くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

大相撲初場所千秋楽。

2009年01月25日 19時37分15秒 | スポーツを観たり。
ブログをサボっている間に、大相撲が始まって終わってしまっておりました。
(いや、始まってから一度、更新してますね・・・てへ。)

結果は

【朝青龍、5場所ぶり23度目の優勝】(読売新聞) - goo ニュース

ということで、朝青龍の優勝で幕を下ろしました。
始まる前の下馬評を覆しての、14勝1敗での優勝は立派だったと思います。

このブログを読んでいただいている方はご存知だと思うのですが、私は白鵬大好きっ子です。
でも、今日になって、朝青龍に優勝して欲しいと思いながら観ていました。
朝青龍は14日目まで全勝で来ていて、品格問題などを横に置いておいてすごく持ち上げられている感じで・・・。でも、優勝できなかったとしたら、梯子を外されていたと思うんですね。で、「それみたことか」みたいな感じで、また叩かれそうな気がして。
なんか、そういうのがイヤなんですよね。品格やら稽古不足やらを問題にするなら、勝っていようが負けていようが、問題にすればいいと思うんです。
それに、優勝決定戦の前の、本割での取り組み前の表情が、なんだかいつもと違って見えたんです。その表情がなんとも・・・で、応援したくなってしまったのでした。

よく分からない文章になってしまいましたが、とにかく朝青龍、おめでとうございます!!
白鵬は、来場所がんばってくだされということで!てへ。

そして、来場所は日馬富士にも優勝争いに絡んでもらえたらと思います。
強い豊真将の復活もうれしい感じ。
あと、豊ノ島、安美錦、琴光喜のケガは心配・・・来場所は元気な姿が観られるとよいのですが。


ところで、今場所は一度だけ観戦に行きました。
先週の土曜日に、ブログ友達のふくすけ♪さんるびこさんにご一緒していただいたのですが、となりに座っていた初観戦のふくすけ♪さんに、訳の分からない解説を加えまくりで、あとで少し、いや大変反省しました。ゴメンナサイ。
この日は、まだ調子の上がっていなかった日馬富士(まだ「安馬」って言っちゃうです)が勝ってくれたりして、楽しかったです。

でも、帰りにちゃんこ鍋を食べようとして何故かコラーゲン鍋を食べてしまったのは、どういうこと? うふふー。


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いまさら「篤姫」トーク。

2009年01月14日 16時45分22秒 | 映画・ドラマを観たり。

先週から、今年度の大河ドラマ「天地人」が始まりました。
今年は戦国時代に戻りましたね。
山本勘助を主人公に据えた一昨年の「風林火山」はとてもおもしろかった。また一年間、楽しめる大河であるように祈りたいと思います。

さて、昨年の大河ドラマ「篤姫」について、今さらながら。

「幕末大河は低視聴率」というジンクスをひっくり返す高視聴率。
過去に私が観た幕末大河は「翔ぶが如く」と「新選組!」でしたが、いずれも素晴らしい内容であったにもかかわらず、視聴率は伸び悩んだ記憶があります。
正直、この2作は、内容は「篤姫」よりも良かったと思う。いえ、「篤姫」も大好きですし(でなきゃ、毎週録画してまで観ません。)、あくまで個人的な好みとしてですが。
なぜ、「篤姫」は高視聴率たりえたのかしら。

幕末を描くに当たっての難しさは、幕末という時代の難しさにあります。
思いつくだけでも幕末のヒーローはうじゃうじゃいて、それぞれが敵対しているにもかかわらず、どちらにも正義があったりする。
戦国武将のように国と国との争いではないというところも、対立の図式を難しくしているのではないでしょうか。

「篤姫」は、その難しさを最低限に抑えていたと思います。
最初から「ホームドラマ」と言い切り、それを貫いたのが分かりやすさの要因。
戊辰戦争や長州征伐はほんの一瞬だったり、オープニング前のナレーションだけで話を進めたり。教科書で出てくるレベルに抑えていたように思います。
一報、故郷である薩摩に関しては、嫁ぎ先と生家が対立する、という構図もあり、坂本竜馬との絡みや薩英戦争など、他よりは丁寧に描かれていました。
ここでは、篤姫の幼馴染として設定された、家老の小松帯刀が狂言回しとして活躍。

正直、幕末ファンとしては「ちょっと物足りないかも!?」と思える、いさぎよい割り切り方でした。
そして、ホームドラマとしてみるとどうかというと、これがとてもおもしろい。

【薩摩藩の分家の娘が本家の養女となり、徳川将軍家に嫁ぐ。嫁ぎ先にはアクの強い姑がいて、夫は世間でうつけと言われていて、それなのに美しい妾もいたりする。夫は心が通じ合った矢先に亡くなり、義理の息子には格式の高いところから難しい嫁が来る。よく出来た義理の息子はこれまたすぐに亡くなり、嫁と力を合わせて、徳川将軍家を倒そうと迫ってくる、生家である薩摩藩と相対することになる。】

さらっと書いただけで、どれだけドラマチックなんだという筋書きです。

そして、篤姫の原点である生家での少女時代に「女の道は一本道」「役割」というキーワードが登場します。
さらに、夫が亡くなる前に残した「家族を守りたい」というキーワード。
これらのキーワードを軸に、クライマックスの江戸城明け渡しが描かれます。
篤姫は、徳川家に関わるものを「家族」として守り、そして大奥を無事に閉じるという役割を果たします。
それが、彼女が引き返すことなく貫いてきた一本の道。

もちろん、ストーリーだけではなく、演じていた役者さんたちの熱演も見逃せません。
主演の宮崎あおいちゃんは、本当によく頑張っていたと思います。
あんなに童顔で少女のように細い体で、天璋院の貫禄が出るのかしらと思っていたのですが、見事に、お一、篤姫、天璋院を演じ分けていました。後半、回想シーンでお一時代の映像が出たときには「あおいちゃん、立派になって・・・(涙)」と、それだけで泣けました。
幾島役の松坂慶子、調所広郷役の平幹次郎、井伊直弼役の中村梅雀、父親役の長塚京三、滝山役の稲森いずみなど、印象に残る役者さんがいっぱいいる中で、特に印象に残ったのは徳川家定役の堺雅人とお幸役の樋口可南子。
堺雅人の目のすごさ。そして、樋口可南子の出てくるだけでホッとする暖かさ。2人とも、存在感のある素晴らしい役者さんだと思いました。

一方、気になったのは小松帯刀役の瑛太。
私の瑛太への評価は決して低くはない・・・というか、むしろ高いほう(「アヒルと鴨のコインロッカー」は素晴らしかった!)なのですが、「篤姫」においては、ちょっと演技が軽い印象が。(え?私だけ?ごめんなさい。)
これは、おそらく瑛太のナチュラル演技によるものではないかと。
時代劇では、周りのセリフ回しが重たいですし、観ている側もそういったものを期待して観ますから、どうしても浮いてしまうのではないでしょうか。

そんなこんなで、一年間、観続けてきた「篤姫」。
毎週、楽しみにさせてもらいました。
原作とは違う内容に「ん?」と思ったこともありましたが、まったく別物の作品として、おもしろかったです。

一年間、楽しませてもらった最後の締めくくりに、先日江戸東京博物館の、ある展示を観に行ってきました。
その話はまた、のちほど・・・。


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秘密の「秘」だし。

2009年01月09日 00時22分37秒 | 今日のできごと。

たまには本屋さんの話。
よく聞かれるこの本。

ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方
イハレアカラ・ヒューレン
徳間書店

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「オ・ポノポノ」とは、「『ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています』たったそれだけの言葉で、誰にでも、いますぐに、簡単にあらゆる問題が解決できる奇跡の秘法(amazonの内容紹介より)」なのだそうです。

秘法なんだから秘密にしておけばいいのにーと思ってしまう、今日この頃です。


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新年の抱負。

2009年01月06日 22時39分00秒 | 今日のできごと。

昨年末、恒例(?)の「今年を漢字一文字で」をやり忘れました。
というか、ブログ自体をあまり更新していなかったような・・・。てへ。

という訳で、今年の抱負を漢字一文字で。

「笑」

昨年は、なんだかんだで文句を言ったりとかが多かったような。
いつも、にこにことしていられるよう、気持ちを穏やかに過ごしていけたらいいなーと。

・・・って、これは抱負じゃなくて願望かしら。てへへ。


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箱根駅伝。

2009年01月03日 17時07分56秒 | スポーツを観たり。
数日前、こんなラッピング電車を見かけました。



東洋大復路もV、初の総合優勝…箱根駅伝(読売新聞) - goo ニュース

今年の箱根駅伝は、東洋大の初優勝で幕を下ろしました。
東洋大学の皆さん、おめでとうございます! 知り合いはいませんが。
(そう言えば、東洋大卒の友人はいたような。)

箱根駅伝とか甲子園とかって、好きなんですけど、観ていると切ない気持ちになってくるので、あまりちゃんと観ないんですよね。てへ。
誰かがミスをすると、それがその人だけの問題ではなくてチーム全体に関わってきたりとか、そういうのを観ていると苦しくなってくるんです。弱い人間なもので。
「この子は、このことを心の傷として抱えていくのかしら」とかなんとか、まるで親戚のおばちゃんみたいに思ってしまったりして、いや、そういうことを経験して、ひとは大きくなっていくのでしょうけど。
そして、それは箱根駅伝や甲子園だけではないのでしょうけど。

そして、以前にもご紹介したことがあるのですが、箱根駅伝と言えば、この本。
まだ文庫化していないのですが、是非読んでいただきたい!

風が強く吹いている
三浦 しをん
新潮社

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(ちなみに、以前の紹介エントリはこちら→


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