スペイン語学習について最近投稿してませんが何気に毎日継続中です。
以前書いた「職場の敷地内で良くみかけるスペイン人らしき人に話しかける」というtaskはまだできてません。が、ちょっと前に全く別のスペイン語ネイティブの女性と知り合うことができました。
知り合ったといっても、1週間に一度数分程度の立ち話ができる程度の間柄。ちょっとした疑問点などを尋ねたり、簡単なスペイン語の挨拶を交わしたりして、コレが結構なmotivationになっているのです。そのうちにもっと仲良くなれたらと目論んでいます。
若い頃「聖なる予言」という、ちょっと怪しいニューサイエンス系の本を読んだ時に覚えた「偶然の一致」という言葉を思い出しました。偶然のようにみえて実は必然、運命だった、みたいな。
子供の頃から英語、そしてアメリカの文化に憧れて、長い長い回り道をしながらも英語の通訳案内士になることができた。コロナで仕事がなくなった代わりに膨大な時間ができて英語を勉強し直すことができた。そして去年の後半からスペイン語に取り組む余裕もできた。
英語と同時に毎日欠かさずスペイン語を勉強し、スペインや中南米の文化と人々に興味を持ちはじめ、スペイン語学習が段々と楽しくなってきたら突然降ってきたかのようスペイン語を喋る人と知り合うことができた。
どれもこれも「偶然の一致」なのかな?面白いものです。
ところで日々のスペイン語学習は以前にも書いた通り、SpanishDictという学習サイトを中心にやっています。学習といっても大げさなものでは全然ないです。せいぜい一日30分~1時間位。英語がまだまだなのでそこまで時間がかけられないのが辛いところです。
SpanishDictの"Interactive Grammar Lessons"の学習コーナーがとても俊逸なんです。最初の頃は静止画+音声だけなのですが先に進んでいくと、それが動画になり、いろんな登場人物が出てきます。いろんな場面でいろんな会話が繰り広げられ、会話の一部の箇所の穴埋めだったり、動詞の活用だったり、聴き取りだったり、いろんなパターンの問題が出てきます。
現在"Intermediate"のレベルを学習中。"Direct and Indirect Object Pronouns(動詞の前なんかにつくteとかseとかloとかleなど)"の学習動画の内容が素晴らしかったです。

メキシコシティ1のマッチングメーカーという異名を持つ「マリア・デ・ロサンジェルス(名前も俊逸!)」という女性は自ら有名な恋愛相談所を経営するカリスマ恋愛カウンセラーです。ところが自身の結婚生活はボロボロで、離婚協議中(?)の夫に生活と精神をかき乱されて苦しんでいるのです。この場面は仕事場に突然元夫(離婚協議進行中?)の「ミゲル」が現れ、怒りをあらわにするマリア・デ・ロサンジェルス。

元夫の存在を忘れるため、精神を落ち着かせるため、そして自身の新たな恋愛を求めるため、マリア・デ・ロサンジェルスは「セニョール・トナティウ」というこれまたメキシコシティで知らない者はいないというスピリチュアル系カウンセラーに相談に行くのです。
因みに問題文の
"Quiero olvidar( ) cuanto antes y encontar el amor de nuevo."
は英語だと
"I want to forget him(元夫のこと) as soon as possible and find love again."
quieroは"I want"
olvidarは"to forget"
quieroの後は不定詞なのでdirect objectの"lo(元夫=him)"はolvidarの後に間隔をあけずに付け"olvidarlo"となります。
"cuanto antes"はA.S.A.P.の意味。
"el amor"はずばり「愛」
"de nuevo"は「新しい」⇨=again
(こう分解してみるとスペイン語ってとても簡単だと思いませんか?)
このような泥臭い人生劇場がいろんな場面でいくつも繰り広げられ、今後どうなっていくのか、様々な登場人物がいつか繋がっていくのか、ドラマを観ているようでとても楽しみでもあるのです。
こんな感じで日々楽しくスペイン語学習を継続しております。