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バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

記憶の中のバラ

2008年06月04日 | My Garden

 

 

 

 

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モノクロとカラー

2008年06月04日 | My Garden

 以前kansukeさんのブログで紹介されていた、幕末、明治時代の写真のデータベースをよく見ています。ベアトや上野竜馬といった有名な写真家の写真でほとんどモノクロの写真ですが、どれも当然時代を写し取った貴重な写真です。その中にカラー写真もあり、その頃すでにカラーがあったのか分かりませんが(どなたか教えてください)、昭和40年代頃まであった総天然色と言われた頃の、モノクロ写真に後で実際に色付けされた観光絵葉書を見ているようで奇妙な違和感を感じてしまいます。また別の感想ですが、所謂自然の名勝地や文化財を写した写真は今もほぼ同じ姿を留めているのが驚きである反面、写真的にはなんら感慨が湧きません。一方、当時の人や粗末な建物を写した写真は今はないもので、ほ~というため息とともに、当時を懐かしむ気持ちが湧いてきます。そう考えると自分が趣味で写している美しい自然や文化財といったほぼ普遍的なるものを被写体にするのは、現時点での自己満足だけなのかとも思います。記録としての写真と自己満足な写真の違いは対象に対しての思い込みがあるかないかということで、返ってノーファインダーで自分の視線とは違う角度で写した機械の目が後で見ていい写真に思えることも事実です。

 

  マダム・イザック・ペレール

 

 

 

コメント (4)
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