三日前、この日も朝、自宅から渋谷を目指す
駒沢通りを恵比寿まで行き、山手線沿いに渋谷まで歩きました。そして旧東横線の高架下の跡地が大変貌していることに今更ながら気づいたのです。巨大な「ドブ川」渋谷川のコンクリ壁面の上から滝のように水がサラサラ流れ落ちる様はまるで「白糸の滝」のようです🤧。殺風景で汚かった都会の「川」を風景に取り入れてしまうとは。考えた人は凄いなあと思いました。
東急デパートから246号線上にかけて存在していたかつての東急東横線の渋谷駅を再現したデザインが憎いですね。かまぼこ状の屋根と側面のメガネのレンズのような形が東横渋谷駅のシンボルでしたよね。
古い写真を引っ張り出してきました。2013年だったか、東横線「地上」渋谷駅の最後の日に記念に行った時に撮影した写真です。この翌日より副都心線との直通運転が始まり、東横線渋谷駅は地下駅になったんです。
「(今まで相互乗り入れをせずに)孤高を誇った東横線もこれで終わり…これからは東横線内に東武や西武の車両が土足で踏み入れてくるようになる😹」
↑は鉄道マニアの一部でささやかれていた当時の声。「東急東横線」といえば何か別格の雰囲気がありました。そして近距離の私鉄路線とはいえ東横渋谷駅の終着駅の持つ独特な雰囲気は私も大好きだったので彼らの気持ちもなんとなく分かるような気がしました。
この日はホームも凄い人でしたね。東急の社員さんは皆駆り出されて警備にあたったそうです(知り合いの東急社員談)。
朝、渋谷まで歩く途中でいい雰囲気のアパートを見つけました。石畳の車寄せ。南国風の木。パステルカラーの低層の建物が青空に良く合ってました。
こちらは目黒通り沿いの解体間近の建物。何か懐かしい感じのするデザインだったので撮ってみました。
裏手の別の建物の一階部分にはかつておしゃれなカフェがあったみたいです。
建物を「解体する」とか「ぶっ壊す」場合にぴったりの英単語が"demolish"という動詞。
"That unique building will be demolished soon, and another boring apartment or something must be built, perhaps."
おまけ。今日3月14日は私たちが結婚式を挙げた記念日。もう6年前かな?ということはこの渋谷駅の時はまだ結婚する前のことですね。仕事帰りの彼女とわざわざ渋谷駅で待ち合わせしたのを覚えています。彼女は「何でこんな人混みの所に来なきゃいけないんだヨ!」と「趣旨」を理解してないようでした😅。
記事を書いていて、そいういえば渋谷駅で記念に切符も買ったよなあ?と思い、探したら出てきました。そして日付を見てビックリ。ちょうど8年前の明日でした。狙ってこの記事を書いたわけではないのでちょっとした偶然に驚きました。