gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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機動戦士ガンダムAGE第37話『ヴェイガンの世界』 の感想レビュー

2012年06月24日 18時45分43秒 | 現在放映中のアニメ
ヴェイガンヒロインの登場で、種族を越えた愛が芽生えちゃうかも?と期待した瞬間にあと三ヶ月の命((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル展開になって凹まされた上に、予告では悲しい別れとかどういうことなの!?な、接待捕虜視察回でした。
いや、実はアスノ家とイゼルカント様の血筋に何らかの接点があるならともかく、息子に似ているから優しくします&お前は選ばれた人間だから!みたいな展開になっているのだとしたら興ざめだなぁというのが個人的な感想なわけですが、TLでは今回は面白かったという人もチラホラ居た印象だったり。

三世代というスタイルにした分、敵の正体を引っ張らざるを得なかったのはわかるのですが、MS技術だけ先進的で、居住区は意外なほどスラムな感じだったので驚かされましたね。
もしも普通に医療技術他の分野でも進んだ国であれば、そもそも地球に復讐侵攻しなかったでしょうし、マーズレイの脅威にさらされているというなら、他の惑星をテラフォーミング&移住するという手もあったのではないかとか、色々突っ込めそうではあるのですが、何しろここに来て初めて明かされた敵勢力の住環境なわけですから、情報が少なぎて判断つかない部分も多いなと。

ただ、捕虜と直接トップが会う必然性はやはり弱いですし、監視をつけているから自由行動OK!という謎展開な上に、階段から転げ落ちるという生命の危機に際してもその監視が姿を見せないとか、脚本に齟齬が多いのが個人的に目につきました。
そこまで色々と重箱の隅をつつく様な見方をしていたわけでもないつもりなのですが、わざわざ拉致シチュエーションを作ったのなら、もっとドン底まで追い詰める展開になっても良かった気はしますね。

そもそも、なぜ愛情がなくなるのかという理由が(説明と実例があったとはいえ)曖昧でしたし、愛情が無いなら憎悪も特に感じない→わざわざ復讐しないとなったりするんじゃないのかと思うのですが。
いやだって、親の敵をとるというということでグルーデックさんも死んでしまいましたし、死んだ息子の生き写しだからキオを特別扱いするイゼルカント夫妻の動機もおかしくならないかしら?と思ってしまいます。
ただ、ゼハートがあまりロマリーを意識して云々ということがなかった理由にはなるかも?
この辺り、ざっくりとしか見ていないので自分が聞き忘れているだけで、実はもう少し深く説明されていたのかも知れませんが、何か納得行かなかったです。
というか、年端もいかない子どもにつらい現実を直視させたところで、良い解決案が出てくるとは思えないわけですが…。

人として生きられないことを嘆き、生きる意志があるのか、あえて地球を試す攻撃を繰り返したイゼルカントの意志の強さは、流石はカリスマ指導者と呼べるものでしたが、そこまで自分の星の民達の未来を憂えているなら、悠長なことはしないで一気呵成に攻めこむか、自分たちの立場を表明して地球への移住を進めるべきだったのではないかと。
今回ばかりは、ひとり気を吐いているザナルドのほうが一貫した態度で好印象だった気がw

さて、いきなりヴェイガン製のAGE4?が作られる運びと相成ったわけですが、これは旧シリーズ宜しくキオが強奪するパターンになりそうですね。
噂通り、ファンネルタイプの武器を装備した最強の機体になりそうで楽しみですが、ヴェイガンの真実を知ったキオが、再び戦場で敵を倒すことが出来るのか気になるところです。
SEEDのキラの様に不殺系チートキャラになる可能性もあるかもですが、それに対抗してラスボスキャラ&MSが登場してくる展開もあるかもですし、どう転がるのか楽しみ。


次回、第38話『逃亡者キオ』

ルウちゃんが死ぬ…と見せかけて、助けに来たアセムが死んでしまうという可能性もゼロではないので気が抜けませんね。
もう普通にAGEシステムでマーズレイ症候群の特効薬を生み出して、ルウちゃん正ヒロインでいいじゃないか!という気持ちも大きい今日この頃w

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