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クロニクル・レギオン2巻の感想レビュー(ライトノベル)

2015年03月25日 23時21分42秒 | ライトノベル・小説
ダッシュエックス文庫のラノベ、『クロニクル・レギオン2 王子と獅子王』(丈月 城先生原作、BUNBUN先生イラスト)が発売中です。

表紙は、征継と妹ポジションヒロインの初音。
日本刀を並んで構えた姿が凛々しくてカッコイイですね。
清楚な和装と裏腹なわがままおっぱいの存在感も(・∀・)イイネ!!
これはいい刀剣乱舞&おっぱい乱舞♪

お話的には、黒王子エドワードによって難攻不落の箱根の関が陥落!
獅子心王の異名を持つリチャード1世も増援に駆けつける中、征継と志緒理の反撃がスタート!という起死回生展開です。

前巻で世界観や人間関係を含めた大まかなルール部分についての説明が終わったので、バトルシーンもラブコメシーンもイベント数多めにも関わらずテンポ良く進み、とても読みやすかったのが好印象でした。
日常シーンではヒロインズとのイチャラブイベントで英気を養い、ブリーフィングでは自軍に有利な状況を生み出していく戦術的な読み合いを描き、実際の戦場ではド派手な武勲技の応酬で盛り上げつつ、ふとした隙には乾坤一擲の奇策で一気に形勢逆転を狙いに行くというスタイルが早くも確立され始めているので、政治的な意味合いも含めた駿河を取り巻く状況や戦況の変化が把握しやすく、説得力の高い内容に仕上がっていて良かったです。
一見おバカで熱血な猛将タイプのリチャード1世にしても、豪放磊落な性格とは裏腹に戦術的には天才肌なので、主人公有利なありがちなワンサイドゲームにはならず、最後まで気が抜けない展開がスリリングで面白かったです。
いや、ぶっちゃけエドワードさんなんかは温泉目当てに鼻歌交じりで基地壊滅させるレベルの余裕っぷりなのでまだまだ底が見えないわけですが、事前に根回しや工作諸々やることをやった後での“余裕の勝利”なので、慢心とは無縁過ぎるw

記憶喪失ながらも要所要所で戦術に関する冴えを垣間見せる征継の正体が少しずつ掘り下げられていくのも大きな見所ですね。
和泉守兼定の使い手=土方歳三説が優位っぽく思われた彼ですが、もう一捻りありそうな感じかしら?
ヒロインズの気持ちに気付かない鈍感主人公ではなく、気付いた上でその反応を楽しむ余裕のある態度がオトナで色気がありますし、そんな女好きな面を見せつつも相手を弄んで傷つけたりせずに誠意を持って接する姿が好感度高し。
これはヒロインズがメロメロになってしまうのも無理ないわ(*´∀`*)ポワワ

ラブコメ的には、他のヒロインズにプチ嫉妬しながらも、自分のために命を張ってくれる征継に応えるべく、恥ずかしいのを我慢して霊液補充の秘め事を繰り返す志緒理の健気さと官能的なエロさが辛抱タマランでござる(;゜∀゜)=3ムッハー
政治的にも重要、軍師としても有能と完璧超人な彼女が見せるレアな普通の女の子っぽさにそそられてしまいますのう♪
自分の気持ちを持て余しつつもちょこちょこ様子見に現れるようになった立夏や、征継が自分の知る人物ではなかったことに戸惑いながらも、改めて一人の異性として惹かれ始める初音の初々しい恋心も必見なのですが、その間もヤることヤってた志緒理のほうがかなりリードしている感は否めないかなとw
これは初音も立夏も負けずにどんどん霊液補給で読者サービスもとい征継に貢献しないと!(正座)

強さと貫禄にあふれたコワモテイケオヤジ、Sっぽく見せかけつつ実は面倒見の良いちょいワル美少年、実は腹に一物ありそうな子持ちの有能軍人と、新キャラの男性比率が高めで女性読者にもおすすめ出来そうな雰囲気が強まってきましたね。
巨大ロボを使った戦いや美少女とのラブコメがメインの男性向け作風の本作ですが、男同士の熱いガチバトルというシチュエーションは女性受けも良さそうですし、ファンが増えると良いなぁ。
霊液補充の合法お風呂シーンがお約束の本作ですが、オトコだらけの温泉回もばっちこーい!やでぇw

気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

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