通訳案内士のブログ

摂氏と華氏

"Thousands of New Yorkers flocked to city parks all over the five boroughs last weekend to enjoy sunny spring weather and temperatures in the 70s."


先週末のニューヨーク市は良いお天気だったらしく、たくさんの人が公園で日光浴などを楽しんでいたそうです。英文の"70s"は気温のことですね。"s"がついてますので「70度台」、アメリカなので華氏(Fahrenheit)です。



通訳ガイドをやっていると気温についてよく聞かれます。そしてアメリカ人相手だと華氏で言わないと理解してくれません。



摂氏×1.8+32=華氏
が換算式です。とっさな時には摂氏×2+30と覚えておくと便利です。




エクセルで早見表を作ってみました



こっちは「華氏目線」な表


調べたら世界で華氏を使っているのはアメリカと数えるくらいの国しかなくて、ほとんどの国は摂氏みたいです。私にとっては意外でした。



因みに現在世界で華氏を日常的に使っている国はアメリカ合衆国とその領土(グアムやプエルトリコなど)以外では
バハマ(Bahamas)
パラオ(Palau)
ベリーズ(Belize)
ケイマン諸島(The Cayman Islands)
ミクロネシア連邦(Federated States of Micronesia)
マーシャル諸島(The Marshall Islands)
の6か国しかないそうです(少なっ)(マイナーっ!)。



"Thousands of New Yorkers flocked to city parks all over the five boroughs last weekend to enjoy sunny spring weather and temperatures in the 70s."

あと、この英文の中の"five boroughs"って何だろう?と思って調べたら、ニューヨーク市を構成する「5つの行政区」の意味でした。





five boroughsとは
マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、そしてスタテンアイランドの5つの区のこと。

アメリカ大好きな私ですが、ニューヨークには一度も行ったことがなく、興味すらありませんでした。てっきりマンハッタン島の中に「ブロンクス」とか「クイーンズ」とか(耳にしたことがある地名)が存在するものばかりだと…
大変勉強になりました(お恥ずかしい)。


そうそう。「グレートギャツビー」に出てくる「ウエストエッグ」「イーストエッグ」はこの地図だと「クイーンズ」の右上、2つの半島のような突起がモデルの土地だそうです。言うほど卵の形には似てませんね。




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