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くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

ドアラ先生・つば九郎先生にお会いするの巻。

2009年03月21日 00時19分15秒 | 本を読んだり。

昨年、『ドアラのひみつ』を出版して一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たした、中日ドラゴンズのマスコット・ドアラ。
そんなドアラ先生が、再び本を出版しました。

ドアラのへや
ドアラ
PHP研究所

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前回よりも企画もの的な内容が増え、あつた蓬莱軒でひつまぶしを食べたりコメダ珈琲店でシロノワールを食べたり。
そんなうらやましいドアラ先生と、この本のなかで対談しているヤクルトスワローズのマスコット・つば九郎先生が、これまた本を出してしまいました。

つば九郎のおなか
つば九郎
PHP研究所

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・・・PHP研究所よ、次はホッシーか、はたまたトラッキーか。

そして、これらの本の出版を記念して、先週の土日に名古屋と東京でイベントが行われたので、東京のイベントに行ってきました。世も末です。

場所は新橋・ヤクルトホール。つば九郎先生のお膝元です。
13時半から開場ということでしたが、1時間前に行ったら既に整理番号は280番台でした。
朝早くから並んだ方もいたようです。皆さん、ヒマ・・・いえ、熱心な方ばかりですね。微妙に敗北感。
もちろん、私もヒマだったわけですが。ええ。ええ。

イベントは、2人への質問(回答はホワイトボードに。マジックのインクが出ないアクシデントも!)やら、ダンス対決やら。運悪く何も当たりませんでしたが、抽選会もありました。
しかし、マスコットたちは、イベントを円滑に進める気が全く無いかのように振舞います。司会のお姉さんの説明している横で意味不明な動きをしたり、お姉さんにちょっかいを出したり・・・もちろん、その傍若無人ぶりが魅力なわけで、私を含め、観客は大喜びなのですが。
このイベントで一番たいへんだったのは、お姉さんだったでしょうね。おつかれさまでした。

そんな自由なマスコットたちですが、最後は、出口で観客ひとりひとりと握手。
私も夫も握手してもらいました。ホントは、ドアラの耳毛に触りたかった・・・。
ちなみに、私に無理やり連れてこられた夫は、「みんなちゃんと握手して帰るんだ・・・」と驚いていました。

冒頭の写真はイベントのひとコマですが、この見切れ具合、ドアラらしさの出ている写真ではないかと思います。(夫・撮影)


最後に、密かに北海道新聞社から出版された、北海道日本ハムファイターズのマスコット・B・Bの本をご紹介。

B・B Photo Book RUN
BB
北海道新聞社

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パ・リーグのマスコットもがんばってます!!


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森見登美彦 『夜は短し歩けよ乙女』

2009年03月04日 16時44分58秒 | 本を読んだり。

若い頃、片想いしているときって、頭の中はファンタジーでしたよね。
そんなことをふと思い出しながら読んでしまう、guwaさん(34歳)です。
あのころの自分って酸っぱかったなあ、なんて思うんです。
オトナになると、例え片想いでもファンタジーにはなれないんです。はい。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
森見 登美彦
角川グループパブリッシング

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独特な文体なので、苦手な方もいらっしゃるでしょう。
数ページ、手にとって中を見てからお買い上げのほうが、無難です。


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奥田英朗 『ガール』

2009年03月01日 16時12分48秒 | 本を読んだり。

30代の働く女性を描いた短篇集。
『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』の奥田英朗の小説です。

ガール (講談社文庫)
奥田 英朗
講談社

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たまに、女性作家が描く男性は「分かってない」みたいな声を聞くことがあるのですが、じゃあ、男性作家が描く女性ってどうなのよ、と、こっそり思ってしまうことのある私です。
その点、この小説はうまいこと女性の気持ちを掬い上げていると思います。
もちろん、全てに共感なんてできないけれど、「ああ、こういうひと、いるなあ」と思ったり・・・。
個人的には、表題作の「ガール」を読みながら「ん?ヤバイ?私」と。
そうか、もうガールでいてはいけないのかも・・・?

マンション購入を検討したり、シングルマザーがフルタイムで仕事復帰したり、年上の男性より先に管理職になったり・・・。
女子の心情もリアルですが、会社や組織の描き方もリアル。だから途中はドキドキするのですが、基本的にはハッピーエンドというか、前向きになれる終わり方。
そんなうまいこといくわけないよ、という方もいらっしゃいましょうが、「そうだといいよね!」と思えるから、元気をもらえる。

30代の働く女子はもちろんですが、彼女たちに関わるオッサン方にも、こっそり読んでみていただきたいです。


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井沢元彦 『真説「日本武将列伝」』

2009年02月28日 22時39分08秒 | 本を読んだり。

井沢元彦と言えば『逆説の日本史』シリーズ。
そちらは読んだことがないのですが、よく売れているので気にはなっていました。
で、何故かこちらを買ってしまったのですが。

真説「日本武将列伝」 (小学館文庫)
井沢 元彦
小学館

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武将というと、私には戦国武将のイメージが強かったのですが、島津斉彬など江戸時代以降の人物も取り上げられています。まあ、確かに武士の将だから・・・。でも、天草四郎時貞とか坂本竜馬って武将なのかな?
・・・そう思いつつ、「武将」という言葉の定義を真面目に考えたことがない私の、イメージの問題なので、深くは考えずに楽しく読みました。

「週刊名城をゆく」という雑誌に連載されていたもののようです。
その城にちなんだ人物を取り上げて書いていったのでしょうね。
全部で58人の武将。(正確には、「兄弟」とか「父子」として取り上げられていたりするので、もう少しいますが。)
一人当たりのページ数が4~5ページと少ないので、物足りなく感じる人もいそうですが、この本をきっかけにいろいろな武将に興味を持つことができそうです。
歴史に興味を持ち始めた人の入門書にもよいかもしれません。

ちなみに、イラストに書いた最上義光というのは、出羽(山形)の戦国武将。
私の彼に対するイメージは、長いこととても良くなかったのです。
それは中学生のころ観た「独眼竜政宗」という大河ドラマで、悪い印象しか持てなくて、そのまま彼のことを知る機会がほとんどなかったから。(反対に、伊達政宗は、ずっとイメージが良かった。)
何年もたって大人になって、あるとき山形にある友達の実家に遊びに行ったのですが、そのとき友達のお母様がエラく義光公を誉めるわけです。
地元の人にこれだけ慕われているなんて・・・と認識を改めた私なのですが、なかなか最上義光のことを書いてある本に出会えず、私もそこまで熱心には探さず(てへ)にいて、ふとこの本に出会ったのでした。ちゃんちゃん。


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河合克敏 『とめはねっ! 鈴里高校書道部』

2008年12月07日 01時55分33秒 | 本を読んだり。
とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
河合 克敏
小学館

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『帯をギュっとね!』『モンキーターン』で、柔道、競艇を描いてきた河合克敏。
今回の漫画は書道であります。やっぱりマイナーだ。
連載していた雑誌が休刊になってしまい、心配していたのですが、別の雑誌に移って続いているようです。最近、第4巻が出ました。

書道とは全く縁もゆかりもなかった帰国子女・大江縁。
入学したばかりの高校で、ひょんなことから書道部に入部させられてしまい・・・という物語。

地味~な題材を楽しく読ませる作者の手腕は流石。
登場人物それぞれのキャラクターが立っていて魅力的です。
書道に関する薀蓄も盛りだくさんで、これも何故かおもしろい。
前2作のときもそうでしたが、うまいこと興味を持たされます。書道習っちゃおうかなあ・・・。(って、習わないんですけど!)

しかし、小学校6年間ずっと書道を習っていたんですよね、私。
それなのに、今、ものすごく字が汚い(謙遜ではなくて!)のはなあぜ?


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