井沢元彦 『真説「日本武将列伝」』

井沢元彦と言えば『逆説の日本史』シリーズ。
そちらは読んだことがないのですが、よく売れているので気にはなっていました。
で、何故かこちらを買ってしまったのですが。

真説「日本武将列伝」 (小学館文庫) 井沢 元彦 小学館 このアイテムの詳細を見る

武将というと、私には戦国武将のイメージが強かったのですが、島津斉彬など江戸時代以降の人物も取り上げられています。まあ、確かに武士の将だから・・・。でも、天草四郎時貞とか坂本竜馬って武将なのかな？
・・・そう思いつつ、「武将」という言葉の定義を真面目に考えたことがない私の、イメージの問題なので、深くは考えずに楽しく読みました。

「週刊名城をゆく」という雑誌に連載されていたもののようです。
その城にちなんだ人物を取り上げて書いていったのでしょうね。
全部で58人の武将。（正確には、「兄弟」とか「父子」として取り上げられていたりするので、もう少しいますが。）
一人当たりのページ数が4～5ページと少ないので、物足りなく感じる人もいそうですが、この本をきっかけにいろいろな武将に興味を持つことができそうです。
歴史に興味を持ち始めた人の入門書にもよいかもしれません。

ちなみに、イラストに書いた最上義光というのは、出羽（山形）の戦国武将。
私の彼に対するイメージは、長いこととても良くなかったのです。
それは中学生のころ観た「独眼竜政宗」という大河ドラマで、悪い印象しか持てなくて、そのまま彼のことを知る機会がほとんどなかったから。（反対に、伊達政宗は、ずっとイメージが良かった。）
何年もたって大人になって、あるとき山形にある友達の実家に遊びに行ったのですが、そのとき友達のお母様がエラく義光公を誉めるわけです。
地元の人にこれだけ慕われているなんて・・・と認識を改めた私なのですが、なかなか最上義光のことを書いてある本に出会えず、私もそこまで熱心には探さず（てへ）にいて、ふとこの本に出会ったのでした。ちゃんちゃん。



　

本屋さんのバイト ～意外に大変なのをご存知か。

久々に本屋さんのお話。
多分、そんなに大変じゃないだろうと思われていそうだけど、実は意外と大変なことを書いてみる。

【本探してくれる？　最近、新聞に載っていたやつ。なんか目が良くなるとかそういう感じの】
※類義語「今日の朝刊にでっかく載ってたヤツある？」
・・・書店員は全員がお客様の読む新聞を読んでいるわけではありません。テレビも然り。
勉強不足で申し訳ございません。

【今日発売の○○、置いてる？】
・・・今日発売の本は、ものすごくいっぱいあります。
主な雑誌や大きなタイトルは覚えてるんですけど、流石に全部は覚えられません。
出来が悪くてごめんなさい。
なお、お客様にとってはいつも読んでいる雑誌でも、実はマイナーだったりする場合もあるので、タイトルを知らなくてもお許しください。

【取り寄せてくれる？　明日の午後までに必要なんだけど】
・・・取次（問屋さん）の倉庫にあっても、事故がないという前提で2営業日いただきます。そして、出版社から取り寄せる場合は、1週間から10日いただきます。

※たまに入る罵声「何でそんなにかかるんだよっ！！（怒）」
・・・間に取次を挟むのでご理解いただけると幸いです。

【図書カード80枚ください。あ、個包装して熨斗もつけてくださいね】
・・・事前にお電話をいただけると、お待たせすることもないので、幸いです。

【LaQって置いてる？】
・・・当店ではお取り扱いがございません。

※さらに続く会話「本屋で扱っているって聞いたんだけど？」
・・・当店ではお取り扱いしていないんです。
「知育パズルみたいなヤツだよ？」
・・・以前は取り扱っていたのですが、現在はないんです。
（ここまで言って、やっと信用してもらえる。知らずに適当なことを言っているわけではないので、信じていただけると幸いです）

【この本と文具（形がボコボコしてるー）って、一緒に紙で包めますか？】
・・・当店では、紙で包みにくい商品用に、プレゼント包装用の巾着袋も用意しているので、そちらをお勧めしていただけるとありがたいです。どうしてもというお客様のご要望なら、紙でお包みします。

ってか、自分が包む立場になったらどうなのか考えれば、わかりそうなもんだ。
というのも、この質問を発しているのは店員なのです。がふっ！！

好意に値するよ。

好きってことさ。


というわけで、今日はバレンタインです。
夫がもらった義理チョコをガツガツ食べてウハウハしております。

・・・明日は吹き出物決定ナリ。



　

琢磨・・・。

【佐藤琢磨、Ｆ１参戦の可能性消滅…トロロッソと契約できず(読売新聞)】 - goo ニュース

ものすごくガッカリです。
もう、どうしようもないぐらいガッカリです。
とは言え、心のどこかでこうなることを想像していた自分もいるのですが・・・。

でも、一番落胆しているはずの琢磨の「僕のF1での活動が終わったとは到底思うことができず、まだ多くのことができると信じています」「可能性がある限り、F1への復帰を最優先して行動していくつもりです」という前向きな言葉。

どんな事態になっても、琢磨を応援していこうと思います。
やっぱり、サーキットを走る琢磨が大好きですから。