自業自得の結腸癌

菌状息肉症と結腸癌、2つも癌を抱えちゃったけど、病気のおかげでかえって人生が豊かになった気がするよ。

残った抗がん剤は記念品?

2013-03-01 | XELOX療法


ブログを更新したいしたいと毎日思いながら、
夜はソファでだらしなく寝てしまう。

本当にだらしない私。自分でも辟易しているんだけども、
テーブルの上には、すでに1月に終了したXELOX療法のゼローダ(内服用の抗がん剤)が
いまだにタッパーに入ってのっかっている。3日分余った。
いや、正しくは“飲み残した”んだ。

がんの発生と治療について、今では私より熱心に勉強をしている夫は、
最初は抗がん剤治療に積極的だった。
そのときはおそらく医療側に偏った情報だけしか収集してなかったからだろう。

しかし今は幅広くたくさんの本を買い込み、「抗がん剤は効かない」、
「抗がん剤は効かないばかりか別のがんを生み出す可能性さえある」
という結論に達したようなので、「残ったゼローダはどうすればいいと思う?」
なんて質問をすれば、当然「捨てろ」と言うかと思いきや、
「記念にとっとけば?」だって。

貧乏性の私は、高額な薬剤なので、
「また必要になった時のためにとっておこう」な~んて思っていたけど、
また必要になったとしたら、そりゃ効かなかったんだろってこと?


XELOX療法を受けているときは、治療が怖くて憂鬱で本当に気持ちが凹んでたけど、
どこかで治療に依存している部分も確かにあった。
「抗がん剤を入れているんだから大丈夫」って。

でも、今はもっと自己治癒力を信じたいと思うようになった。
その手始めに、先日風邪をひいたときも抗生剤を飲まずに過ごした。
たかだか風邪なんだけど、いつもは“仕事休めない”と
すぐに内科にかかって抗生剤やボルタレンの類を出して貰っていた。
今回は、喉の痛みに効く漢方を2日間は服用したけれど、
あとはあまり食べないようにして安静にしていたら、
結果的に抗生剤を飲んでいたときよりも早く治った。

私と同じころ、猫のつぐみも風邪を引いたようにくしゃみを連発して、
左目にはずっと涙を溜めていた。
猫は言葉が話せないからと、いつもすぐに病院に連れて行くんだけど、
やっぱりすぐにインターフェロンだの抗生剤だの抗アレルギー剤だのを注射される。
確かに、治りは早いけど、副作用だってある。
つぐみはくしゃみと涙がひどかったけど、食欲はあったし、
ぐったりもしてなかったから、ここはつぐみの治癒力を信じて、
つぐみの好きなブラッシングやマッサージをしてあげて様子を見た。
私よりちょっと時間がかかったけど、つぐみもすっかり元気になった。

今、真柄俊一著の『がんを治すのに薬はいらない』を読んでいる。
非常に元気の出る、力が湧いてくる本だから、
がんのある人はもちろん、がんになってない人にも読んでもらいたいな


幸せそうに昼寝をするつぐみ





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コメント (5)
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