昨日エルプラットの点滴を受けた。だいたいその日は大丈夫。元気
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今朝、起きぬけに胃部不快感を感じたと思ったら、いきなり嘔吐反射。
トイレに駆け込んだ。 ・・・でも吐かなかった。
それからはずっと食思不振。
いやいや、また『抗がん剤ダイエット』だ。
これを言うと、夫は「シュールすぎて笑えない
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私が今受けているケモセラピーは、
XELOX療法(=エルプラット点滴2時間 + ゼローダ内服14日間)
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T先生は、私の体重から、ガイドラインに沿って
ごく標準的なエルプラットの量を設定されたようだった。
点滴は、後半血管痛を生じながらもスムーズに終了。
私も機嫌は悪くなかった。夫が会社を休んで送迎してくれた。
その日の深夜から嘔吐が始まった。
T先生には「吐き気はするけど吐いたという報告は聞いたことないよ」
と言われていた。
たわけ!“吐き気”があったら吐くもんじゃい
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心の中で思ったが、「ああそうですか。吐かなきゃいいですけどね~」と答えた。
吐き気止めとして、プリンペラン、ナゼア、デカドロンの3種類が処方されていた。
私は処方通り服用したが、どうもこれらを飲むと吐き気を催す感じ。
6月9日に日付が変わった夜中から、明け方にかけて4回の嘔吐。
でも、胃の中は消化されてしまっているのか、出たのは少量の胃液だけ。
翌朝、夫と猫たちと音楽を聴きながら朝食を取るが、
この時点で吐き気はないが食欲もなかった。
やっとの思いでリンゴひとかけを20分くらいかけて食べ、
ゼローダ、ピドキサール(ビタミンB6)、プロテカジン(胃薬)を飲んだ。
その後、1時間ごとに吐き気が来て、3回目のときだったか、
トイレに駆け込んだ意味がないくらい、噴水のようなゲロが
ものすごい勢いで口と鼻の両方からジェット噴流のごとく飛び出し、
怖くなった私は救急外来に電話して相談した。
主治医は今日はいないけど、とにかくいらっしゃい!とナースに言われ、
しびれる腕で一人運転して行った。
当直は、「内科医とはこれいかに
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私が事情を話すと、聴診器をお腹に当てて「では、レントゲンをとりましょう」
とのたまった。 なぜ?
薬の副作用で吐いているのに、その内科医は「腸閉塞だといけないから」と言う。
反論する元気もなく、レントゲンを撮りに行く。 異常なし。
ようやく主治医と電話が通じ、ゼローダの内服中止の指示を受けた。
この時は吐き気も治まり、なんの処置もなく帰宅。
それからだった。
2~3時間に1回だった嘔吐が、1時間、45分、30分・・・と間隔を縮め、
もう何回吐いたか数えられなくなっていた。
胃液も黄色を通り越し、青汁色になり、「これ、いったい何液?」のようになっていた。
9日の深夜23時過ぎ、再び救急外来に電話して事情を話し、夫の運転で向かった。
またメタボ内科医が出てきて、なんと、今度は腹部CTを撮るというのだ。
このときの私はもう口もきけないくらい消耗していたので、
車いすで地下1階のCT室に連れて行ってもらい、帰りにまた吐いた。
CT上異常なし。結局エルプラットを入れる前に入れた制吐剤デキサートを点滴して
10日AM2時ごろ、ようやく嘔吐が止まった。
その後は薬の名前を思い出しただけで吐き気が込み上げてきた。
もう完全に『トラウマ』になったと思った。
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副作用 実際の痛みや症状と
気持的に めげてしまうもんがありますよね
腸やられた時は トイレに縛り付けられたようで
苦しいのはもちろんですが とても 悲しかったです
このとき初めて「抗がん剤治療の意味」を考え直しました。
だって、効果より副作用が強いなんて、
有効な治療とは思えないんだもの!