今日は気持ちが落ち着かない。
明日からXELOX療法３クール目が始まるから。
敵に向かっていく緊張感と恐怖感。
癌を治してくれる薬なのに、おかしいよね。
“強い味方”だと、なぜ思えないんだろう？
私の結腸癌がステージ３ｂだと告知を受けた時、
その後の治療として化学療法の話をされた。
Ｋ先生は、一通りの説明を終えると私に尋ねた。
「受けますか？どうしますか？」と。
そんなん、受けるに決まってんじゃん！
受けない人なんかいるのかね？
と、その時の私に“受けない”という選択肢はなかった。
Ｋ先生は深くうなずき、「アニーさんなら“受ける”と言うと思ってました
」とおっしゃり、「拒否する人も少なくないんですよ」と付け加えた。
その後、Ｔ先生と具体的な治療法の選択やスケジュールを話した時に、
「保険診療の対象なんですが、かなり高額です」と言われ、
私は「そっかー。受けたくても経済的に受けられない人がいるんだ。」と、
化学療法を拒否する理由を金銭的なことに帰して納得した。
私は仕事柄、脳外科病棟に出入りすることが多かったが、
脳腫瘍でケモを受けている人も何人か出会った。
脳梗塞や脳出血でリハビリ中に胃癌だとわかってケモを受ける人も。
医療職だからこそ、
病院では化学療法を受けている人しか見たことがなかったので、
手術の適応じゃない場合は、放射線治療か抗がん剤治療を受けるのは
ごく当り前だと思っていた。
でも、今になってようやく抗がん剤の賛否両論を知り、
自分は受けることにしたけれど、
副作用がつらくて気持ちは日々揺れ動き、
半年間を全うせずに、途中で放棄する予感さえ持ちつつ、
前回に続き、今回もワイパックス（抗不安薬）に頼ろうと
心細い気持でブログを更新している。
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根がせっかちなのか 手術や化学薬品の対処療法が好きなのです(=^‥^=)∂ ぽりぽり
今になって いろんな選択肢知って 確かに 悩んでいます
癌の実感より 副作用の方が 遥かに大きい今
余計に 考えてしまいますよね
もりの～さん、コメントありがとうございます。
私も先日、もりの～さんがXELOXで嘔吐してらっしゃることを
ブログで拝見して、書き込みをしようか迷っていました。
読み逃げごめんなさい。
もりの～さんは、もう７クール目ということですから、
それなりに薬剤の蓄積もあり、副作用が強くなっているのかしら。
私はまだ３クール目ですが、すでに皮膚症状も出ているし、
指先のしびれ感や、点滴の血管痛はかなりつらいです。
今後もぜひ情報交換しながら、楽しいお話もできるといいな。
もりの～さん、よろしくお願い致します。