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くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(246)ヨゴレアオダイ Paracaesio sordida

2016-07-30 08:05:51 | シパダン図鑑
フエダイ科アオダイ属のヨゴレアオダイ。


漢字は汚青鯛、Fishbase上の英名はDirty ordure snapper。
しかもordureは排泄物…
沖縄方言でもヒンガーシチューマチで、ヒンガーには薄汚れたという意味だそうだ。
まったくヨゴレ、ヨゴレって、とサカナが怒りそうな名前である。
たしかにさえない色味で、薄汚れた感は否めない。
別英名はFalse Fusilier。
インチキタカサゴってとこですか?
言われてみれば、色の悪いウメイロっぽい。
シパダンのあるマレーシアでもイカンコトル(kotor:汚い)がまさかついてないよね、と思ったら、大丈夫Sulit-tana perakだった。
このお魚の名誉のためには、さらなる別名、Blue snapperというのがいちばんよさそう。


実は美味らしい。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(245) ナミフエダイ Lutjanus rivulatus

2016-07-08 09:22:19 | シパダン図鑑
スズキ目フエダイ科のナミフエダイ。


英名は、Blubberlip snapperで、分厚いくちびるに注目したネーミング。
漢字で書けば並笛鯛。
平凡なフエダイかと思いきや、頭にブルーの波状の模様が入っていることに由来するそうで、当て字は並でも意味は波だった。

こちらも60~70cmの大きな図体で、シパダンのカベ沿いをぬぼーっと泳いでいる。
ダイビング中に見ると地味だけれど、撮ってみれば、けっこうイエローが主張している。
大味そうな風体だが、かなり美味らしい。

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まりん・らいふ・いん・しぱだん(244) イッテンフエダイ Lutjanus monostigma

2016-07-07 11:30:15 | シパダン図鑑
スズキ目フエダイ科のイッテンフエダイ。


一点笛鯛は、英名もOnespot snapperで、ご覧のとおり、ボディにある黒い点がポイント。
「目赤いですよ、なんかついてますよ。」と忠告したくなるけれど、イッテンフエダイは、みんなこう。



60センチにもなるでかいボディで、島回りの壁沿いをのっそり。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(243)ブチアイゴ Siganus punctatus

2016-07-06 07:35:44 | シパダン図鑑
スズキ目アイゴ科のブチアイゴ。


全身ぶちぶちでブチアイゴ。
斑藍子、斑阿乙呉。
えらぶた後方の暗褐色の大きな斑も特徴。
日本の図鑑によれば橙色のブチ、英語になれば、Goldenspotted rabbitfish。
セレベスエクスプローラの食卓によくあがる「Rahhitfish」だ。
どのRabbitfishを出しているのか、ゴマなのかブチなのかわからないけれど…

成魚はペアでいることが多いという、夫婦愛アイゴ。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(242)ツマグロマツカサ Myripristis adusta

2016-07-05 08:38:58 | シパダン図鑑
キンメダイ目イットウダイ科アカマツカサ属のツマグロマツカサ。


尾びれ、背びれの端っこが黒くて、ツマグロ、Shadowfin solderfish。
夜行性の大きな目と、松かさのようにウロコが目立つのも特徴。
こちらも、昼間は、地味にひっそりとたたずんでいる。




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まりん・らいふ・いん・しぱだん(241)クラカケエビス  Sargocentron caudimaculatum

2016-07-04 12:25:40 | シパダン図鑑
キンメダイ目イットウダイ科のクラカケエビス。

鞍掛恵比寿。
Tailspot squirrelfish、Silverspot squirrelfish、Whittail squirrelfish。
赤いボディに尾っぽ付近の白、まぶた付近に白い半円、腹部にシルバースポットが特徴。

イットウダイの中間は、リスの鳴き声のような音をたてるのが、squirrelfishの由来なんだとか。
ただ、その目が物語るように、見てのとおりの夜行性で、シパダンで出会うときは、いつも物陰でおとなしく。



正面顔は、ちょっと変顔でなごむ。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(240)カスリイシモチ Apogon kallopterus

2016-06-24 09:58:54 | シパダン図鑑
スズキ目テンジクダイ科コミナトテンジクダイ亜科ヒトスジイシモチ族ヒトスジイシモチ属のカスリイシモチ。


絣石持。
うろこが絣模様のように見える、ということらしい。
英名は、Iridescent cardinalfish。
Iridescentは「にじ色の、玉虫色の」という意味だそうで、私には、そんなカラフルな光沢があるようには見えない。
と思いきや、ナイトではギラギラするらしい。
Spiny-head cardinalfishってのもあって、頭がトゲトゲには見えないので、なんで?



それにしても、アポゴン系って、寄るとすぐお尻向けられちゃう。
そしたら、アンボンクロミスとにらめっこ~!
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(239) ミナミフトスジイシモチ Apogon nigrofasciatus

2016-06-23 06:55:49 | シパダン図鑑
スズキ目テンジクダイ科コミナトテンジクダイ亜科スジイシモチ族スジイシモチ属のミナミフトスジイシモチ。


黒いボディに4本の黄色いストライプが目印。
でも、英名は、Black-lined cardinalfishだし、漢字も「南太筋石持」で、ボディ全体の黒の方をスジとみるもよう。
こちらも鰭が朱鷺色していて、ひそかにおしゃれ。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(238)イエローストライプド・カーディナルフィッシュ  Apogon cyanosoma

2016-06-22 08:42:27 | シパダン図鑑
スズキ目テンジクダイ科コミナトテンジクダイ亜科スジイシモチ族スジイシモチ属のイエローストライプド・カーディナルフィッシュ。


いちばん新しい「ネイチャーウォッチングガイドブック海水魚1000種」には載っていない。
日本海洋センターのWEBは、学名のApogon Cyanosomaだけで、標準和名併記がない。
なので、標準和名はないようで、と思ったら、古い「日本の海水魚」によればアカホシキンセンイシモチ。
ただ、「尾柄後端に瞳孔径大の1赤橙色円班がある」となっているけれど、この子にはない。
きっと最新の分類では、こうしたこまごまとした相違点によって、アカホシキンセンイシモチとは別ものと見分けられたのかも。
本当に、アポゴン界は、酷似したタイプが多くて、奥深すぎ。
そこで、より新しい「Reef Life」の写真や、「Reef Fishes of the World」のイラストがマッチするので、英名のカタカナ版を採用。
別名オレンジラインド・カーディナルフィッシュ。

オレンジがかったイエローのストライプをもつアポゴン。
アポゴンファミリーは薄暗いところに生息しているうえに、縞模様が多いから、どの種か見分けるのはたいへん。
こちらは、はなづらがちょびっと黒いのと、黒目の上を走るブルーの縦線が見分けポイント。
あとは3本めの縦縞が途中で切れているといったところか。
でも、そんなアポゴンはたくさんいるので、ややこしー!

肉眼では地味だけれど、光が当たれば、ヒレは薄紅色がかっているし、ストライプもボディもメタリックな光を放って、実はけっこう派手だったりする。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(237) ウスジマイシモチ Apogon angustatus

2016-06-21 08:54:28 | シパダン図鑑
スズキ目テンジクダイ科コミナトテンジクダイ亜科スジイシモチ族スジイシモチ属スジイシモチ。


岩かげで、群れずにひっそりたたずんでいる。
ストライプと尾の付け根の点が特徴。
でも、そんなイシモチはたくさんいる…
ウスジマより、Broadstriped Cardinalfishのほうがイメージわきやすいかも。
たしかに他のイシモチより、縞の間隔は広いから。

覚えられないイシモチワールド。
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