gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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境界線上のホライゾン第8話『全域の支持者』の感想レビュー

2011年11月20日 04時51分14秒 | 現在放映中のアニメ
私の意思は、もうそちらを向いたから―(゜∀゜)キタコレ!!というわけで、平行線上の正純回でした。
かなり初期の頃から流れていた下半身ずり落ちスタイルのせーじゅん、マジ天使♪
お約束のパイタッチで上半身までコンプリートしてしまうトーリが羨ましすぎますが、白線ボカシ無かったのが意外かも。
いつもはR元服仕込みの相当エロい揉み方してるのかしらw
とにもかくにも、セージュンはもはや未熟者ではなく、やればできる子!

正純がトーリに答えを与え、トーリは正純に絶対の支持を与えと、お互いに強い信頼関係を築いたふたりの反撃がスタートする重要回でしたが、政治系用語が多いのがキツイ方も多そうかなと。
シロジロや浅間への指示は、前回までのネタふり伏線を回収する形だったわけですが、三河を併合して武蔵に主権を担わせるというお題目で、ホライゾンの感情を取り戻すために大罪武装獲得交渉の為の航行を続けることによって自給率不足を十分に賄えるレベルのインフラ資金をかき集められるから、もしもイザ戦いになったとしてもやっていけるよ!と証明した形ですね。
もちろん、各種の問答を細かくチェックしたほうが正純の理路整然とした弁舌の巧みさや、条約関係に対する知識の深さが判って深く楽しめると思いますが、個人的には、戦う為の大義名分が立った&戦いの方向性が見えたことでいよいよ本格的に教導院としての介入を開始することになったという点を押さえておけば大丈夫かと。
究極目的は大罪武装を集めての末世解決であり、大罪武装の統合OSを体に宿すホライゾンを救う事も必然的な流れだと主張する事になりますね。
まさにホライゾンへの道をつけた、という感じ。

インノケンティウスの対話では危うく足元をすくわれそうになった正純でしたが、結果的には回線を通じて各国への宣言が広まっていった形でもありますね。
まさかの論破失敗にもちゃっかり大罪武装持ちのガリレオを伏兵で派遣して強引に事を進めようと準備が進んでいた辺り、オトナって汚いなwな感じもありましたが、颯爽と駆けつけた二代の名乗りがラストへの引きになっているとかめちゃくちゃ格好良くて鳥肌モノでした。
…なんで次週休みやねん、MBSさんェ…orz
いや、拙・僧・発・進―!!したウッキーやノリキが天動説であっさり返された時にはビビりましたが、流石は本多忠勝の名を受け継ぐだろうと言われるだけのことはあるなという見事な割り込みっぷりでしたね。
ただ、ウッキーやノリキの真の実力はまだまだこんなものでは…とフォローしたい気持ちもw

真の実力といえば、遂にやる時はやるぜ!な所を見せたトーリの活躍も見逃せないところですね。
正純にホライゾン救出の方法を語らせたという手腕もさる事ながら、オトナ政治家組の手紙や黒藻の登場を用意していたところとか、諦めかけた時にはっぱをかけるところとかカッケェ!
正純の父親への複雑な想いも今回の件でかなり吹っ切れましたし、乳房の除去手術というコンプレックスもある程度解消出来たかと。
インノケンティウスの最後の方の論法は、完全に個人の弱みにつけ込む陰湿なやり口だっただけに、それをバッサリ否定したことでかなり爽快な一幕になっていたかと。
いちいち声音を変える中の人の技術力の高さも、イイ方向に雰囲気を後押ししていたと思います…素敵!
最後も正純の身をかばって飛び出していましたし、急に主人公然としてまいりましたw


次回、第9話『高嶺の花』

MBS的には次回は一週休みで12月3日の2:58~の放送予定とのこと。
直後のベン・トーが同じく3:58~ということなので、2話連続が濃厚かなと。
なんという焦らしプレイ…!でツライところですが、ここから最期までは右肩上がりの盛り上がりなので+(0゜・∀・) + ワクテカ +


境界線上のホライゾン

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6 コメント

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初めまして (野良猫)
2011-11-24 18:05:15
>正純にホライゾン救出の方法を語らせたという手腕

確かにそれはありますが、殆どはインノケンティウスの手助けがあっての話のような気がします。
トーリには「もっとも能力のないもの(インポッシブル)」の縛りがあって直接の質問も回答もできない。他の誰かの言葉としてしか質問できない。インノケンティウスほどの対案を誰かからの質問として用意しておくという手もありますが、それはそれでインポッシブルとして資質に問題が出る。
トーリにできたのはせいぜいあそこまでが限界でそこまでで狙いとしては正純が完璧な答えを出すこと、もしくは、別の誰かが乱入しその間でトーリの頭の中にある完璧な大義名分へと誘導することだったと思います。
そしてインノケンティウスもそれがわかっていた、もしくはトーリが正純の弱点を突くまではトーリ自身としても、インポッシブルとしてもできないこともわっかていた。
だから、インポッシブルとしての質問の限界数と正純の答えの完璧度をみて、他の国が出張ってくる前に武蔵の大義名分を確固たるものにするために時間稼ぎとして出てきた
と個人的には考えています。
最後の討論については色んなブログで批判受けてますが、
あれが武蔵の大義名分を揺るがす一番の穴だったんです。だれかが埋めておかないといつかは他国に突かれ大穴あく穴。
しかし、今、インノケンティウスが持ち出したことで一番傷が浅い時に穴を埋めることができた。とも取れます。
それに、最後の問いはこうであったとも思います。
「もし道を間違えたなら、つるし上げられるのはお前じゃない、そいつら、お前の周りの人間だ。そうなったときお前はどうする、そいつらに何を保証してやれる?インポッシブル」
それに対し、その問いかけを理解しているはずのトーリは戯言でちゃかした。それがインノケンティウスがただ一度声を荒げた理由だと思います。
そしてインノケンティウスの催促に「絶対の支持」という形で答え、さらには、「時間稼ぎに付き合ってくれて、大義名分を完璧にするための悪役まで引き受けて、武蔵や俺たちには力を貸してくれるのに、何でホライゾン殺すしか答えをくれないんだ」(あんたの言いたいことはちゃんとわかってる。おれは何も言えないけどインポッシブルじゃねぇ)をインポッシブル縛りで、ああ返した。
その答えに対し、インノケンティウスは自ら決裂を口にしたうえでガリレオを差し向け討論をお開きに(他国口出し無用)な状態に持って行った。

もし討論に口出ししてきたのがインノケンティウスのようにまだ良心的な方でなかったならトーリの手腕を持ってしても上手くはいかなかったのではと思います。
インポッシブルの縛りの利く範囲で質問しながらトーリを封じたうえで正純単品をネチネチと攻めて武蔵の人々もろとも再起不能になるまでつぶしたのではないでしょうか。

長々すみません
>野良猫様 (gurimoe)
2011-11-24 21:47:46
・はじめまして&コメント…というよりもはや解説レベルの解釈ありがとうございます。

何をもって国家とするかあたりから原作と付き合わせて用語を列挙することも考えましたが、ぶっちゃけそこまで細かく見るよりも大まかな雰囲気を把握して楽しめるようになればと匙加減したつもりでしたが、やはりコアなファン層には物足りなく感じる感想になってしまっていたようで恐縮です。

アニメ版でカットされた部分を加味していけば、もっと深く内面まで描けそうではありましたが、限られた尺の中で原作未見組にも伝わるようにスタッフの皆さんが試行錯誤されている部分も多いと思うので、テンポやケレン味といった要素と劇中での盛り上がりのどの辺りをメインにするかの問題だと思うわけで。
そんな中、吹っ切れた正純の脱未熟者っぷりと、そんな正純が凹まされかけたところへトーリが手を差し伸べるカタルシス感を前面に押し出してきた、と個人的に解釈してまとめた次第です。

原作を読み進めてインノケンティウスと酒井学長の因縁といった辺りを読むとまた印象が変わってくるところですし、実際のやり口の抜け目なさといった部分は、原作を読んで補強したいと思ってくださる方が増えるのに期待するばかりですが、ここでは“インノケンティウスが相手であろうとなかろうと”、『正純の事を絶対的に信じる!』と宣言したトーリと、その言葉に力を得て政治家として華麗に羽ばたき始めた正純の絆に注目してみたということでご了承下さい。
度々すみません (野良猫)
2011-11-26 15:02:19
>その言葉に力を得て政治家として華麗に羽ばたき始めた正純の絆

原作未読の人間としては、一番怖い部分かなと思います。
どうしても伝説の勇者の伝説のシオンとライナがかぶってしまうんです。
いずれは同じ思いを抱きながらコインの表裏の如く近くにあるはずなのに決して近づくことのない二人になってしまうんじゃないかと…
学生はどこまでOKなんでしょうか。
暗殺は?
それがわからない未読な私には、
いずれシロジロが誰かに正純暗殺を指示。
脱未熟者な正純はそれがシロジロがトーリの意思を汲んだものであると気づき…
「この醜くも美しい世界」での「名前を付けてくれた人を嫌いなれるわけがない」じゃないですが、
どんな解釈によっても救われなかった自分を拾ってくれた人を嫌いになんてなれない。例え、自分を殺そうとしているとしても。
自分はトーリの邪魔。
でも、死ねば不要だとしてもトーリはきっと傷つく。
そんなとき脱未熟者な正純はどんな答えをだすのか。
二人の後悔の行き着く先が同じ場所になってしまいそうな気がしてしまうんです。
それこそ、
正純が教皇総長にでもなって「トーリを救いに行く」
トーリはトーリで「正純を救いに行く」
そういって、死なせた分だけ前に進むしかなくなって、殺した分だけ後戻りできない道を歩いていくんじゃないかと。
そしていつしか、自分と相手の境界線の真上で、ど真ん中で殺しあう二人が垣間見えてしまうんです。
そして、ホライゾンに「あいつ(ら)をころせ」と言ってるトーリが…

絆の行き着く先は別れ。
ただ別れるならともかく、悲しみと後悔しか残らない絆なら必要ないかなと。
その辺が未読者としては、あまり正純とトーリの絆には触れたくないなと思う点です
まぁ、そんな悲しいすれ違いにならないなら別にいいんですが
>野良猫様 (gurimoe)
2011-11-26 19:10:14
・コメントありがとうございます。
というか、既読で解釈の間違いを指摘されているのかと思って受け答えしていたのですが、未読で疑問に思っていた部分が多かったということでしたか。

個人的には自分で推論しつつ毎週視聴を続けることにこそ未読視聴の醍醐味があると思うことと、当ブログ自体が特に唯一の正解を求めた書き方をしていないこと(他の多数のブロガーさんの意見を巡回して、読者の方それぞれ自身が一番しっくり来る解釈を見つけられるのが理想)等から、既読だから知り得た今後の展開をネタバレしてまで答えようとは考えていない訳ですが、今までのエピソードで描かれた内容と照らしあわせても発想が飛躍しすぎだと思います。

境ホラは国家間戦争を各教導院の学生が代表者となって行う中で生じる諸々のドラマを描いた物語であり、リーダーであるトーリを仲間達がどの様に支持していくのか主な見所なわけで、今回ようやく正純が他の梅組の生徒と同様にトーリをもり立てていこうと決意した矢先に、仲間であるシロジロから裏切られる可能性を考慮する必要があると考えるのは無理があると思います。
シロジロ=金に汚い=金さえ積めば悪いことでも何でもやる男というわけではないですし、その辺りは金絡みの事件が起こった時に彼がどの様に立ちまわるかを見ていくことで把握が進むかと。

伝勇伝はアニメ版も積んでいるのでそこまで詳しいわけではないですが、野良猫様がその内容を連想することと、特に伏線もなく裏切りイベントが起こることとの関連性は、少なくとも現段階では全く無いと言わざるを得ません。

学生だから暗殺は不可か?という疑問に対しては、直接相対戦を行う前に破壊工作等を行う可能性はありますし、死傷者が出る可能性だってあるとは思いますが、誰が、何を目的に、どの程度のリスクを負いつつそれを実行するのか?といった部分に説得力のある理由説明がなされないまま、いきなり暗殺云々という展開にはならないのではないかと。

物語の終盤までに人間関係がもっと入れ替わる可能性もあるかもですし、全否定する気はないですが、仮に梅組の誰かが敵対する側に回るような展開が来るとするならば、「個人として余程の事情がある」からか「ホライゾンを救いたいというトーリたちの意志を曲げさせてでも止めなければならない何かが起こった」ような時しかありえないと思いますし、着々と力をつけ続けていくであろう梅組の皆なら、なんとか協力して乗り越えようと団結すると考えたほうが自然かと思うのですが。
Unknown (野良猫)
2011-11-28 16:50:21
>シロジロ=金に汚い=金さえ積めば悪いことでも何でもやる男

別にそう思っているわけではありません。
むしろ、裏切れないからこそ、そうなっていくのだと思っています。
ようは何がトーリのためか、それは個人によって大きく違いがあります。その違いがいずれはそうなっていくということです。
今までの中では、トーリの非情を受け持てるのはシロジロではないかということです。
トーリのため、武蔵、極東のため、そのプラスとマイナスを正確に判断し非情な決断をトーリの代わりにできるもの。そう思っています。
誰もが正しくて、誰もが間違っている
答えのでない泥沼をいく

>飛躍しすぎ
個人的には、
1話 あれ?
2話 そっち?
3話 あ~あ…
4~6話 うわっ
7話 詰んだ?
って感じに確定路線にのってしまった気がするのですが

>リーダーであるトーリを仲間達がどの様に支持していくのか主な見所
>協力して乗り越えようと団結すると考えたほうが自然

団結だけが支えていくことではないというこです。
それに、支えていくことがトーリを守ることでもないということです。
多分原作ではまだトーリは本当に人を殺してはいないんでしょうね。
伝説の勇者の伝説のように、十万単位で人が死に、百万単位で人が消し飛ぶ、そういう本当に狂った戦場に身をおいていない。
いつかそんな戦場に立った時、支持することは背中を押すことなんです。殺せ殺せと。
その時、トーリを守るとはどういうことになるのか。
トーリの傍らで誰よりも多くその罪を背負うことか、
トーリの意思を無視してでも女子供も容赦なく見せしめとして殺してでも次の敵の戦意をそぐか、
それとも、そうなる前にトーリを殺してとめてやるか、
選択肢はいくらでもあります。
そこを書かずして真の協力の意味も団結の意味も、頑張れ、その言葉の本当の意味を書くことはできないと思っています。

>特に伏線もなく裏切りイベントが起こること

もう十分に伏線であると考えています。
伏線とは何かのエピソードがあってあるものではなく、何も繋がりのないはずの言葉の繋がり、多くの物語の根底の部分に流れている流れているかすらわからないほどゆったりとした大河のような流れだと思っています。
シロジロというキャラクター、言葉。正純のキャラクターと言葉。それらはすでに孤独、対立、裏切り、そういったものを飲み込んだ流れの中にあると思っています。
>野良猫様 (gurimoe)
2011-11-29 18:26:14
・コメントありがとうございます。
野良猫様がここまでの放送を見て、頂いたコメントの様な印象を持ったということについては理解できました。
解説でも疑問でもなく、純粋な感想コメントだったみたいで、上手く返せず申し訳ございませんでした。

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