何週間か前、妻が愛用している折り畳めるニトリの鏡を、娘が踏んでしまい、鏡の一部にヒビが入ってしまいました。
ヒビは下の方の一部だけで顔を映し出す分にはそう支障はなさそうだったので、グルーガンを使って茶碗の金継ぎみたく直すことを提案したら「いや、捨てる」といいます。
で「勿体ないじゃん」と言ったら
「そういう問題じゃねえんだよ!鏡はオンナの命なんだよ!」
と半分キレ気味で言い返されてしまい、一瞬アセりました。
でも、なるほどと、妙に感心してしまい、同時に相変わらず女性の気持ちに鈍い自分をちょっと恥じ入りました。
そして昨日の仕事の帰り、いつもは通らない目黒通りを走っていたら、油面交差点の近くにできた新しいニトリを見て、妻の鏡のことを思い出しました。立ち寄ってみたら偶然にも全く同じ鏡がセール中で安くなっていて超ラッキーでした。
帰宅して鏡を渡すと、妻はとても嬉しそうでした。良かったです。

霞ヶ関〜永田町にかけてアイルランドの国旗が掲げられていました。ブログにも何度か取り上げてきましたが、この辺に外国の国旗が掲げられている時は、その国の要人が訪日していることを示しています。今回だと例えば「アイルランド 外務省」で検索をかけてみると、誰がいつからいつまで何の目的で来日しているのかが分かります。
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7月19日から21日まで、ミホル・マーティン・アイルランド首相(H.E. Mr. Micheál MARTIN, T.D., Taoiseach (Prime Minister of Ireland))が訪日します。
- この機会に、岸田文雄内閣総理大臣はマーティン首相と会談を行う予定です。
- マーティン首相の訪日により、基本的価値を共有する重要なパートナーであるアイルランドとの関係の更なる強化が期待されます。
[参考]
マーティン首相は、首相としては今回が初来日。岸田総理大臣との初めての会談。
マーティン首相は、首相としては今回が初来日。岸田総理大臣との初めての会談。
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と外務省のページにありました。ちなみに英語の名前のMr.の前に"H.E."とありますが、"His Excellency"の略になります。ちょっと馴染みがないかもしれませんが、普段英語を耳に入れていると意外にいろんな場面(映画、テレビ、小説、etc.)で出てきます。
最初のHisは女性の場合はもちろんHerになり、対面で直接語りかける際には"Your Excellency, ~~"となります。機会はないかもしれませんが、こういう地位の人に間違ってもファーストネームや"You"など呼びかけてはいけませんよね。
"excellency"は首相や大臣以外にも駐在大使に対しても使える敬称です。王室や皇室の場合はexcellencyの代わりにmajestyが適当です。女王陛下は"Her Majesty"。ちょっと位の低い王族にたいしては"highness"が使われます。
同じような使い方で映画やドラマなどでよく聞く"Your Honor"があります。これは裁判官などに対して使われる敬称ですね。
それから
H.E. Mr. Micheál MARTIN, T.D., Taoiseach
名前の後の"T.D."は
Teachta Dála
の略語でアイルランド語で"a member of the lower chamber of the Parliament(下院議員かな?)"を意味するそうです。
最後の
Taoiseach
は首相を意味するアイルランド語みたいですね。
私のとってアイルランドといえば2019年のラグビーワールドカップの時に、たくさんのアイルランド人がツアーに参加してくれたので一気に身近な存在になったことです。
偶然ですがteenagerの頃、好きだったバンド、U2がアイルランド、ダブリン出身で、一体どんな国なんだろう?と興味があったことを覚えています。U2の最初の頃の歌は政治色が強いものが多かったのも印象に残っています。
当時(80年代)はIRA(Irish Republican Army・アイルランド共和軍)とか結構ニュースで取り上げられていましたよね。
アイルランドは私が死ぬ前に一度行ってみたい国の一つです。