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通訳案内士のブログ

⭕️⭕️⭕️英語を使い訪日観光客を案内する職業「全国通訳案内士」の日常と英語学習などを綴ります⭕️⭕️⭕️

la piñata

2021-10-27 | 通訳ガイド/everyday life


A mom and daughter, the way they walk, the attire worn, looked identical to me. 



妻と娘の後ろ姿。豹柄のパンツ、歩き方、流石親子。何もかも似てると思いました🤣。



初夏に訪れて以来のお台場に家族4人で行ってきました。ビーナスフォート→デックス→ダイバーシティとモール巡り。天気の良い日曜日ということもあり、夏よりはそこそこ人手がありました。



デックスお台場のレインボーブリッジが見渡せるデッキで妻が「明日朝、お母さんらで集まってハロウィンパーティーで使うピニャータ作るんだって。あ〜まぢ面倒くせ〜」とボヤいてきました。



「ピニャータ」という言葉(スペイン語語源)を妻から聞いてビックリしました。「メキシコで子供達が誕生日なんかにスイカ割りみたいにぶっ叩いて遊ぶあのピニャータ?」と聞くと、どうやらそうらしい。メキシコとか関係なしに日本のママさん業界(?)ではすっかり認知された物(遊び)だということを知り二度ビックリ。




↑ピニャータ(piñata)とはカラフルな薄い紙を貼り合わせたハリボテ人形。誕生日やお祭りなどで木などからぶら下げて、叩き割って楽しみます。中は空洞でお菓子などが入っています。発祥はメキシコ。ヒスパニック住民が多いアメリカの地域で広まり、日本にもいつの間にかやって来たみたい。



"Juego que consiste en colgar a cierta distancia del suelo un recipiente, generalmente lleno de dulces, para romperlo a palos con los ojos vendados."



スペイン語の辞書で引くと↑の文章が出てきました。
"juego"="game"
"que"="that"
"consiste"="to be consisted of"
などと、片っ端から単語をスペイン語・英語辞書で調べていくと意味がぼんやり浮かんでくるような。



日常の話題でスペイン語が出てきて、ちょっと驚いた話でした。




羽田空港

2021-10-17 | 通訳ガイド/everyday life
↑海外ニュース配信サイトの東京在住のアメリカ人(?)記者さんのツイートのリンク。偶然目にした何故か心惹かれた文章。



"It’s been 2+ years, but finally heading back for a sojourn in the land of cold toilet seats, good Mexican food and Target. 🇺🇸"

淡々とした文章ながらも、久しぶりに一時帰国できる喜びが垣間見れるようです(彼女がアメリカ人かどうかは定かではありませんが)。"sojourn"←この前習ったばかりの単語。"a sojourn"="a short stay"



"(the land of) cold toile seats"
ちょっとcynicalで面白い表現。アメリカでは暖房便座(ウォッシュレットも)は見かけませんからね。



"(the land of) good Mexican food"
アメリカではメキシカン(メキシコ料理)=美味しい+安い!イメージ。東京でも美味しいメキシコ料理を食べさせてくれる店はありますが値段もそこそこします。手軽で美味しい所は皆無と言っていいかも。



"and Target"
ターゲットとは◎(赤い二重丸)ロゴで有名なアメリカのディスカウントストア。洋服、日用品、家電からなんでも揃います。日本でいうとイトーヨーカドーやアピタみたいな所。



「2年振りの一次帰国が遂に実現!渋谷駅前の喧騒、美味しいコンビニのサンドイッチ。何もかもが懐かすぎる!🇯🇵」
↑もし私が海外在住で久しぶりに帰国できることが決まったらこんな風に呟くかも。



今、外国に住んでいるたくさんの日本人の方がコロナにより一時帰国できない状況にあると思います。また多くの外国人の方が日本の学校で学びたくても、会社で仕事がしたくても日本に入国出来ないでいます。早く日本に来たい人が自由に入国できる日が来ますように。




先週金曜日は突然仕事が休みになりました。上の娘は幼稚園。妻は美容室。私は下の息子と二人で羽田空港へ飛行機を見に行きました。蒲田まで電車。京急蒲田まで徒歩。そこから羽田まで10分位。乗り継ぎ入れて30分ちょっと。こんなに近かったっけ?




第三ターミナル駅で降りました。展望デッキは人影まばら。飛行機はシンガポール航空の小さいのが一機。あとはANAかJALしか見られずちょっと残念でした。乗り物好きな息子は初めて近くに見る飛行機にとても喜んでいました。




昔の羽田空港の国際ターミナルは地方空港のような雰囲気がありました。ソウルへ行った時に数回使ったことがありました。そして新しく第三ターミナルとして生まれ変わった直後に夜出発のJALホノルル便を利用した時初めてここ来ました。(家から)近い上、すごくキレイで活気に溢れていたのに感動して、今後はもう成田は使えないなあと感じたものです。



・・・それがこの寂れ具合。空いていたのはコンビニ、吉野家、ラーメン屋と寿司屋、そして屋上のカフェ位でした。平日の昼間とは言え寂しい限り。ここもまた大勢の観光客で賑わう日が早く来ますように。



時間の都合で第三ターミナルしか行けませんでしたが、次に機会があれば第一と第二ターミナルにも行ってみたいと思います。




ベジタリアン

2021-10-13 | 通訳ガイド/everyday life
ちょっと前に、愛用している英単語本に"fervent"という形容詞が出てきました。Collins Dictionaryによると
"A person who has or shows strong feelings about something, and is very sincere and enthusiastic about it."
とありました。



日本語だと「アツい」感じと「(一方的な)親近感」のような感覚を足した意味合いを感じます。「熱狂的」なんかが近い表現なのかなと思いました。



そしてこのferventを使った例文として下記の文章が載っていました。



"Sam was a fervent supporter of animal rights, so he never ate meat, wore leather or fur, or went to zoos."



「サムは肉を一切食べず、革製品や毛皮を嫌い、動物園にも行かなかったほどの"a fervent supporter of animal rights"だった」
過去形なのはサムは過去の人なのか、それとも主義を変えたのか?(個人的には後者の臭いがする)




↑象牙に豹柄!サムが見たら発狂しそうなshopを麻布十番で発見。



通訳案内士の仕事をしていると宗教上の理由ではないベジタリアン(ヴィーガン含む)の方や、動物愛護活動に熱心な方と接する機会がしょっちゅう出てきます。アメリカ人やオーストラリア人なんかの若い女性に多いですかね(ちょっと偏見入っているかもしれませんが)。



動物園に行かないほどの"a supporter of animal rights"という人には出会ったことはありませんが、イルクジ(イルカやクジラ)好きな人と話していた時に「イルカショーの闇深さ」についての自説を聞かされたことがありました(半分私が捕鯨国である日本人を代表して説教された感じでした)。



また「馬命」のアメリカ人女性と出会ったことをとてもよく覚えています。基本的にアメリカ人は馬好きです。アメリカのおもちゃ屋にはたくさんの種類の馬やポニーのお人形が並んでいます。アメリカでは馬は犬や猫と同列の存在みたいです(彼らにとって日本の「馬刺し」なんてとんでもない食べ物なんでしょうね)。



そのアメリカ人の女性にとっても馬は幼い頃からとても身近な存在だったそうで現在(出会った当時)も何頭も馬を飼っていると言っていました。東京でどこか馬と触れられる所を教えて欲しいと聞かれた時、私は浅はかにも東京競馬場はどう?と答えてしまい、思いっきり
“Are you serious?😴”
みたいな顔をされました。



参考までにGoogleで
"are you serious? facial expression"
で検索すると出てくる画像その1↓



その2




その後、馬をこよなく愛する人というのは馬に鞭を入れる競馬は受け入れられないのだと、力説されました(その後反省し、明治神宮裏手、参宮橋駅近くにある「東京乗馬倶楽部」を紹介しました)。



ところで通訳案内士としてやっていく上では、ベジタリアン、ヴィーガン、動物愛護・利権活動に熱心な考えなどはグローバル的(欧米的→=世界)に見て結構主流になりつつあると理解していた方が良いと、私は考えます。欧米の社会的地位の高い人やセレブなど影響力が強い人々にそういう人達が多いというのもあります。



ちょっと逸れますが、日本のトヨタが世界初のハイブリッド量産車、プリウスを世に出したとき、ハリウッドセレブ達がこぞってプリウスに乗っていることをアピールしていたのを覚えています。「俺(ワタシ)は環境問題に関心があり、率先して取り組んでいるだぞ!」という姿勢はとても好印象を持って受け入れられたはずです。そしてプリウスの登場から25年近く経った今、ポルシェやフェラーリですらハイブリッド車を販売するという(車)社会になりました。



日本ではベジタリアンやヴィーガンが根付くことは難しいと思います。しかしある一定の層の間では(しかも若い人たちに影響力を持つ層)確実に増えていっていると思います。そしてpandemicが明けた後に日本を訪れる外国人旅行者にはなお更にそうした人が多くなっているはずです。



通訳案内士として、ベジタリアン、ヴィーガン対応はアレルギーや宗教上、地域上の理由による食事制限と同等に捉えなければいけません。そしてそうしたお客様に対応する以上、確実かつ誠実にやらないと大きな問題(クレーム)に発展することを理解することがとても重要です。



ところで世界中のヴィーガン達が今一番行ってみたいというレストランが近所の自由が丘にあるそうです。その名も「菜道」
話のネタに是非行ってみたいですね。




東京タワーから見える建物

2021-10-11 | 通訳ガイド/everyday life
懲りずに自宅~会社間、片道15kmの道のりを自転車で通っています。



今朝は気分転換に違う道を走ってみました。いつもの中原街道〜五反田〜高輪〜溜池山王から目黒通り~麻布通り~一の橋交差点を右折して国道1号線に出るルートに変更してみました。



芝公園手前、1号線を左折し、東京タワーを右目に飯倉交差点への登り道を走っていると正面に低層の奇妙な建物が見えてきました。




コレ。
宗教法人「霊友会」の社殿「釈迦殿」という建物です。



この建物、コロナ前に通訳案内士の仕事をやっていた頃、東京タワーに登る度に必ずと言っていいほど外国人のお客さんから「あの建物は何?」と聞かれた建物なんです。



いつも上から見下ろしてばかりいたのでこの目線で見ると全く違う、迫力のある建物に見えてとても新鮮に感じました。




東京タワーの高さ150mに位置する展望台より見る「釈迦殿」はこのように見えます(写真はwikiより拝借)。



東京タワーには2つの展望台があります。昔「特別展望台」今は「トップデッキ」と呼ばれている上層階の展望台は別料金がかかるので通常は150mメインデッキをご案内する場合がほとんどです。



このメインデッキ展望台は上から見ると真四角の形をしており、それぞれの窓は北東、南東、南西、北西に面しています。



エレベーターを降りてすぐ正面は北東の方角になります。この北東へ面した窓からは虎ノ門ヒルズ、JTビル、皇居の一部などを見渡せます。私は通常右回りに案内しますので続いては南東に移動することになります。



南東方面の窓からは左に銀座、正面すぐ下に増上寺、遠方にはレインボーブリッジやお台場が見渡せる説明しがいのある方角です。



その次、南西の方角に面した窓からは左側奥に横浜方面、中央に渋谷、そして晴天だと右奥に富士山が見える方角です。富士山が見える時はおおいに盛り上がります。そして皆さん写真を撮るのに夢中になりますね。



因みにこの方角の壁側には「タワー大神宮」という東京23区内で一番高所にあるという「神社」がありました(今でもあるのだろうか?)。時間に余裕があればここで神社での参拝の仕方、作法などをお教えすると大変喜ばれます。



そして最後は北西方面。六本木、遠くに新宿の街並みなどが見渡せます。六本木ヒルズの居住棟群は「日本で最も高額な家賃のマンション(apartment)の内の一つ」と説明していました。そしてすぐ眼下に見える「釈迦殿」が人々の興味を惹きつけるようで、必ず誰かしらから「あの低い特徴のある建物は何?」と聞かれるんです。



The unique low-rise, gymnasium-like building down below is the main hall of a religious organization called Reiyukai. The building itself is called Shakaden, which is an architectural complex built in 1975, containing the main hall, various conference rooms, cafeterias, and so on. Although the religious group called Reiyukai, which literally means Spiritual Friendship Association, claims themselves as one of the Buddhist sects, it is considered as "Shinko-Shukyo" meaning not an authentic Buddhist sect.



大体アドリブで喋っていましたが文章で起こすと↑のような英文になります。



自転車走行中、今まで観光地やバス車内で喋っていた文章、セリフを思い返してブツブツ声に出しています(周りに人通りが少ない時に限る)。



今までよく人前であんなに沢山のことを喋っていたなあと思ってしまうほどいろんなことを忘れてしまっています。いずれ(通訳ガイドに)復帰すること見越して思い出していかないといけないですね。





バーガーキングにて

2021-10-05 | 通訳ガイド/everyday life
😍先週土曜日に家族4人で近所のバーガーキングへお昼を食べに行きました。皆がハンバーガーやポテトを食べ終わるとデザートのアイスクリームを注文するため妻が席を立ちました。



チョコレートソースがたっぷりかかったバニラアイスクリームを手に持った妻が席に戻って来るのを見て、下の子(2才)が興奮した口調で
“What is THAT!?”😍😍😍
と大声で叫んだのでした。



今まで見たことのない美味しそうなアイスクリームをママが持ってこっちに歩いて来るのを見て咄嗟に英語が出たのは、彼のアタマの中ではこの場面では英語の方が相応しいと判断したからなのでしょうか?🤔因みにこの場合の”What is that?”は「(何アレ?)スゴ〜い!!」って感じですかね。



時々こんなようなことが起こると、日頃から積極的に英語で話しかけていることが決して無駄ではないと証明されたようで嬉しい気持ちになります。



上の子が産まれた5年前は通訳案内士の試験勉強の真っただ中。産まれた直後より英語で話しかけたり、YouTubeの英語の童謡を流して聴かせたりしていました。



下の子が産まれた後は上ほどは積極的に英語で話しかけることはしなかったように思えます。でも上と下とを比べると下の子の方が英語の覚えが良い気がします。



性格、性質などによるものも大きいと思いますが、私自身の英語が以前より上達してきているのにも関係があるように思えます。教えてる方の英語が流暢でなく、自信を持ってない感じだと、子供達の耳には生きた言葉として聞こえないしアタマに入ってこないのでしょう。




上の子(幼稚園年中)はひらがなもアルファベットも字を書くのが上手になってきました。最近は身近なwordや短いsentenceを教えています。
"I LOVE YOU."
とか
"WE ARE A FAMILY."
とか
"HOW ARE YOU?"
など。まだ小文字は書けないし、理解できていません。



*****



スペイン語を勉強し始めて早20日が経ちました。
"Span¡shD!ct"
というサイト(アプリ)の"Grammar"という項目を一からやってます。今"simple present tense(el presente del indicativo)"、現在形の動詞の活用の所を学習しています。どうやらスペイン語では現在進行形(things happening now)も近未来形(things happening in the near future)も現在形のままで良いらしい。ふむふむ🤓。意外に簡単なのかも。



スペイン語のポッドキャスト
"Spanish for Beginners Easy"
も愛聴しています。これも第一話から順に聴いています。一話ずつ理解できるまで何度も何度も繰り返し聞いています。今113話まであります。いつか追いつける日が来るのを信じて聴き続けていきたいです。



「英語学習は集中し過ぎると他の物が見えなくなるので息抜きが必要」
英語のスペシャリストっぽい人のツイートを今朝見かけました。確かにそうかもしれません。スペイン語をはじめたことでちょっとした「息抜き」になれば良いです。




日曜日に大森ふるさとの浜辺公園へ再び行ってきました。これで三回目。金曜日の大雨のせいか水が今までで一番汚かったです。でも子供達には関係なく、水に足を入れてはしゃいでいました。来年こそは「ちゃんとした」海に連れて行ってあげたいです。