スパ関連サイトの書き込みでは辛口コメントも多めのdhスパ。
行くべきか迷ったのだが、ココナッツずきが、ココナッツスクラブと、
ココナッツのクリームバス、そして何をおいても美しいフラワーバスの
写真には抗しがたいものがあった。
スパの外観は、それっぽくてなかなかよい。
私が選んだコースは、旅行会社のオリジナルパッケージでマッサージ、
ボディスクラブ、フラワーバスがセットになった2時間US$65のもの、
クリームバス1時間US$46というのをお願いした。
ドライバー君は感じもよいし、一生懸命気をつかって話しかけてくるが、
クロボカンからヌサドゥアまでけっこう時間がかかるので、あれこれ
聞かれることに、最後は疲れ果ててしまった。
レセプションではそっけないお茶のサービスがあり、アレルギーや妊婦で
あるかどうか、マッサージの強さの希望をたずねるアンケートにチェック
する。そして即支払いを求められ、払うや否やスタート。
通されたトリートメントルームは快適とはいいがたい。せっかく広いのに、
つくりはしょぼいしひたすら薄暗いのだ。仰向けになると天井には大きな
シミ。それは私が卒園してすぐ建て替えになった昭和の区立幼稚園の天井
にあったシミに匹敵していて、最近、そんなシミのある建物を見たことが
ない。
もうひとつびっくりしたのが、普通スパでは、施術前にスパで用意した
バティークやキモノに着替えさせるが、ここは紙パンツ一丁でフットバスを
はじめる。デリカシーがない。さらにフットバスには普通は花が浮かんでる
もんだがそれもない。脚をひたしてタオルでふくだけで終わり、マッサージ
に入る。マッサージの質は悪くはなかった。ただこれも、好みのマッサージ
オイルを選ぶなんてことはなく、問答無用。なんのアロマかよくわからなか
った。でもマッサージの質は悪くない。それとセラピストさん、うつぶせから
仰向けになるときや動いてほしいときに「スイマセ~ン」と呼びかけるのだが、
その「スイマセ~ン」が、安っぽい外国人パブな感じだった。外国人パブに
いったことはないけれど。ココナッツスクラブも、混ぜたオイルの香りが強
すぎて、ココナッツのアロマが来ない。何が混ぜてあるのか聞くと、ココナッ
ツオイルというけれど違う。ココナッツスクラブは片面10分ずつ。まず背面
にぬって10分ボディラップ。そのあともう片面に塗ってまた10分。そして
シャワーでスクラブを流していると、いきなりヨーグルトがてんこもりになっ
たボールを差し出された。普通はセラピストがボディパックをしてくれてラッ
プ後に洗い流すもんだと思うが、ここでは自分で塗ってすぐシャワーで流す。
なんか違うような気がしてしようがないが、ヨーグルトを全身に塗ったくる、
っていうのはなかなか楽しい。でも宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思い
出してしまった。
ヨーグルトを流すと、楽しみにしていたフラワーバス。どのスパもプロモーシ
ョン用の写真にはお花びっしりのフラワーバスだけど、だいたい半分に考えて
いったほうがよい。しかし、ここは水面がお花いっぱいでお湯が見えないくら
い。バスはちょっとぬるすぎ。お湯足そうかと思ったけれど「アツイデスカ?」
と聞かれて、なんとなく脱力。ジンジャーティーとレモングラスが出てきたが、
スライスした生姜が7切れういていて、全部食べてしまった。スナックはなか
った。バラの花びら、白いハス、紫のハス、カーネーション、そして手のひら
サイズのかわいい青い色のアジサイ。これは文句なしに最高。花とたわむれ
ているうちにあっというまに15分たってしまった。
フラワーバスが終わると、スパの用意したガウンを着て、2階のヘッドスパへ
移動だ。こちらも技術不足や寒さを指摘する書き込みをけっこう見たので、
あまり期待はしていなかった。そしてこれもどこがココナッツなんだかわから
ないクリームバス。ナチュラル素材の香りはせず、安っぽい大量生産製品の
においだった。ヘッドマッサージの技術は悪くなかったが、特別気持ちがよい
こともとろけることもなく、すぐ横の窓に2匹、ゲッコが止まっていたので、
ゲッコを観察し続けていた。とっても肉厚な感じのゲッコたち。クリームバス
ってこんなもんかなぁ、と思ってしまった。
そして帰る前には、アクアの一番小さい180ミリットルが出てきた。せめて
ホットウォーターでしょう。
フラワーバスは本当に素敵なひとときだったのに、他はすべてがしょぼかった。
日本人ゲストが80パーセントというだけあって、すべて日本語で用が足りる
のはよいことだと思う。残念なのはスパ全体の雰囲気と、スタッフのホスピタ
リティだ。
行くべきか迷ったのだが、ココナッツずきが、ココナッツスクラブと、
ココナッツのクリームバス、そして何をおいても美しいフラワーバスの
写真には抗しがたいものがあった。
スパの外観は、それっぽくてなかなかよい。
私が選んだコースは、旅行会社のオリジナルパッケージでマッサージ、
ボディスクラブ、フラワーバスがセットになった2時間US$65のもの、
クリームバス1時間US$46というのをお願いした。
ドライバー君は感じもよいし、一生懸命気をつかって話しかけてくるが、
クロボカンからヌサドゥアまでけっこう時間がかかるので、あれこれ
聞かれることに、最後は疲れ果ててしまった。
レセプションではそっけないお茶のサービスがあり、アレルギーや妊婦で
あるかどうか、マッサージの強さの希望をたずねるアンケートにチェック
する。そして即支払いを求められ、払うや否やスタート。
通されたトリートメントルームは快適とはいいがたい。せっかく広いのに、
つくりはしょぼいしひたすら薄暗いのだ。仰向けになると天井には大きな
シミ。それは私が卒園してすぐ建て替えになった昭和の区立幼稚園の天井
にあったシミに匹敵していて、最近、そんなシミのある建物を見たことが
ない。
もうひとつびっくりしたのが、普通スパでは、施術前にスパで用意した
バティークやキモノに着替えさせるが、ここは紙パンツ一丁でフットバスを
はじめる。デリカシーがない。さらにフットバスには普通は花が浮かんでる
もんだがそれもない。脚をひたしてタオルでふくだけで終わり、マッサージ
に入る。マッサージの質は悪くはなかった。ただこれも、好みのマッサージ
オイルを選ぶなんてことはなく、問答無用。なんのアロマかよくわからなか
った。でもマッサージの質は悪くない。それとセラピストさん、うつぶせから
仰向けになるときや動いてほしいときに「スイマセ~ン」と呼びかけるのだが、
その「スイマセ~ン」が、安っぽい外国人パブな感じだった。外国人パブに
いったことはないけれど。ココナッツスクラブも、混ぜたオイルの香りが強
すぎて、ココナッツのアロマが来ない。何が混ぜてあるのか聞くと、ココナッ
ツオイルというけれど違う。ココナッツスクラブは片面10分ずつ。まず背面
にぬって10分ボディラップ。そのあともう片面に塗ってまた10分。そして
シャワーでスクラブを流していると、いきなりヨーグルトがてんこもりになっ
たボールを差し出された。普通はセラピストがボディパックをしてくれてラッ
プ後に洗い流すもんだと思うが、ここでは自分で塗ってすぐシャワーで流す。
なんか違うような気がしてしようがないが、ヨーグルトを全身に塗ったくる、
っていうのはなかなか楽しい。でも宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思い
出してしまった。
ヨーグルトを流すと、楽しみにしていたフラワーバス。どのスパもプロモーシ
ョン用の写真にはお花びっしりのフラワーバスだけど、だいたい半分に考えて
いったほうがよい。しかし、ここは水面がお花いっぱいでお湯が見えないくら
い。バスはちょっとぬるすぎ。お湯足そうかと思ったけれど「アツイデスカ?」
と聞かれて、なんとなく脱力。ジンジャーティーとレモングラスが出てきたが、
スライスした生姜が7切れういていて、全部食べてしまった。スナックはなか
った。バラの花びら、白いハス、紫のハス、カーネーション、そして手のひら
サイズのかわいい青い色のアジサイ。これは文句なしに最高。花とたわむれ
ているうちにあっというまに15分たってしまった。
フラワーバスが終わると、スパの用意したガウンを着て、2階のヘッドスパへ
移動だ。こちらも技術不足や寒さを指摘する書き込みをけっこう見たので、
あまり期待はしていなかった。そしてこれもどこがココナッツなんだかわから
ないクリームバス。ナチュラル素材の香りはせず、安っぽい大量生産製品の
においだった。ヘッドマッサージの技術は悪くなかったが、特別気持ちがよい
こともとろけることもなく、すぐ横の窓に2匹、ゲッコが止まっていたので、
ゲッコを観察し続けていた。とっても肉厚な感じのゲッコたち。クリームバス
ってこんなもんかなぁ、と思ってしまった。
そして帰る前には、アクアの一番小さい180ミリットルが出てきた。せめて
ホットウォーターでしょう。
フラワーバスは本当に素敵なひとときだったのに、他はすべてがしょぼかった。
日本人ゲストが80パーセントというだけあって、すべて日本語で用が足りる
のはよいことだと思う。残念なのはスパ全体の雰囲気と、スタッフのホスピタ
リティだ。