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通訳案内士のブログ

⭕️⭕️⭕️英語を使い訪日観光客を案内する職業「全国通訳案内士」の日常と英語学習などを綴ります⭕️⭕️⭕️

超上級編終了

2021-07-11 | 英語学習


先週の金曜日の朝、本当に久しぶりに来た銀座。中央通りがやけに広々と感じました。路肩に観光バスが一台も止まってないせいなのかなあ🤔?そんな光景はコロナ前ではあり得なかったですんですけどね。




今年二月から取り掛かっていた「英英英単語・超上級編」が予定より少し遅れて昨日終えることができました。難しかったですが、上級編、超上級編の単語を覚えたおかげで英字新聞や本を読むのが楽になり、そしてより楽しくなりました。暗記した単語は忘れないように日々何度も何度もテスト形式で書き取りして記憶から抜け落ちないように努力していますが「実戦の場」で出くわすと、一気に記憶に定着します。The Japan Timesが編纂したこの本に収録されている単語は本当によく英字新聞などに登場します。売れている人気の単語学習書だというのが実感できました。



"obstreperous"
「超上級編」の最後の方の章(stage)に収録されていた単語。以前の私だったら初見では全く意味不明だったはず。でも昨年10月より散々英単語と格闘してきたおかげで、"obstacle"や"obnoxious"など"ob"で始まる単語に共通したイメージみたいなモノが頭の中に浮かんできました。一見、難解な英単語でも何となくこんな意味なのでは?と思えるものがちらほら出てきてくれたのです。これはすごい進歩だなあと思いました。

ちなみに意味は
- noisy and hard to control
という形容詞でした。synonym(s)(同義語)は
unruly
noisy
turbulent
raucous
など。初見時に浮かんだイメージと重なりました。



前にも書きましたが私は英単語を覚えるのに日本語を使用することを辞めました。辞書は英英(ネットのCollins Online Dictionaryを愛用)とsynonym辞典(Thesaurus.com)のみ使っています。最初は違和感&もどかしさを感じますが、慣れてくると覚えた英単語を英語でイメージすることが出来ます。日本語で覚えることの欠点として、意味を「限定」してしまうケースが多いように思います。2つの異なる外国語の間には(見えない)大きな「文化の違い」が介入しています。本来、完全な対訳なんてあるわけないのに、無意識のうちにそれを求めてしまう思考回路に陥ってしまうんですね。



例えば
"peruse"
という単語。
これを(ネットで)日本語で調べると「(〜を)熟読する」「(〜を)精読する」などがまず出てきます。そしてこれらの日本語で覚えてしまうと、この単語の意味を『〜を良く読む』みたいなイメージに限定してしまいます。本来の意味は
"to read or examine with care"(Collins Dictionaryより)
とあるように決して「読む」だけでは有りません。



英語ではニューヨークの「エンパイアステートビル」も東京の浅草寺の本堂も建物自体を表す英語は"building"でOKです。でも我々日本人は「ビルディング」と聞くと、もう、洋風の鉄筋とコンクリートの高層建築物としか想像できない頭になってしまいました。極端な例かもしれませんが、日本語の完全な対訳を求めるあまり、産まれたカタカナ英語の典型例だと思います。



英語は英語で。または知っている同義語で覚えておくと、意味を(狭く)限定せずに「あそび」を持たすことが出来ます。これが実に後々活きてくるんです❗️



もちろん英語の学習方法には正解などなく人それぞれ。でも私にはこれがすごく効いています。私と同じようなレベルで伸び悩んでいる人に自信を持っておすすめしたいです。




順序が逆ですが今日からお世話になる「中級編」




どのページを開いてもほぼ知っている単語ばかり。でもそれぞれの単語を一から英語で理解することにします。




crisps

2021-06-15 | 英語学習
おはようございます。
通勤時間(片道約1時間半・徒歩40分含む)はpodcast放送を聴いたり英語の本(The Lord of the Ringsは先日とうとう完読しました)を読んだりして過ごしているのは以前も書いた通りです。



お気に入りのLuke's English Podcastに並んで"voicy"のKazさんの放送も欠かさず聴いています。対談形式の短い放送です。英語の上手な日本人同士、日本に精通した英語nativeとの会話がとても面白いのでおすすめです。完全に英語のみの放送ではなく、後半少しだけ日本語でのやり取りが入ります。



6月11日放送のオーストラリア在住のKentiさん(愛知出身の日本人男性。素晴らしいオーストラリア訛りの英語を操る)との対談で、Kazさんが日本人にとって最も発音しずらい英単語は何か?と尋ね、Kentiさんは"crisps"を挙げてました。




crispsはアメリカでいうchips(ポテチ)のイギリス版。chips同様、通常sを付けて複数形で使われます(因みにイギリスでのchipsはfrench fries、日本で言うフライドポテトのことを指すらしい)。何が難しいかというと何とこの単語「s」込みで1 syllable、つまり1音節なんです(カタカナで表すと「クリスプス」。日本語にすると5音節❗️)。母音は1つ。あとは子音の塊。こんなのを一気に1音節で言ってしまわないといけないとは。



一見簡単そうですが、実際正しく発音しようとすると結構大変です。最後のsの前の"p"を「プ(pu)」って言ってしまいがちになります。pとsを繋げて一気に発声しないと全体が1音節内に収まりませんからね。




先週日曜日に行った東京ディズニーランド(の入口)。人気(ひとけ)がなかった。チケットは「ランド」の方が全然取れません。



単語暗記学習の続き

2021-05-15 | 英語学習
"Night Airplane White Noise Ambience | Flight Attendant | Call Ding | Reading, Studying, Sleeping"
いわゆる"white noise"系の音を流しながら勉強すると落ち着いた気分に浸ることができます(気がするだけかもしれません)。この動画は時々機内アナウンスや呼び出し音が鳴るリアルなヤツで毎朝の英語学習のBGMとして使用しています



去年の10月より始めた単語暗記学習。飽きっぽく、私のとても弱い意思に反してまだ続いています。「英英英単語上級編」は今年1月末で終了し、今「超上級編」の「第7章」を終えようとしています。こちらは多分、6月末に終了予定です。



超上級編が終われば覚えた(暗記した)英単語は上級編含めて2000。チリも積もれば山となるとは言ったもので結構な数になりました。でもせっかく覚えた大切な単語を忘れないようにするのが何よりも大事であり、これがまた大変な作業です。



特に忘れっぽい私の場合、暗記した単語が記憶から抜け落ちないように、毎日無作為に上級編、超上級編より大体4章分(各章の登録単語は100個)をスマホのapp、"Flash Card Deluxe"を使ってテスト形式でノートに書き出していることは以前書いた通りです。1章分のテストをやるのに15分〜25分位かかります。これを毎朝やっています。



毎朝5時半に起きています。まず新しい単語をappに登録&暗記作業。そして1章ごとのテストを3本〜5本。途中、トイレ行ったり、シャワー浴びたり、ご飯食べたり、子供が起きてきて着替えさせたり、相手したりして、中断を挟みながらAM8:00までやってます(それから出勤)。以前は夜もやってましたが酒が入ると間違いが多くなるし、ダラけるので辞めました(酒を辞めれば良いだけなのですが)。



毎朝やるテストはどんな章でも1問は必ず間違えますね。スペルミスが多いです。同義語が章や本を跨いで結構出てきますので、そういった場合、解答的には「あり」でも厳しく間違いにしています。集中できてないと5問くらい間違える時もあります。1問も間違えない時も稀にあります。そういう時は嬉しいですね💪。





これが「テスト」の問題。単語の意味を見て(同時にAI音声で読ませたものを聴いて)「答え」の単語をノートに正しく綴ります




上の「問題」だけではどうしても分からない場合は画面をtapします。すると「同義語(synonym)」が出てくるようになっています。




そして次にtapすると「答え」が出てくるので、ここで答え合わせ。音節ごとに区切ったものもココに入れてあります。




そして最後の階層には「例文」。時間に余裕があれば読み上げ音声に合わせshadowingしています。これが発声練習の良い勉強になるんですヨ。




このノート一枚に3章分、丁度300語書くことができます。毎日のことなのでペンの消費が半端ないです。大体1ヶ月半でボールペン(の芯)三本消費しています。



この一連の作業を昨年の10月よりほぼ一日も欠かさず続けています。まだ一年も経っていませんが、手応えは感じています。これをあと5年位毎日続けていけばイイ感じになるかもしれません。




「超上級編」の次は基礎に戻って「中級」をやることにしました。本はメルカリで安く入手できました(このシリーズは結構お高いので)。少し目を通したら、さすがに知っている単語が多かったです。でも私の場合、足元がかなり不安定なので(=英語の基礎を無視して勉強してきた)基本的な単語をおさらいがてらやることしました。



単語以外の日々の英語学習として
●英文記事を最低2つ位は読む
●英語発声練習(英語喉)
●英語podcastを通勤時1.5時間位聴く
の3点も毎日やっています。あとnative speakerとのoutputも。



こちらも前にも書いたと思いますが、生意気にも英語を勉強するのに日本語は不要だと思うようになりました。「〇〇(日本語)は英語で何ていう?」という発想自体が我々日本人にとっての英語習得の妨げになっているとすら思えてきました。



現在、スマホの辞書も英和は消去して英英のみで運用しています。「同義語辞典(thesaurus)」もイイですね。とても役立っています。podcastも日本語が入ったものは半年位前から聴くのを辞めました(Junさんのも含む)。そしてコレがとても効いている気がします。私と同レベルで伸び悩んでいる英語学習者の方のご参考になれば。



機内アナウンス再現

2021-04-29 | 英語学習
ツイッターの英語学習者の間でよく見かける「英語をそれっぽく喋る」シリーズより、国際線の機長の機内アナウンスを真似て喋っている人がいて、自分でもやってみました。



お借りしたスクリプトは離陸前のアナウンスです。実際にシンガポール航空で話されているものを取り入れているそうです(便名も実在のものだとか)。機内無線放送の臨場感を出すため、iPhoneで一旦録音した音声を再生し、それをpc(Mac)で再度録り直しました。そうすることでイイ感じのノイズが入り、機内放送っぽい(ここ10年近く飛行機に乗ってないので現在はもっと良い音質のアナウンスなのかもしれません)雰囲気が出ました。



※再生する端末によってはキンキンと高音のノイズが多く聞こえてしまうかもしれないです。



少しずつ英語の発音に自信がついてきたというか、面白く感じてくると、こういったことにどんどんチャレンジしたいと思えてきます。自分の英語を録って、聴くという行為はとても勉強になるらしいです。まさに一石二鳥ですね。ツイッターやYouTubeなどで果敢にチャレンジしている人が多く、とても参考になり、励みになります。



音声を聴きながらスクリプトを辿っていき、文章の単語一語、一語がきちんと聞き取れるか?前回の”Bento box”よりも長い文章なので所々でボロや微妙な所がっ💦



"Singapore Airlines"の最後の”s”を言えてなかったり(これは致命的なミス。航空会社を意味するairlines、airwaysは必ず複数形なんですよね。分かっていても間違える日本人の悲しい性ですね)、"cigarettes"や"secondly"の発音がカタカタ英語ぽかったり、etc。でも何度も録り直した中で全体的に一番良かったものがコレでした。お耳汚し失礼します。




ちなみに私の場合、英語の発音は朝一が一番調子が良いです。一日仕事なり、外へ出て散々日本語を喋った後だと、朝出せた(英語の)声が全然出ないんですよね。どうしてもカタカナ英語発音っぽくなってしまいます。「英語喉」でいう、「喉周辺の筋肉」が緊張した状態になっているんでしょうかね。



以下は音声のtranscriptです。




Good morning, ladies and gentlemen.

This is your captain, Kamekichi speaking, and joining me on the flight deck this morning is my co-pilot, First Officer, Smith.   On behalf of Singapore Airline(s), our entire 22 cabin crew, welcome you onboard. 

This aircraft is Airbus A380-800 Superjumbo, flight 638 due to Tokyo, Narita International Airport, Japan. 

Our expected flight time would be six hours and thirty minutes and scheduled to be cruising initially to the altitude of 39,000 feet, then climbing to the altitude of 41,000 feet shortly after.

We are expecting strong tailwind aloft, and we are confident to have you disembark the aircraft at the terminal ahead of the schedule.

A couple of points of safety-related information for our flight this morning.  First of all, I will ask you please not to be tempted to smoke anywhere onboard the aircraft that includes any electronic cigarettes you may have with you.

And secondly for your safety, please ensure to have your seatbelt fasten all the times unless the seatbelt sign has been switched off.

When we are about forty minutes prior to our landing, I will update you with the latest weather conditions and our arrival time to Tokyo.

Would you make yourself(selves) comfortable?  It is (a) very great pleasure having you onboard and I wish you (have a ) safe, comfortable, and enjoyable journey.

Cabin crew, please prepare the aircraft for take-off.

※( )は文法的に正しいと思われる表記



今日からGW休みです。どこにも行きませんが気分だけでも"Have a wonderful flight👨‍✈️!"





飛行機に関連する写真を探しましたが全然見つかりませんでした😅。代わりに4年前の今頃初めて訪れたギンザシックスの写真を。4年前の4月20日にオープンして話題を呼んでいたのが懐かしいです。


美味しいビール

2021-04-06 | 英語学習


An amazing cherry tree that I found in Fuefuki City, Yamanashi Prefecture. 



先週金曜日、静岡県の富士宮と山梨県笛吹市にそれぞれ用事があり、行ってきました。写真は有名な某お菓子工場の敷地内で見つけた見事な桜の木。甲府盆地は桃の花がピークを迎えており、高台から見下ろすと、すり鉢状の斜面の至る所が濃いピンク色に染まっていました。すごい光景でした。




富士宮市のビール醸造所「バイエルンマイスター」。富士山の「水」に惹きつけられたラガーさんというドイツ人男性が経営するBreweryです。ここのビールはクラフトビール、ドイツビール好きな方の間ではとても有名なのだそうです。「日本で作られるビールの中で一番美味しい」との声もネットで聞きました。




私も三種類のビールを一本づつ買わせていただきました。こちらの「エーデルワイス」というビールはさっぱりとした喉越し、香り高い果物が添加されているような深い味。これを水と麦とホップだけで出しているから驚きです。


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最近の英語学習素材



在日米軍関係者向けの新聞です。週刊なので続けて読んでいくには丁度良いです。しかも無料。記事も日本のことが多く書かれており親しみやすいです。日本ではあまり馴染みのない「軍隊」の存在、それを取り巻く文化、そしてそれがここ日本国内に存在していることに新鮮さと驚きを感じます。



最近一番に聴いているポッドキャスト。中級者以上向けですかね。毎回、ユーモアに溢れつつも洗練された内容。Lukeさんのイギリス英語が耳に心地良いです。一つの回が一時間以上と長いので通勤時など歩く時に丁度良く、重宝しています。