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されど罪人は竜と踊る3巻の感想レビュー(ライトノベル)

2008年09月23日 14時41分44秒 | ライトノベル・小説
・ガガガ文庫のラノベ、『されど罪人は竜と踊る3~Silverdawn Goldendusk~』(浅井ラボ先生原作、宮城先生イラスト)が発売中です。
ガガガ文庫から新装版が発売されていたことは1巻の時からチェックしていましたが、旧版のストーリーに追い付くのはまだまだ先かと思っていたところ、オビを見ると“完全書き下ろし新作長編完成!!”の文字が。
速攻でレジまで輸送致しました三 (/ ^^)/。

約600ページという大ボリューム!
しかも4巻“Soul Bet’s Gamblers”は来月発売と、待っていたファンの方にはありがたい連続刊行ですね。
というか、2冊に渡っての壮大な物語に、早くも超期待という感じです。

とりあえず3巻では、『ガユスの恋人』ジヴーニャが事件に巻き込まれて大変なことに!
ラノベ界には沢山のかわいい、もしくはきれいなヒロインキャラ達がいると思いますが、『オトナのイイ女』のヒロインとなると真っ先にジヴを思い出してしまうgurimoeです。
今まで語られなかったジヴを中心にしたエピソードが明らかに!というわけで、旧版でジヴのファンだった人にはかなり嬉しい新ストーリーになっています。
戦闘を生業としない、多才ながらも普通のOLさんのジヴが、巨大な事件に巻き込まれて大ピンチ&大活躍!
頭を使って困難に立ち向かう様子に、ますますジヴの事が好きになってしまうかも。

とある理由でジヴと離れ離れになってしまうガユスが、いかにジヴを愛しているのかという思いがヒシヒシと伝わってくる演出が見事です。
戦闘では相当な実力を持ったガユスですが、恋人を失ってしまうかもという恐怖感の前にはあまりにも無力!
そのギャップが心にグサッと突き刺さってくる感じですね。
相変わらず、『鍛えようが無い部分』をエグく突いてくるのが“され竜”シリーズらしいなと思いました。

という訳で、いきなり3巻から読み始めた新装版ですが、旧版で全巻読んでいたという方なら、問題なく楽しめると思います。
ガユスの相棒にして、武双の美貌剣舞士、ギギナの椅子に対するマニアっぷりや、モルディーン枢機卿の政治的先見性などなど、シリーズを彩る設定も相変わらずです。
是非ともお読みになってみて下さいませ~。




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