以前に「王様のブランチ」で紹介されていて、読んでみたくなった小説。
基本的に文庫化を待つスタンスの私が、今まで読んだことのない作家さんを単行本で読むというのは、ちょっと珍しい冒険です。衝動買いとも言う?
人生は劇的ではない、と「僕」は言う。
結構劇的な人生なんじゃないかと、読み終わった私は推測する。
でも、「僕」は繰り返す。人生は劇的ではない・・・。
「僕」は、過去が今の自分をつくり上げていると分かっている。
だから、何が起こってもそれを静かに受け入れて暮らしていけるのだ。
そんな今の「僕」を根っこで支えてくれている、小学5年生の日々が綴られています。
優しい祖父と暮らすことになり、初めて出来た友達との、当たり前だけれども輝くような日々―。
読みながら顔が綻ぶのが自分でも分かります。
優しく丁寧な描写に、心が温かくなります。
誰かに、贈り物にしたいような小説ですね。
![エンドマーク](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/f2/b99cb7de62d6b083c36da7c500c2077c.jpg)
基本的に文庫化を待つスタンスの私が、今まで読んだことのない作家さんを単行本で読むというのは、ちょっと珍しい冒険です。衝動買いとも言う?
![]() | しずかな日々椰月 美智子講談社このアイテムの詳細を見る |
人生は劇的ではない、と「僕」は言う。
結構劇的な人生なんじゃないかと、読み終わった私は推測する。
でも、「僕」は繰り返す。人生は劇的ではない・・・。
「僕」は、過去が今の自分をつくり上げていると分かっている。
だから、何が起こってもそれを静かに受け入れて暮らしていけるのだ。
そんな今の「僕」を根っこで支えてくれている、小学5年生の日々が綴られています。
優しい祖父と暮らすことになり、初めて出来た友達との、当たり前だけれども輝くような日々―。
読みながら顔が綻ぶのが自分でも分かります。
優しく丁寧な描写に、心が温かくなります。
誰かに、贈り物にしたいような小説ですね。
![エンドマーク](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/f2/b99cb7de62d6b083c36da7c500c2077c.jpg)
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おぉ。感想同日アップですね~(笑)
児童作家さんらしいというか
少年たちが生き生きと描かれていました。
ラストも好きですね。
ホント贈り物にしたら喜ばれるかも。
そうなんですよ。同日UP。笑。
本当に、少年たちの生き生きとした描写が、温かい気持ちにさせてくれるお話でしたね。
思わぬ掘り出し物を見つけたような気持ちで読みました(^-^)
純真な姿と、田舎の夏休みの風景という取り合わせは、
間違いないですね~。
そういえば椰月さん、新作「シロシロクビハダ」が出ました。
うってかわって、白塗りの化粧の話ですが、こちらは
いろいろ秘めてる感があって、おもしろいですよ。
ネットを検索していたら、椰月美智子さんを解説する記事も。
http://www.birthday-energy.co.jp/
秘密めいたからくりを生み出すのが得意みたいですね。
あと、小説家になろうとした動機が面白い。
作家さんって、なんかちょっとおもしろいですね。
・・・というか、作品にもご自身の性格がにじみ出るんですね~。