出陣式が始まってしまうので、式の行われる舞鶴城公園に向かいました。
ここでは前夜祭の「こいひげコンテスト」(祭りのヒロインを選ぶ「湖衣姫コンテスト」にかけたらしい)で選ばれたヒゲコンシャスな方が、山本勘助に扮しておられました。
出陣式は昨年しっかり見たので、今年は桜の木の下でお花見気分で座り込み、主に音声のみ聴きながらのんびり。てへ。
ちなみにここで、なんだかおかしな人(若い?男性)に遭遇。
たまたま隣に腰をかけたところ、なんとなく話しかけられ、東京から来たと言うとやたらと「山梨へ来てくれてありがとう」とお礼を言われ・・・しばらく喋っているうちに、お友達らしき男性と共にいずこかへ消えてゆかれました。
どうにも憎めない不思議なキャラでした。ぷふ。
このあと、甲州軍団は出陣の武者行列のために甲府駅前まで移動します。
私たちも、行列が見やすい場所に行こうと移動しかけたのですが、その時。
野村将希の山本勘助キタ。
さらに国広富之の武田信玄キタ。
・・・お2人とも、フツウに歩いて移動されてるんですが。
しかも、国広さんは公園内に控え室があるのですが、野村さんは近くの山公百貨店の中に控え室があったらしく、甲冑姿のまま百貨店に入っていきました。
なんだろう、この異空間なカンジ。
このあとは、武者行列です。
夕方から夜にかけて行われるので、松明の炎が映えます。
このときも、ただ練り歩くだけではなく、途中2箇所ほどで勝ち鬨をあげてくれます。
「勝ち鬨パフォーマンス」というのですが、これはそれぞれの軍団のやり方に任されていて、普通に勝ち鬨をあげるだけのものもあれば、企業をアピールするようなセリフを入れたり、鉄砲を撃ってみたり、はたまた殺陣を披露したり・・・などなど、それぞれの工夫が見られて面白いです。
去年も思ったのですけど、ホントにこのお祭りは山梨県をあげての素晴らしい催しです。
これはやはり、武田信玄の治世の良さによるものなのでしょうね。それが後世に伝わっているからこそ、こうして一体感あるお祭りを続けてこられたのだと思います。
山梨県、最高!!
余生は是非、山梨で過ごしたいものです。笑。