
先日、河口湖にある日本酒の醸造所が通訳案内士限定で講習を開いて下さり、私も参加してきました。
ここは場所柄、外国人旅行者にとても人気が高い造り酒屋さんとして知られています。東京からも近い上、富士山観光のついでに立ち寄れる所だからです。
2020年からはウイスキー造りも始めたということで従来の日本酒ファンだけでなく「ジャパニーズウイスキー」愛好家にもアピールできる場にもなりました。
富士山に近いだけあって酒やウイスキー造りに欠かせない水は富士山伏流水が使用されています。そしてウイスキー造りで使用される酵母は全て日本酒酵母なんだそう。
独自の味を出すためだけでなく、本来の日本酒造りの際に他の酵母菌に汚染されないように同一酵母が使用されているという合理的な理由もあるとのことです。
お酒を絶って一年弱。残念ながら試飲はしませんでしたが、代わりに頂いた甘酒は美味しく頂きました。
当日は午前の部と午後の部に分かれて開催されました。私が参加したのは10時スタートの午前の部。
多分、25名位の通訳案内士の方が参加されていました。ほとんどが知らない方ばかりでしたが、東京や箱根の「現場」で見かけたことがあるガイドさんが数名いました。
普通に外国人旅行者が来日できるようになったら、ここの造り酒屋さんを組み込んだツアーを是非やってみたいと思いました。

お酒を飲むのをやめてから一滴も飲んでないというと嘘になります。この前冷蔵庫を開けて迷わず取り出したシルバーの350ミリ缶。グビっと飲んだら口中に広がった「草」のような味と違和感。なんと義母が私のノンアルビールの横に並べて「本物」のビールを入れていたのでした。
実に紛らわしい…