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Vermillion 朱き強弓のエトランジェ2巻の感想レビュー(ライトノベル)

2015年03月09日 23時17分31秒 | ライトノベル・小説
このライトノベルがすごい!文庫のラノベ、『Vermillion 朱き強弓のエトランジェ2』(只野新人先生原作、フルーツパンチ先生イラスト)が発売中です。

表紙は、ケイとアイリーンの主役コンビ。
獲物を狙う眼光の鋭さが真剣そのものでカッコイイですね!
標的になったら逃げられる気がしねぇw

お話的には、タアフの村を出たふたりは手紙を届けに城郭都市サティナに移動。
矢作り職人のモンタン一家と交流を深めるふたりでしたが、モンタンの一人娘・リリーが誘拐されてしまって…という事件発生展開です。

前回がケイメイン回だとすると、今回はアイリーンメイン回という趣きでしたね。
ニンジャ=魔法剣士としての彼女の活躍はバトルだけにとどまらず、リリーの捜索とアジトへの潜入時でもたっぷり描かれているので読み応えがあって良かったです。
自分の命が危険に晒されるのと同時に、悪人とはいえ人を殺す事が出来るのか?というシビアな選択を突きつけられるアイリーンが、前巻のケイの様にそれを乗り越えることが出来るのかハラハラさせられました。

正義感の強い彼女が、義憤にかられて仲良くなったリリーの為に戦おうとするのは自然な流れでしたが、本来非力な女の子であるだけではなく、病み上がりというハンデも合わさるとゲーム時の万全な状態からは程遠かったわけで。
慎重派なケイが、彼女を傷付けたくない為に危険から遠ざけようとする気持ちも判らなくはないですが、意見の食い違いがすれ違いを生んでしまう流れに不吉なものを感じてしまったのは私だけではないはず。
誘拐の実行犯と仲間達が典型的なクズキャラだったので、エロ的な意味でひどい目に合わないか期待…もとい心配してしまいましたのことよw

というか、野盗に続いて麻薬やら、幼女が人さらいにあうやら、この世界治安悪すぎィ!…と思っていたら、意外な繋がりが発覚&今後の物語の方向性にも大きく関わってきたりと、いよいよ本格的にシリーズが始まったな!という感じで+(0゜・∀・) + ワクテカ +
魔術の詠唱描写も雰囲気が出ていてカッコ良かったですし、街の住人たちとの会話描写も情感たっぷりで上手く世界観が掘り下げられていて好印象でしたね。
街の規模もだんだん大きくなってきましたし、この世界に飛ばされた理由についても何か判るかも!?ということで俄然盛り上がってまいりました♪

ゲーム時代との変化を実感しながら、お互いのそれまで知らなかった部分についても少しずつ理解しあっていくふたりの様子に心なごみましたし、変にストレスを溜め込んでしまうよりは、常日頃から時にぶつかり合う事になっても腹を割って話しあおうとするほうが良い結果に繋がるかと。
ケイはこちらの世界への残留希望が確定的ですが、アイリーンがどうするのか気になるところですね。
お互いを支えあって生き延びていく中で、自然に愛情が芽生えてくる可能性は高そうですし、今後更なる強敵と戦うことになれば、バトル時の連携もますます必要になってくると思うので、どんどん仲良くなって欲しいところですが果たして?


気になった方は是非チェックなさってみて下さいませ。

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