くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

バリ for マクロ2018(8)サファリのあと…ココナケア、トーキョースキップジャック、エアアジアX 備忘録

2019-01-26 13:30:15 |  旅行
12月13日、木曜日。
帰国便の出発時刻は22時50分。
ほぼまる1日、ヒマなのだ。


COCONA CARE
ココナッツマニアとしては、ココナッツのある国に来たら、ココナッツマニア活動もしなくてはならない。
前から、「ココナケア(COCONA CARE)」という店が気になっていて、ぜひ行ってみたいと思っていた。
なにしろ、この店、「バリ」「ココナッツ」でググると真っ先にヒットする。
でも、本店があるのはスミニャック。
ダイビング目的の旅では、なかなか行かないエリアだ。

Google Mapで調べたら、サヌールからスミニャックは車で40分程度と、遠い。
UBERで行こうとアプリを開いたらエリア外表示。
去年は使えたのに…。
WEBでブルーバードタクシーの料金を調べたら、かなり料金がかかりそう。
それでもココナケアをあきらめられず、今まで使ったことがないGrab Taxiで、いざ、スミニャック!
Grab Bikeだったら、うんと安く行けるが、ほこりまみれになりそうだし、バリの道を縫うように走るのもこわいのでやめとく。

さて、ココナケアは、「トーキョースキップジャック(Tokyo Skipjack)」という有名なステーキハウスの下にあるので、行き先を「トーキョースキップジャック」にしたらスムーズだった。
道中、ドライバーは、「Grab TaxiはCheap!」をアピり、「自分のサービスをファイブスター評価をしてくれぇ!」を連呼。
降りてもなお、「DON'T FORGET! FIVE STAR」と必死。
そんなこと言わないほうが、快くファイブスター評価したのに、ちょっとうざかった。

さて、車を降りると、人々が、ぞくぞくとココナケアに入ってゆくのが見えた。

さすが、評判の店!!
と思ったら、みんなすぐに出てきた。
あれれ???
そして、過剰な期待を胸に、いざ店内に入ってみると、拍子抜けするほど、取り扱い商品が少ない。
さらに、天然のココナッツのマイルドな香りを期待していたのに、テスターを開けてみると、私にとっては、どれも香りが強すぎた。
ラベンダー、ジャスミン、レモングラス…、すべて何かの香りがついているのだ。
途中で日本人の女性2人連れが入って来たが、彼女らも小さな店内を1周しただけで、すぐ出て行った。

でも、遠路はるばる来たんだし、記念に…
無駄遣いだとわかりつつ...
ボディクリームは、ずっとこの強い香りがつきまとうのかと思うと無理!と思い、洗い流し系にした。

妥協ラインで、香りきつっ!と思ったパチュリの香りのヘアースパに、変なにおいと思ったアボガドとココナッツのボディスクラブ、唯一いいにおい!と思ったフランジパニのハンドクリームをGET。
女性店員は、「May I help you?」と最初こそは声をかけてきたけれど、いったんお断りしたらスマホばかり見てるし、カードをいちどスワイプして読み取れなかったら「使えない」とすぐにつっ返してくるし(もう一度トライしてもらったら問題なかった)、けっこうダメな店であった。
おまけに紙袋、糊付けが甘くて、すぐに手提げ部分が抜け落ち、ボトルが道に転がる始末。
店のサービスレベルと、品ぞろえにはダメ出しをしたいが、買ってきた品物の品質は、なかなか良い。
ヘアースパも、ボディスクラブも、使ってみると、保湿効果、すべすべ効果など、申し分はない。
ただただ、香りが強すぎるのが残念だ。
唯一、フランジパニのハンドクリームだけは、強いものの、心地よい香りで、就寝前には癒しになる。
ただ、さらっさらなので、さすが熱い国産で、夏場むけだな。
ココナッツの香りだけを生かしたアイテムが出ない限り、もうリピはないかな。


TOKYO SKIPJACK
スミニャックまで来て、ココナケアだけでとんぼ返りも悔しい。
せっかく上にあるんだしと、レビュー評価も高めな「トーキョースキップジャック」でランチにすることにした。
なんで、ここまできて、またトーキョーかよ、と思いつつ…。



なんでも、インスタ映えのする店とされてるんだとか。




眺め。




まずはビンタン。


そして、まだたいしておなかがすいていなかったので、ステーキではなく、きょうもハンバーガー。

この旅、ナシゴレン、ナシゴレン、ミーゴレン、ミーゴレン、ハンバーガー、ハンバーガーといった具合に、偏食の極み。


ふつうにおいしいハンバーガー。

ところで、ここのコーヒーはなかなか高品質。
好みの豆を選んで、ひいてくれてから抽出で、けっこうおいしかった。


ITALO PALOR
トーキョースキップジャックを出たら、そうそうにGrab Taxiを呼び(5-6分待った)、サヌールに帰ってきた。
こんどのドライバーさんはファイブスター評価の強要などしない、おとなしい人だった。
なんだかぐったりめで、ココナッツウォーターが飲みたい。
サークルKには、ココナッツウォーターが2種類あったが、どちらも砂糖入りの人工的な味で却下。
スーパーにゆくと、男の人が、ココナッツ玉を割ってもらっているのにでくわして、私も真似しようと思ったが、なかなか時間がかかっているので、やめにした。

プリ クサリのすぐ近くには、「イタロジェラート」ってのがあるので、3時のおやつにココナッツジェラートでも、と行ってみた。
もう1件のジェラート屋、「マッシモ」には、いつも行列ができているが、ここはすきすぎていて微妙と思ったが、ヤングココナッツがある!
私にとっては、ジェラートになったココナッツよりも、天然のままのココナッツがよい。


そして出てきたのは、キンキンに冷えたココナッツウォーター。

やはり、これに限る!


エアアジアX
器材を片づけたりしているうちに、あっという間に日が暮れ、空港に向かう時間が来た。
バリ入りはSQだったが、帰りはエアアジアX。
行きはよいよい、帰りは!?

フライトは、「XT 401 デンパサール22:50発、成田7:10着」だ。
プレミアムフラットベッドが3万8千円くらい。
成田から会社に直行なので、お得♪と迷わずに買ったのだ。
荷物も30キロまでOKだし、ダイバーにはありがたい。
この値段でフルフラットで横になれるのなら、これからのバリはこれだな、と思っていたら、まもなくデンパサール―日本路線は運休になるんだそうだ。
がっかり。

でも、先日エアアジアXを使った知人は、「もう二度と乗らない!」と憤慨していた。
私は、マレーシア国内では、ときどき本家エアアジアに乗っていて、カウンター以外ではいやな思いをしたことがないので、きっと平気。

空港に着くと、エアアジアX以前に、デンパサールの保安検査場にいらつく。
カメラ、水中ライト、すべてバッテリー取り出して絶縁してあるのに、まあ、いちいち調べてのろい。
エネループまで細かくチェックで、そんなに精度の悪い検知器使ってるんかいと思う。
チェックが細かいだけならまだしも、職員の女どもが、ことごとくRUDEなのだ。
すっかり不愉快になったあと、追い打ちをかけるように、エアアジXアのカウンターは遠い。
まあ、LCCだからしょうがない。

そして、カウンターにたどり着くと長蛇の列。
プレミアムフラットベッドには優先チェックインはないのかな?と思い、列の誘導をしていた警備員みたいなおじさんに「プレミアムフラットベッドには優先レーンはないですか?」とたずねると、チケットを見せるように言われた。
そして、「あっちに並べ」と長蛇の列に並ばされた。
でも、めざとくプレミアムのカウンターをみつけ、そちらにゆくと、さっきの警備員ふうが「ダメだ」という。
理由を尋ねると、私のモバイルボーディングパスのどこにもプレミアムと書いてないと言う。
ごていねいに、エアアジア、プレミアムをカタカナで書いてくれているのだ。
「このジャパニーズキャラクターがプレミアムで」と言っても聞かないので、怒り心頭。
「YOUがカタカナ読めないだけで、何言ってるの!」と押し問答となり、半ば強行突破。
懲りずにおっさん、不機嫌なインドネシア人カップル対応中のカウンターの女子に、「こいつはプレミアムでないのにプレミアムだと言ってる」と忠告。
カップルの片割れの女子は、非常にいらついており、エアアジアXとなんらかもめていて、時間がかかっている。
相方男子との間にも、険悪なムードが漂っている。
長蛇の列側に並ぶ人々も、私も、カウンタースタッフも、みんな不機嫌な空気。
ひと組の対応のために延々と待たされたあと、いざ、自分の番になると、もちろん「プレミアム」云々の言及はなく、チェックイン手続きは分殺ですんだ。

ここでのタイムロスが大きくて、ラウンジにいられる時間が大幅に減った。
エアアジアXにもラウンジはあるらしいけれど、プライオリティパスで入れるラウンジにしておいた。

気晴らしにビール飲んで。

ビンタンないんだよな…。

そうこうするうちに、出発時間が迫り、急ぎゲートに向かうと、たどたどしい日本語で、
「キョウモ エアアジアXヲ ゴリヨウイタダキ アリガトウゴザイマス。XT401ビン ハ アト10プンイナイ二、ゲート〇〇バン二 コナイト、アタラシイチケットヲカウヒツヨウガアリマス!」
みたいなアナウンス。
ゲートクローズの6分前にはたどり着いたけど、あぶないあぶない。
席は1A。キャビビンはガラガラ。




機内に乗り込むと、クルーが、食事は離陸後と着陸前はどちらがよいか聞きに来る。
「タベモノ~」と言っているのには笑った。まあ、LCC。
オーダーしておいたのは、ナシレマ。

あつあつだけれど、KL線で食べたのよりおいしくなかったのは気のせい?


飛行中、クルー男子は、床にじかに座っていたり「なんなんだ?」と思うことは、数多いLCC。
でも、横になれるのはありがたい。
おまけに、定刻に成田に着いた。
でも、沖止め。まあ、LCC。
バス乗り換えが寒い。

最近のニュースによれば、成田空港使用料を億単位で未納にしているらしいし、エアアジアエックスと言うよりは、エアアジア バッテンと言えよう。
定刻についてくれただけで、御の字と言えるけれど、エアアジアは、マレーシア内だけの移動にとどめておこう。

5回目のバリ旅。
毎回、帰りのデンパサール空港から、さしこみがはじまるが、今回はそれもなく、ややバリ慣れ。
と思っていたら、帰ってきて10日ほど、腹痛はないけれど、おなかをこわしていた。デトックス…。

エアアジアXとデンパサール空港で台無し!ということにはならないほど、バリの海は楽しかった。



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