がんになってからのヨガ

昨年12月にやっとヨガを再開した。
実に１年半以上のブランクであった。

本当は術後、痛みがなくなったらすぐに再開しようと思っていて、
主治医にも「スポーツは良いから、ぜひ再開しなさい」と言われていたが、
2012年5月1日に手術をし、同月には仕事には復帰したものの、
排便障害（頻回の排便）が気になっていて、腹部の痛みはなかったが、
ヨガの最中にトイレに行きたくなったら…ということを考えると、
なかなか再開する気にならなかったのだ。

でも、昨年11月末に学会出張で島根に３泊４日で行ったとき、
なんとかかんとかトイレは行きたい時に行って、やり過ごせたこともあり、
ようやく「いいや、途中でトイレに行きながらやろう」と思えるようになった。


こうみえても（私の運動嫌いはよく知られていて、動きがどんくさい）、
私はヨガ歴かれこれ６年以上。
生まれて初めてやったのがパワーヨガだったこともあり、
その後も筋トレ系の激しい動きを求め、
「大腸がんです」となる直前は、ヴィンヤサヨガをやっていた。
筋のストレッチと同程度に筋を締め上げていく動きもあり、
終わった直後から筋肉痛が出るくらい、私には筋トレ系のヨガで、無心になれた。

でも、ですよ。
その分、排出効果というのか、デトックス効果も抜群で、
私はいつもヴィンヤサヨガ終了後に必ずトイレに行っていたので（小です）、
今となっては“大”のトイレに行きたくなるのが心配で、
とりあえず、今回は「Level１」のクラスを選択。

私が通っているヨガスタジオは、朝から晩までヨガクラスがいくつもあり、
自分の所属するクラスに出られない時は、別のクラスに振り替え可能。
それで、何度か「リラクゼーション」のクラスに振り替えてもらったんだけど、
これが意外と良くて、Level１とほぼ交互にやっている。


大腸がんになる前。なぜあんなにムキになって激しい動きを求めていたのか。
今はゆっくり深い呼吸をすることと、じんわり全身を伸ばすことを楽しんでいる。




にほんブログ村