くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

令和元年真夏の屋久島(1)大雨の鹿児島前泊編 2019.7.21(日)

2019-12-10 22:02:20 |  旅行
7月21日、日曜日、真夏の屋久島を夢見て、鹿児島へ…。
でも、現実は大雨警報。
梅雨が空けない。

NH621便、羽田8:55発、鹿児島10:40着で、グレーな東京を出発。


上空は、見渡す限り、梅雨前線の分厚い雲。
きょうの富士山は、頭だけ。

先日からANAに乗ると「今日から俺は!!」を見ているが、飛行時間1時間45分では、今日俺2話分見終らないうちに着いちゃった。
そしてそこは、予報を裏切らない豪雨!


きょう屋久島に乗り継ぐわけではなく、鹿児島市内で泊まるので、急ぐ旅ではない。
まずはこの雨じゃ、ヤワな折り畳み傘では太刀打ちできないと、空港内のファミマでビニール傘GET。
ついでに鹿児島空港でのひそかなお楽しみ、さつま揚げの試食もしっかりしてから移動開始。
空港から市内への連絡バスは10分おきに出ているが、のりばには長蛇の列、補助席までパンパンで出発。
車内じめじめ〜、窓の外は雨、雨、雨。

鹿児島市内のこと、ほとんど調べてないけれど、ウィッシュリストには「いおワールドかごしま水族館」。
車中行き方をチェックし、ジンベエもいるのね、と高まる期待。
でも、Googleが示すただいまの混雑状況はすさまじく、戦意喪失。
まあ、学校はもう夏休み、しかも雨の日曜日だから、そりゃ、インドアな水族館は混むわな。
で、水族館はウィッシュリストから早々にはずれた。
バスが市街地に入り、鹿児島中央駅で大半の人が降り、次の天文館で、私を含めてほとんどの人が降りた。
雨はビチャビチャ降っているけれど、幸い、アーケード街。

バスを降りて、即、目が釘付けになったのが…。

クレープの自動販売機!
超気になる!
でも、ちょうどおひるどきなので、あと、あと。
いったんホテルに荷物を置いてから、鹿児島一の繁華街、天文館を歩く。

道ゆく人は完全スルーだけれど、私はまず、「あ!龍馬!」

「龍馬、お龍と薩摩でひと休み」というタイトルがついていて、日本初の新婚旅行ちうのところだそう。

路面電車とアーケードのある街並も珍しくて。


これといったあてもなく、アーケード街を歩き回る。
イタリアンに、オーガニック野菜の店。
興味をひく店はけっこうあって、そのつど立ち止まって悩んでみる。
ここで良いのか?と。
だって、せっかく鹿児島にいるんだから、鹿児島らしいものを食べたい。
百貨店の山形屋前を通ったとき、前に空港で食べた、鹿児島のソウルフード「山形屋の焼きそば」でもいいかな?と思ったりもした。
でも、店内をチラ見すると、高級ブランドばかり、「ソウルフードの焼きそばは、どこですかー?」って聞くのも気がひける。
ちなみに山形屋、大きいし、建物はルネッサーンス!だし、すごいすごい。
ま、食べたことあるし、空港でも食べられるから、きょうのところはいいか…
やっぱり、薩摩なら、黒豚のカツがいいかも。
手軽な店を見つけたけど、ウェイト。
私も並びかけたものの、ずっと足が痛くて、ワークアウトサボってまたミシュラン体形が進んできたから、トンカツ食べてる場合じゃないかぁ。

そうこうするうちに…
白熊が「やっと逢えたね」って。
うん、うん。70周年って、ずいぶんと歴史あるのね。

「しろくまくんにさわってみて。きっといい日になるよ」で、ベタベタさわってみる。

ここが、今や有名な白熊アイス発祥の、「むじゃき」!

鹿児島名物だし、もう、ランチがわりに「白熊」もあり? 
ありよりのあり!
でも、サンプルをよく見ると、白熊トッピングのアズキやメロンが好みじゃない。
ストロベリー白熊がいいかなぁ、これも白豆が邪魔だし、やはりここは正統派で白熊でないと。
こうして決めかねているうちに、体冷えそうだし、クレープも食べたいし、きょうはやめとこ。
結局、アーケード街を2巡して、6月末からダイビング続きで、ふところも寒いので、すき家に着地。
普通に牛丼並を食べ、食後は、私の生活圏にはないコメダ珈琲店でコーヒー。
別に鹿児島で飲み食いするもんでもないだろ!?な、残念チョイス。
そして、3時すぎにクレープの自動販売機に戻ったら、クレープ、売り切れだった。ショック!

コメダを出て、また適当に歩いていたら、アーケードがとぎれ、突如車が行き交う通りに出た。
前方に大きな鳥居も見える。
雨もポツポツ程度になったし、とりあえず近寄ってみよう。
信号待ちしながらググると、島津斉彬公を祀る「照国神社」で、パワースポットらしい。
意図していなかったパワースポット出現に、なんか得した気分。
さあ、まずは目先の梅雨明け祈願かな?

神社の少し手前には、カブトムシとドングリが気になる博物館もある。


そして照国神社の鳥居に到達。




重厚な扉。


雨上がりの境内。開かれた感じでよいな。

悪天候のあとで、3-4人しか参拝客はいなかったけれど、社務所にはたくさんの御守りなどが並んでいた。

羽ばたく鳥型の植え込み(?)は「斉鶴」というそうで、立ち止まって見入ってしまう。


ぴーんよろろー。
見上げれば、雨上がりの空にトンビが舞い…

このまま晴れて~!

道路標識を見ると、遠くまで来たなぁ、と思う。



「枕崎」と見ると、吐噶喇へ出航のイメージで、ダイバーの血が騒ぐ。
鹿児島には、ウィッシュリストに入ったままの海がたくさん!


きょうのおやどは、ホテルサンフレックス鹿児島。

屋久島ゆきの船が出る港に近いので選んだ。
ホテル前の道をまっすぐ行けばドルフィンポート、そして右に曲がれば船のりばがある。


部屋は狭いけれど、清潔感がある。





それに、フロントの人たちが皆プロ意識が高くて、感じよい。

ところで、ホテルの斜め向かいに、人だかりがあり、見れば氷屋さん。
「柳川氷室」

ググると地元民から大人気の氷屋さんなので、さっそく並んでみる。
見ていると、ミルクがけにする人が多いが、私はやっぱり、ストレートで定番いちご。

氷はフワフワ、味はシンプル、ちょっと甘いけど、日本のかき氷ここにありな味わい。
炎天下だったら、さぞおいしいことだろう。
白熊いかなくてよかった…

氷食べたら、あしたは早いから引きこもろう。
天文館の繁華街がすぐそこにあるのに、昼にさんざん歩いたので、夜出直す気はさらさらない。
アーケードのお惣菜屋さん「かごしま産直市場のお惣菜屋」でタイムセールをやっていたので、夕食用に買っておいたお弁当と檸檬堂(まだ東京発売前だった)で部屋飯。



おいしいお弁当は、半額でコスパ最高だけれど、なんかわびしくなってきた。
せっかくの鹿児島前泊なのに、鹿児島最大の繁華街の天文館がそこにあるのに、鹿児島グルメを棒に振った。
まあ、私は潜りにきたんだ!




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