重の芙蓉を見た時は欲しいと思いましたが、大きくなる事を思うと手が出せません。
夏はタチオアイがありますが、それが夏芙蓉とは知りませんでした。
花を見るとなるほどと思いますね。

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バレー (ガイ)
2007-10-06 19:55:22
minamiさん こんにちは

お忙しそうですね~
バレーボールも好調ですか。私あさって市の大会です(笑) ただビーチボールの方ですけど。

ホリホックも芙蓉もムクゲも花びらそのものは同じタイプなのですが、同じアオイ科の植物なんですね。
夏芙蓉っていい感じのネーミングですね。

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