近年は早稲田ラグビーの全盛ですが、明治も復活してきています。勝敗に関係無くこの伝統の一戦は国立競技場が満員になるほどの観客数で埋め尽くされますが、それは今も昔も同じです。大学のスポーツでこれだけの観客を動員をする試合は他には野球位しか知りませんが、贔屓の学校が相手を突き飛ばし、トライをする姿を見るとやはり来て良かったと一様に思うようです（笑）。昔と違うのは、スコアーボードの巨大なプロジェクターが両校の校歌を流したり、決定的瞬間の中継をビデオを見るように映してくれていますので、やはり生でみるのが良いです。
毎年１２月の第一日曜日はラグビーの早明戦です。両校に限らず、非常に沢山の大学が菅平高原で夏合宿をしており、今年も何回か練習を見に行きましたので、本番の試合を国立競技場へ見に行ってきました。昔は何時の間にか試合が始まり、なんとなく試合は終わったものですが、今は試合前には両校の合唱団と吹奏楽団による校歌の演奏や、アメフトには出ていたチアーリーダーによるハーフタイムショーもあり、非常に沢山の観客とともに大変賑やかな試合風景です。結果は早稲田が大勝利でしたが、前半中盤まではやや明治が押していましたので、明治はスタミナ切れなのかと思いました。全く偶然に同じ列のすぐ傍に地元のラグビー協会の方も大挙して見に来ていたり、隣には秋田からわざわざ日帰りでいらした方も来ていまして、イチョウ祭りで混雑している神宮外苑は更に大賑わいとなっていました。
