gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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さくら荘のペットな彼女第21話『誰のせいでもなく雨は降る』の感想レビュー

2013年03月05日 11時49分03秒 | 現在放映中のアニメ
人事を尽くして天命を待ってたけど、やってきたのは理不尽(´;ω;`)ブワッ回でした。
ラブコメの皮を被りつつも、メインとなるのは厳しい現実と挫折、持てるものと持たざるものの圧倒的な格差といったテーマな本作なので、鬱回は重いですのう…。
しかし、それでも困難を乗り越えた先には希望が…!というカタルシス感が醍醐味でもあるわけで、今はみんなを信じて見守る感じでひとつ。

音ゲーで良い感触を得ていた事は事実ですし、さくら荘を守る署名運動で集中できなかった部分を差し引いても、十分に健闘できていたとは思うわけですが、商業的にはオリジナル要素が強めの新シリーズよりも、流行のアイテムを組み合わせたテンプレ作品のほうが売れる可能性は高い、と判断するのも合理的なわけで。
ジャンルが違えば、もっと綿密に両者を見比べるという行程があった可能性もありますが、たらればを言っていてもキリがないですし、採用された方も、空太が音ゲーを作っていた事を知らなかったわけですから、立場的には公平な勝負だったかと。
むしろ、そんな人気のボカロ要素に負けないくらいましろの絵が目立って評価される→スカウト依頼まで来た事が途轍もないことでしたね。
その連絡係にされてしまった空太にとっては、追い打ち過ぎてたまったものでは無いわけですが(´・ω・`)

たまったものではないといえば、恋愛的な意味合いは薄かったとはいえ、雨の中で抱きしめ合う空太と七海の様子を目撃したましろがまたカワイソス(´;ω;`)
自分のせいでさくら荘が無くなってしまうという事実を知っているだけに、その胸中には色々な思いが渦巻いているはずですが、頼りの空太は自分たちのことで手一杯ですし、ましろ係としては全く機能していない状況なわけで。
最近は、いろいろと独り立ちの気配を見せているましろですが、最も自分を見て欲しい空太とのすれ違いが続いていることで、つらい気持ちを抱え込んでいるのは間違いないかと。
そんな彼女が、それでもさくら荘を存続させようと頑張っている姿は健気ですし、何をしようとしているのかが気になるところです。

さて、唐突に泣きだした時は驚かされた七海ですが、前回必死に我慢していたものがここに来て決壊してしまったのは無理もないところかと。
現実逃避の手段として、署名活動に打ち込んでいたのも一種の心の防衛本能的なものだったわけですが、単なる住処の問題ではなく、彼女の人生にとっての大きな分岐点だっただけに、ある意味ではこちらのほうが大問題だったと言って良いでしょうね。
救いだったのは、彼女が心の底から求めていた言葉を、打算無く的確に空太が紡いでくれた事だったのではないかと個人的に思いました。
ラブコメ的にイイ雰囲気で慰める、みたいな展開であれば、この場はひとまず収まったかもしれませんが、後々まで引きずってしまっていたと思いますし、一度泣きたいだけ泣き明かしたあとで、これからの未来について考えていかないことには一歩も先に進めないわけですし。
同じ様に夢を追いかけ始め、現実の辛さを味わった空太だからこそ、七海の気持ちをきちんと理解できたのは良かったと思いますし、もっとも適任であったとも思います。
ぶっちゃけ、もうこのままくっついちゃえYO!なお似合いっぷりでしたが、そこで駆け引き出来ないあたりが子どもというか青春というかw

アニメになったことで三角関係がより視覚的に感じられるようになったのは大きかったですね。
あと、龍之介のアドバイスGJ!でしたが、その気配りっぷりをリタにも(ry



次回、第22話『きらめく日々を駆け抜けろ』

心に降り注いだ雨も上がると良いのですが、卒業式も間近で署名の数は全く足りていないというこの状況、起死回生の策はあるのかしら?


『さくら荘のペットな彼女』アニメ公式サイトへはこちらから



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2 コメント

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Unknown (tara)
2013-03-08 00:06:30
はじめまして。
ましろん、相当色々と抱え込んでそうですね…
今回のななみんのように“決壊”してしまわないか心配です;
返信する
>tara様 (gurimoe)
2013-03-09 13:35:28
・コメントありがとうございます(`・ω・´)ゞ
伏線的にはわりとわかりやすく描かれている気もするので、彼女がどのような“決意”をしているのかに要注目、といったところでしょうか。
みんながみんな、イッパイイッパイな状況ではありますが、なんとか切り抜けて欲しいところですね。
返信する

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