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『ココロコネクト ステップタイム』の感想レビュー(ライトノベル)

2012年07月07日 18時49分13秒 | ライトノベル・小説
ファミ通文庫のラノベ、『ココロコネクト ステップタイム』(庵田定夏先生原作、白身魚先生イラスト)が発売中です。
いよいよ本日深夜からアニメ放送開始!ということで、テンションあがって(゜∀゜)キタコレ!!という方も多そうですね。

表紙は太一と稲葉んのご両人。
◯◯(アニメから入る人用に一応伏字w)として板についてきた感のあるふたりがラブラブで、なんともウラヤマシス!!
基本クールビューティな稲葉んがここまで可愛らしい感じになっているのを見ると、思わず(・∀・)ニヤニヤしてしまいますね。
これはみんなからデレばんと言われても仕方ない♪
ちなみに、オビで隠れていますが藤島さんの存在感もマジパネェっすw

お話的には、前巻での予告通り、短編集構成になっていました。
文研部設立当初のドタバタや、伊織と稲葉んがどうやって仲良くなったのかが綴られるかなり昔のエピソードの他、前巻での出来事によって誕生したカップルも交えて、トリプルデートが敢行されることになったごく最近のエピソード、そして、我らが藤島さんがリア充を目指す!?という、彼女が主役のエピソード、計4編を収録。
いずれも、本作が好きなファンには必見の内容なのでオススメです。

今までふうせんかずらが起こしてきた事件を通じて、文研部メンバーのひととなりは十分に掘り下げられてきたわけですが、それを見てきた読者だからこそ、特に、今巻で語られる過去のエピソード内で、それぞれがお互いをどの様に見ていたのか?という部分で(・∀・)ニヤニヤ出来る事間違いないかと。
出会って数日で、なんとなく『コイツはこういう奴なのかもしれない?』と直感しあう文研部メンバーたちの姿には感慨深いものがあったというか、これが正にお互いの波長が合うということなんだろうな~と、微笑ましい気分になりました。
非現実的な能力に翻弄されながらも、お互いに支えあい、絆を深め合いながら乗り越えてきた彼らですが、ふうせんかずらに関わってしまったという不幸以上に、この5人(後に7人)が出会えたことこそが、とても幸運な出来事だったんだなぁと、しみじみ感じてしまいました。

また、今回のエピソードではふうせんかずらから直接何かをされる、というわけではない分、友達付き合いや恋愛事、自分探しといった悩みを抱えつつも普通の高校生として生活する彼らが等身大に描かれていて、とても青春っぽさが感じられたのも良かったと思います。
最終巻への伏線もありましたし、ラストはかなり非日常的な要素が濃厚になる可能性が高いわけですが、このタイミングで穏やかな日常生活や、隙間系補完エピソードが語られたのは、世界観の掘り下げ的にも、各キャラへのご褒美的な意味でも、とても良かったのではないかと。
もちろん、シリーズ完結後に日常後日譚系SSが出てくれるのも大歓迎なわけですが、アニメ版のための設定掘り下げ&追加的な効果も得られる今がベストタイミングかな~?と思う次第ですw

先行Aパートを見た限り、アニメを見て原作に興味を持った!という方は間違いなく増えると思いますが、全巻揃えても10巻以内ですし、現代モノでかつ、各巻のテーマも自分で状況を想像しやすいものばかりなので、普段ラノベをあまり読まない方がまとめ買いされるのもありかと。

気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

『ココロコネクト』アニメ化決定!記念PV



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