くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

フルーツ天国タワウ

2009-02-01 00:40:13 |  旅行
タワウの夜は早い。
それなのに、センポルナからやって来て、ホテルに着いたのが19時半すぎ。

もっと早く着いたら、サビンドの露店を散策したかったが、早く休みたいので、ホテルの近くで夕食はすませることにした。
ホテルで荷物を置くと、一息つくまもなく、日本で日々渇望しているバクテを食べに、佑記肉骨茶に行く。

バクテと野菜炒めが来てご満悦。



この店は、内臓系も食べやすい。ハーブとブタのコラーゲンとで、健康増進に違いない。スープを大盛りにしてもらえませんか、と言いたいほど、スープがおいしい。でも、そんなことを言わなくても、スープがさっさと減っていれば、お代わりのスープを入れに来てくれると知った。ライスもおかわりして、10リンギットの幸せ。それに、ここのメガネの店主はいつもにこやかだ。「ニホンジンデスネ、ダイブマスターデスカ?」とか話しかけてくる。KKの佑記肉骨茶と名前も、サービスの仕方も同じなので、「KKのと一緒ですか?」と聞いたら、別ものということだった。


さて、タワウに寄るのは、オーシャン・エリア・シーフード・レストランのココナッツプリン目当てと言っても過言ではない。今回はひとりで来ていて、10人がけの円卓に1人ぽつん、はつらいので、食事はせずに、ココナッツ・プリンのテイクアウトだけをもくろんだ。うすうす予想はしていたが、オーシャンレストランに行くと、結婚披露の宴で貸切営業、入れない。土日の夜といえば、なんらか宴会で貸切になっていることが多いようだ。



すごすごホテルに帰ればいいものを、なんとなくココナッツプリンにかわる甘いものを求めて歩き始める。

でも、タワウの夜は早い。
土曜の夜だからか、なおのこと早いのだろう。
人かげも車もまばら。

タワウの町は、KKほど安心な感じはしないが、普通の通りを歩く分には問題ない。
そしてやはり、タワウの夜はある意味こわい。
お店のシャッターが軒並み閉まっているあたりは、ゴキブリがいっぱい駆け回っているし、ドブネズミも走っている。東京も夏の夜道はゴキブリが歩いているし、地下鉄の線路では、ドブネズミを見るけれど、タワウのはいっそうおそろしい。

大通りに出たら、通りのむこうに、そこだけ明るいテントが見えた。
車が少ないので、信号のない大通りをいとも簡単にわたり近寄ってみると、果物ばかりがならんだ夜店だ。



マンゴスチンやマンゴがこんなにざくざくあったら、どうしてみすごすことができようか。



お店のお兄さんも、「甘いよ~」と商売っ気まんまん。マンゴが1キロ7リンギット(約180円弱)、マンゴスチン1キロ6リンギット(約150円強)。マンゴだけにしておくつもりだったが、マンゴスチンもあまりにおいしそうであきらめられず、両方買ってしまった。「アリガトウ~。」やはりタワウは日本人をちゃんと識別する。

ココナッツ・プリンにはありつけなかったが、旬のフルーツが手に入って、なんだか得したような気がした。

ホテルに帰ってマンゴスチンから食べら、ものすご~くおいしい。
帰るまでに食べきれないと心配したけど、問題ない。

そしてマンゴを食べたら、これがまたびっくりするほどおいしい。
黄色っぽいのと緑のマンゴがあるが、緑の方がより甘いらしい。
そして、繊維質もより多いようだ。
フルーツに夢中になるあまり、珍しくタイガービールを思い出しもしなかった。

さすがに全部ひとりで一夜にして食べきることはできないから、KKへ持ってゆくしかない。さて、明日もエア・エイシアでKKに飛ぶのだ。このフルーツもエクセスの元。ラップトップと、レギュレーターと、マンゴとマンゴスチンは手持ちだな・・・。ああ、果糖とりすぎ・・・。