くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

映画「まほろ駅前多田便利軒」を観た話。

2011年06月07日 21時54分05秒 | 映画・ドラマを観たり。
↑そんな、町田を舞台にした映画なんですけれども、町田には映画館が無い。
いや、南町田にはあるのだけれども、町田の駅前には無い。以前はあったのですけれどもね。なんか切ない…。

先日に続いて、映画を観ました。

まほろ駅近くで便利屋を営む男・多田に瑛太。
多田の同級生で、偶然の再会から何故か多田の事務所に居候を決め込む男・行天に松田龍平。
チワワの飼い主を捜したり、怪しいクスリの売人と絡んだり。様々な事件に巻き込まれる二人の日常を描きます。
原作は文庫化した時点で読んでいたのですが、松田龍平はどんぴしゃだけれど、瑛太はどうかしらと思っていました。
もう少し、普通っぽい人のほうがよいのではないかと。大森南朋とか。(お弁当屋さんで出演していましたが。も少し若ければね。)
でも、映画を観たあとでは、瑛太もありかな、と。

バツイチ男二人の、なんともよい空気ができていたように思います。爽やかではないけれども、クールで熱くてダラダラとした不思議な空気。
強烈ではありませんが、その空気の中でふんわりと伝えられるメッセージがこの映画の魅力。
(だから受け入れられない人ももちろんいるはずで、私の目の前に座っていたおじいさんは、途中で帰ってしまいました…。)

「誰かに必要とされるってことは、誰かの希望になるってことでしょ」という行天の台詞。
多田を衝いたこの言葉、私も衝かれました。いいですね。


原作は直木賞受賞作です。

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
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文藝春秋


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映画「阪急電車」を観た話。

2011年06月01日 22時18分58秒 | 映画・ドラマを観たり。

上のイラストだとなんだかドロドロした話のように思われてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

元婚約者と彼を寝とった女性との結婚式に出席してきた女性。
恋の始まりを予感させる大学生の男女。
彼氏から大事にされていない彼女。
いわゆる大阪のおばちゃん軍団のなかにイマイチ溶け込めない主婦。
バカだけれども優しい彼氏を持つ、受験に悩む女子高生。
友達との関係に悩む小学生。
少し変わった老婦人と幼い孫。

いろいろな人たちが乗り合わせては降りて行く。
当たり前の電車と駅の風景。
まるで知らない同士が、ふとしたことで触れ合い、当たり前でない風景になる、そんな物語。

現実にはこんなことは無いかもしれないけれど、小さな奇跡のきっかけは私たちの周りにあるのだ。
そんな、おとなのおとぎ話です。

とても佳い映画でした。


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追伸、原作もどうぞ。

阪急電車 (幻冬舎文庫)
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幻冬舎
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チャンネル銀河「大河ドラマアワー」で大河ドラマの再放送を観る。

2011年01月29日 19時37分36秒 | 映画・ドラマを観たり。

おかげさまで、月曜日から木曜日の21時から23時までは何もできません。


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「残念だよ。本当に残念だよ」 by堤真一

2010年11月10日 22時56分25秒 | 映画・ドラマを観たり。
…残念だよ、自分。↑

映画「SP」を観に行ってきました。
レディースデーもあってか、映画館は予想外の人の多さ。
予定していた回の次の回で観ることになりました。
残念だよ、本当に残念だよ。

今回の映画は「野望篇」と銘打ったPart1。
内容的には、物語の深みをあまり感じさせません。あくまでも「序章」だと思います。
そのため、見どころは迫力あるアクションシーン(岡田准一演じる井上だけでなく、笹本、石田、山本たちのアクションがあるのもうれしい)と、Part2である革命篇に向けて張り巡らされていく様々な伏線。
これらの出来事や思惑がどのような帰結を迎えるのか…。

物語に深みを感じないと書きましたが、それは決してつまらないということではありません。
序章だけでひとつの映画にしてしまいつつ、これだけ面白く魅せられるのはすごい。
うまいことPart2を観たくさせるものだなあ。
そうは言っても、来春まで待たなくてはいけないのです。
残念だよ、本当に残念だよ。


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文句なしのシリーズ最高傑作! 「トイ・ストーリー3」。

2010年07月18日 17時39分18秒 | 映画・ドラマを観たり。

気が付いたら1か月以上もブログを放置していますが、私は元気です。
たいして忙しくもなく、書きたいことはいっぱいあった(ような気がする)のですが、なんとなく日々が過ぎ去るままに過ごしていた状態。

久々の更新は映画のお話です。
昨日、観に行って夫と散々語り合ったのですが、ブログでも書かずにはいられないぜ!
1995年に一作目が、そして1999年に二作目が公開されて以来、久々の新作・「トイ・ストーリー3」です。
ほんのちょこっとネタばれありますので、ご注意を。

おもちゃたちは、実は人間の見ていないところでは、動き回ったり喋ったりできるという設定。
一・二作目では子どもだった、おもちゃの持ち主・アンディももうすぐ大学生。おもちゃで遊ぶことはなくなっています。
大学進学にあたり一人暮らしをすることになったアンディは、久々に取りだしたおもちゃたちのなかから一番のお気に入りだったカウボーイ人形のウッディだけを新しい生活に連れて行くことを決め、他のおもちゃたちを屋根裏に仕舞いこもうとします。ところが、手違いでおもちゃたちは捨てられそうに。何とかゴミとして収集される難を逃れたおもちゃたちですが、アンディに捨てられたと勘違いしてショックを受けた彼らは、保育園に寄付される道を選びます。
子どもたちと遊んでもらおうと向かった保育園だったのですが、そこではピンクのクマのぬいぐるみ・ロッツォによる恐ろしい支配が待っていたのでした。
ただ一人、保育園に行かなかったウッディは、その実情を知り、仲間のおもちゃたちを助けに向かいます。がんばれ、ウッディ!!

トイ・ストーリー3 オフィシャルガイドブック

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どうしても画像がほしかったので、オフィシャルガイドブックの画像で(・ω・)

おもちゃからの目線が、時にはおかしく、時には切ない。
保育園からの脱出劇は本当にハラハラドキドキの冒険活劇。
もうダメだ!!と思って涙してしまうぐらいの迫力は、アニメだからと言って馬鹿にはできません。
また、「子どもに遊んでもらうことがおもちゃの幸せ」と前二作で伝えてきたおもちゃたち。
アンディにはその声が聞こえていなかったはずなのに、ちゃんと分かっていてくれたんだ、と思わせられるラストでまた涙。
いっぱい笑って、いっぱい泣けます。

しかし、この三作目の凄さはウッディの決断にあると思います。
旅立ちの日、ずっと一緒にいられたらいいのに」と言いながら抱き合うママとアンディの別れを見つめていたウッディが、大人になるアンディのために決めたこと…。

ああもう!! おもちゃなのに!!!!!(笑)

もちろん、前二作を観ていればもっと楽しめる「トイ・ストーリー3」。
観ていない方は、是非ご覧になってから映画館に行かれることをオススメします。
そして、アニメだからとかディズニーだからとかCGだからとか、そういう理由で観ていない方は、もったいないから是非とも観るといいですよ!

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