感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

昨日

2006年09月25日 | おわら風の盆

 昨日は某大学で公開講座があり、事情があり出席したのですが、内容はともかくとして、久々に大学の教室に入りました。条件反射とはよく言ったもので、椅子に座った瞬間、睡魔が襲ってきてすっかり熟睡したのは、きっと私だけではないはず‥

 おとといは、世界の一流のコンサートマスターや演奏家集団のスーパーワールドオーケストラによるモーツァルトを聴きに行きましたが、演奏が見事というか音の一つ一つが譜面をはずしていない熟練された技をみるような演奏で、いつも聞いているCDよりも綺麗な音を響かせていました。超一流の演奏家の音楽はさすがに人をひきつけるものだと一人納得していたのですが、普段しゃべりまくっているおばさん方も、演奏中は物音一つ立てずに聴いていたところを見るとやはり美は人を沈黙させる力があると思いました。

 今は亡き作曲家の武満徹さんの著書で若い頃一時よく読んだ「音‥沈黙と測りあえるほどに」という本がありますが、武満さんは和楽器をオーケストラに持ち込み融合させた名作「ノーベンバーステップス」で世界的な作曲家となりましたが、邦楽の持つ間というものが、音と対等な意味をもつことに早くから気が付いていた方で、究極の音は沈黙であると(本が手元になくあいまな記憶ですが)述べています。深夜のおわらもそういった意味では、沈黙の舞いであり、沈黙の演奏に近いものがあります。

 

 

 

 

ところで、昨夜のテレビ朝日の旅の香りという番組で、風の盆が紹介されていました。私は全然知らなかったのですが、全国行ってみたいお祭りの第2位なんですね。風の盆。1位は祇園祭りですので、それだけ日本的なものへのあこがれと北陸という風土への旅愁がその背景にあるように思います。で‥その番組の中でかなたさん一家が出ていました~

コメント (2)
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