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狼と香辛料Ⅸ(9巻)対立の町、下巻の感想レビュー(ライトノベル)

2008年09月07日 00時50分13秒 | ライトノベル・小説
・電撃文庫のラノベ、狼と香辛料Ⅸ~対立の町<下>~(支倉凍砂先生原作、文倉十先生イラスト)の感想レビューです。

シリーズ9巻目は、幻のイッカクを巡って北と南が争いあう、対立の町の後半部分を収録。
上巻に当たる8巻から少し間が空きましたが、序盤部分にあらすじや簡単な説明パートに当たる箇所があるので、物語にスムーズに入り込むことが出来ました。

この巻だけでも起承転結がきっちりしているので、特に中だるみする事もなく、最後までドキドキしながら読み進められるかと思います。
特に、終盤の展開には手に汗握りました。

自分よりも商人として格上の2人に挟まれて、右往左往するロレンスが出した答えとは?
商売に対して壮絶な執念を持つ、百戦錬磨の美人女商人エーブを相手に、敵となるか、味方となるか。予想のつかない、目の離せない展開です。

お馴染みのホロとロレンスのやりとりもたくさん収録されているので、洒落た会話のやり取りが好きな方にオススメです。
単純な惚れたはれたではなく、2人の間に醸し出されるオトナな雰囲気が魅力的ですね。
イラスト付きのシーンでは特にニヤニヤしてしまいます。

アニメ化で知名度もかなり広まった感のある狼と香辛料ですが、キャラの魅力だけでなく地の文の描写も秀逸なので、8巻と併せて、是非一度文庫の方もお読みになっていただきたいなと思います。

8巻のレビュー記事はこちらです。





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